ビジネスとマネタイズ
ビジネス設計
リピート設計
さて、今回は”とらよし”が最も悩んだテーマについてお話します。
この世界に入ってから沢山の方々の無料PDFを”とらよし”の
ページで紹介してきました。
ボクはPDFを作った事がありませんのでその先のストーリーを
よく知らないのですが数名の先生方のメルマガを今でも
拝読させて頂いてます。
多分、大まかな流れとしては
「自分の得意分野を研究して商品を創る」
「その一部だけを抽出して無料PDFにする」
「交流の多い方(メルマガ持ち)へ発信を依頼」
「沢山の起業家さんに紹介してもらう」
「一般の方からの応募に対し高額商品を紹介する」
といったものだと予想しています。
#間違ってたら誰か教えて下さい
このやり方は一見効率的に高収入を得られるシステムに見えますが
ここで個人的に気になるのは『リピート率』で
”同じ商品を同じ方が、何度か買う”事を想定して
創られていますか?といったところです。
高額サービスとの相性
今回、顧客の購買欲求の話は置いておきますが問題は
「誰からお金を貰うのか」つまり『ターゲット』です。
ファンの心を掴むと、高単価商品であるにも関わらず
「リピート購入」され、永続的に高単価の商品が売れ続ける
という構図には違いありません。
ただ、「情報サービス」の場合はどうでしょう。
誰かの問題を解決する為に、自身の専門分野を必死に研究して
「高額商品」を創ったとして。これが何回か買われる事を
想定したターゲット設定になっていますか?
この場合のターゲットは「富裕層」です。一回数十万円の
「商品」を何度も買えるのは一般庶民では考えられません。
むしろ「高額商品なんだから一回で解決しなさいよ」
が民意ではないでしょうか。
メルマガの送付先
さて、冒頭に挙げた”メルマガ”は、一体誰に届いているか
が問題で、ターゲットを「一般の方」に設定して創られた
「商品」「サービス」はちゃんと一般の方々に届けられるでしょう。
しかし、一般人の悩みを解決しようとすると一発解決
しなければならず、そして一回で解決してしまうと
次の新規顧客を探すといった自転車操業が始まる展開が待ち受けています。
ここに「リピート購入の概念」がない限り永遠に新規顧客を
探す旅に出る事になります。そして”新規顧客”はファンでは
ありませんので、どこかで「富裕層のファン」を獲得
しなければそのビジネス設計は成り立たない事になりますよね。
更に、せっかく良い「商品」を創ったのに新規顧客が獲れない
おかげで、今度は「新規顧客の作り方」の講座を受ける羽目になる
事も珍しくないように思います。
自身の投資先
しかし、この自転車操業を上手くやりくりして「自動車」に
乗り換えられる方も一部ではいらっしゃると思いますので
この道を突き進む事を否定しているわけではありません。
先ほど例に挙げたように「ビジネスコンサル」の次は
「マインドブロックコンサル」。その後は「集客コンサル」に
「自己啓発コンサル」と自分の足りないモノに対してどんどん
自己投資していけばどんどん自身のレベルは上がる事には
なると思います。
しかし家庭を持ったボクが、子供の面倒をみながらこんな
生活を延々と続ける事は考えられません。この猪突猛進の
ように進むやり方は、一見効率的でスマートな印象を
受けますが、要は「お金」も「時間」も全て目の前にある
課題につぎ込めばいつかは課題がなくなるでしょ!
っといった少々乱暴なやり方に見えます。
このやり方が適用できるのは「破産が怖くない若者」か
「かなり上流階級にお住まいの方」かのどちらかです。
#皮肉にもその上流階級の方がターゲット
「個人起業家は逆算から物事を考える」
これはどこでも言われている事ですが本当に乗りたい乗り物は
自転車でも自動車でもなく「飛行機」です。少数回の自己投資で
より遠くまで飛び級する事を”とらよし”は目指し続けます。
そもそもボクは高額料金を払ってこの世界に飛び込みましたが
残念な事にわずか4か月でこの「リターン設計のなさ」が
当時のコミュニティに垣間見えましたので、そこからは
「商品」を作る活動には参加せずに「コンテンツ」の密度を
上げる事に全ウェイトを置きました。
ボクが「商品は売らない」、「企画書は作らない」とどこかの記事で
言った理由がここにありますがそれでもどこかでマネタイズは必要に
なります。
#コミュニティ内では幽霊として在籍だけしてました
#8か月のコンサル期間だったから半分ですね
では”とらよし”が考えるマネタイズとは何なのか。
基本的な考え方は、富裕層を含め「お金が集まる場所ってどこだ」
といったところにあるのですが・・・。
それはまた次回。