個人事業主(フリーランス)として開業するには?freee開業を利用した手法を解説!
個人事業主としての開業は、初めての一歩を踏み出すにあたり、多くの人が不安や疑問を抱える場面です。
しかし、近年では「freee開業」というオンラインサービスを利用することで、煩雑な手続きを効率よく行い、スムーズに事業をスタートすることができます。
この記事では、freee開業を利用した具体的な手法や必要書類について詳しく
説明します。
1. 個人事業主として開業するメリット
まず、個人事業主として開業することのメリットを理解しておきましょう。個人事業主は、法人設立に比べて初期費用が少なく、手続きも簡便です。
また、事業規模に応じて簡単にスタートでき、利益が発生した際には、税制上の控除や青色申告の特典を受けることも可能です。
さらに、事業運営に必要な経費を計上でき、所得税や住民税の節税効果も期待できます。
2. freee開業とは?
freee開業は、freee株式会社が提供する個人事業主向けの開業サポートツールです。
主に、税務署へ提出する「開業届」や「青色申告承認申請書」の作成をサポートしてくれるほか、開業手続き全体を分かりやすく案内してくれます。
特に、開業手続きが初めての人や、書類の作成に慣れていない人にとって、大きな助けとなります。
しかも開業まですべて無料で行うことが可能です。
3. freee開業の具体的な手法
ステップ1:アカウント作成
まず、freee開業の公式ウェブサイトにアクセスし、アカウントを作成します。
メールアドレスやGoogleアカウントで簡単に登録できるため、数分で完了します。登録後、開業手続きを進めるためのダッシュボードにアクセスできます。
ステップ2:基本情報の入力
次に、事業内容や事業開始予定日、住所などの基本情報を入力します。
特に、事業内容に関しては具体的に記載することが重要です。
この情報は、税務署への「開業届」や「青色申告承認申請書」にも反映されるため、後で修正が必要にならないように正確に入力しましょう。
※事業内容によっては「個人事業税」がかかることもあるため、事前に業務内容をしっかり棚卸し、開業する都道府県のHPを確認しておくことをおすすめします!
ステップ3:「開業届」と「青色申告承認申請書」の作成
入力が完了すると、freee開業が自動で「開業届」と「青色申告承認申請書」を生成してくれます。この2つの書類は、個人事業主として開業する際に必須の書類です。
開業届:正式には「個人事業の開業・廃業等届出書」と呼ばれるもので、事業を開始したことを税務署に報告するための書類です。
青色申告承認申請書:青色申告を選択することで、一定の条件を満たせば、65万円の控除を受けることができるなどのメリットがあります。
freee開業では、これらの書類を簡単に作成でき、必要に応じてPDF形式でダウンロードすることも可能です。
ステップ4:提出方法の選択
書類が作成されたら、税務署への提出方法を選びます。
freee開業では、書類の郵送、もしくは電子申請の2つの方法を選ぶことができます。
郵送の場合は、印刷して郵送先を確認し、書類を送るだけです。
電子申請の場合は、マイナンバーカードを用いてオンラインで手続きを完了させることができます。
ご自身のスマートフォンからアプリを使ってマイナンバーカードを読み込むことで電子申請できるため追加で機器等の購入が必要なく非常に便利です!
ステップ5:開業後のサポート
開業が完了した後も、freeeの会計ソフトを活用することで、日々の経理業務を効率化できます。
会計ソフトは銀行口座やクレジットカードと連携させることで、取引情報を自動で取り込み、帳簿を作成する機能も備えています。
これにより、青色申告や決算書の作成もスムーズに行えるようになります。
価格も一番安いもので年額12,000円程度のためハードルも低く行うことができます。
正直一番安いもので事足ります。売り上げが年間1,000万を超える場合は3年目からスタンダードプラン以上が必要となりますが、それでも年額24,000円程度です。
4. 開業に必要な書類
freee開業を利用する場合、基本的にはオンラインでの作業が中心ですが、開業にあたって必要な書類も確認しておきましょう。以下の書類が代表的です。
個人事業の開業・廃業等届出書(開業届):前述の通り、事業開始後1ヶ月以内に税務署に提出します。
青色申告承認申請書:青色申告を希望する場合、開業日から2ヶ月以内に提出が必要です。
事業用の銀行口座の開設書類:必須ではありませんが個人と事業を分けるために、事業用の銀行口座を開設することが推奨されます。銀行によっては「使い分け口座」といった名義で口座を一つ増やすこともできる場合があるため、簡単に作成することも可能です。
その他、自治体によっては、地方税に関する届出が必要な場合もありますので、事前に確認しておくと安心です。
5. 必要書類の注意点
書類の提出に際しては、必要な項目を正確に記入することが求められます。特に「開業届」には、事業の屋号や事業開始日など、間違えると修正が難しい項目もあるため、慎重に入力しましょう。
freee開業では、これらの項目も分かりやすく案内されているため、迷うことなく手続きを進められます。
6. まとめ
個人事業主としての開業は、正しい手続きを踏めばスムーズに進めることが可能です。
freee開業を利用すれば、初心者でも手軽に書類を作成し、開業手続きを進めることができます。
特に、「開業届」と「青色申告承認申請書」の作成や提出は、時間と手間を節約できる大きな利点です。
また、開業後の経理業務を効率化するためにも、freeeの会計ソフトを活用することで、安定した事業運営が期待できます。
開業を検討している方は、ぜひfreee開業を活用して、安心して事業をスタートさせてください。
※弊社はfreeeとの提携等はしておりませんが、自社で利用していることもあり、かなり便利だと考えておりますので法人成りする際にもおすすめです!
一応下記にfreee会計の割引コードを載せておきますので、ご興味ある方はご利用ください。
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個人事業主プラン:2,000円分の割引
法人プラン:5,000円分の割引