お金と時間を管理する
予算と投資
本編に入る前にお知らせです。
ここに書かれるブログ記事はボクのサロンで1年前に書かれた
内容をリニューアルして転載していますので、若干扱う情報が
古い時がありますがご容赦下さい。
リアルタイム配信は現在でもFacebookのグループ配信にて
行っておりますので気になった方は「とらよし」又は
「逆算戦略アカデミー」で検索してみて下さい。
最近お金の話が増えてきましたね。おはようございます。
今回はタイトル通り、リソースとしての「お金」を
掘り下げてみたいと思います。
少し複雑で、細い穴に糸を通すようなお話になりますが全員が
「かなり役に立つ」話ですよ。
#高額商品を持つべき理由の一環です
ボトルネック
当たり前ですが、モノを造ろうと思うとお金が要ります。これは
世界共通の認識で間違っていないと思います。増してや
それが「オーダーメイド」や「一品物」であればあるほど
「時間」も「手間」もかかりますので、世の中の常識としては
そういった一品物は「高級」であり「高価」の象徴です。
にも関わらず、駆け出し個人起業家は一生懸命お客様の為に
手間暇かけて創り込んだ商品やサービスを、さも大量生産品と
同じ価格で安売りしてしまう。この心理には
前回もチラッと出ましたが
「仕事に対する対価を急いでしまう」
事に起因しているんじゃないかとボクは個人的に考えている次第です。
#多分対価の受け取りがナウで構成されている
ただこのやり方は、簡単に負のループを生み出します。
かなり丁寧に創り込み、時間も手間もかけた挙句に
「安売り」しなければならないので、世の中で最も簡単に
「規模の影響力」に侵されると思います。
#生活が全てそれによって満たされてしまう
当然のことながら、かけた手間と時間は「価格」に反映されるべきで
ボクらが考えなきゃいけないのは
『なぜ設定金額を100万円にすると売れなくなるのか』
だと思います。これは単純にその商品やサービスに100万円の
価値がないからで、高額商品を扱う為には「手間」も「時間」も
より多くの投資をかけ、まずは中身を最高級のクオリティに
仕上げる必要があります。
クオリティを上げる理由
ならば
「無理矢理にでもクオリティを上げてやれば売れるようになるのか?」
っといったところが疑問として出てくると思いますが、これは
ハッキリ言ってすぐには売れません。
#何年か置いておけば誰かは買うかもしれませんが
#それでも確かな品質は必要不可欠
そんな半分博打のような売り方になってしまう事が簡単に予測できて
しまうが故に、多分誰もやってないのだと思うのですが
例えばこれが『既に売り先が決まっている』状態ならどうでしょう?
既にもう何人かが「100万円で買う」事が決まっていて
後は造るだけ!といった状態の場合。これなら話は一変しますよね。
こういった状態が作れれば、貴重な生活費を削ってまで作品や
商品やサービスに「投資」する必要もなくなりますし何より
「もう売れている」という状態が非常に精神状態を楽にします。
#ワクワクを通り越してルンルンになれる
実は、これを現実にしてくれるのが「企画書」であり「クラファン」です。
どちらも制作プロセスは同じですが違いは提出先です。
「投資家(お金持ち)」にOKを貰うのが企画書であり
「一般人(ファン)」にOKを貰うのがクラファンです。
#とらよしがクラファンを異様に応援する理由はここにあります
予算という概念
さて、この問題の本質は「値段を付けるタイミング」にあります。
モノを作ってから「いくらにしよう?」っと考えると
得てして安売りしがちです。
#だってモノはもうあるから早く売れてほしい
これを「価格から先に決める」方向に変更すると必然的にクオリティが
上がるのでお勧めです。
#これはコンサルでもサービス料でも同じ
#先に料金を決めてからそれに見合った品質を創る
「予算」を扱う場合も同じで、ここでは例として100万円の商品を作る!っと決めたので、後はその金額に負けないストーリーと品質を確保する事ができれば「企画書」もしくは「クラファン」の準備が整います。
そしてそれが通れば、先に「お金」というリソースを手に入れる事が
できますので、それを「予算」として扱う事ができるようになります。
この考え方は一般の売買とは少し形式が異なり
「成果物とお金の交換」がリアルタイムでない点にあります。
こうなると、今度はその「予算」を「何にいくら」投資できるのか
という「売買とは全く異なる」話になりますので、その後の考え方と
しましては「品質を下げずにどれだけ節約できるか」に変わります。
#利益は最大限に取りたいよね
これが一般的なショップとの決定的な違いであり
高額商品を扱う理由の1つになります。
#高額商品というよりプロジェクトや事業の領域ですね
#こういうお金の扱いが可能になればもう立派な企業
その為の時間の土台
とはいえ、その手法を確立するまでにはやはり結構な「時間」を
使う事になると思います。クラファンには「ファン」が要りますし
お金持ちと接点を持つ為にはコネクションを構築する必要があるからです。ただどこでどんなチャンスが転がっていようと、それを「掴み取る」
だけの準備は常日頃から必要で、その為には「お金の為に仕事をする」
のではなく「なりたい自分になる為の仕事」としての誇りを持つ事と
「何をどうすれば人の心が動くのか」を勉強し続ける事が大切です。
また、新規で事業を興す際には、どこかで一旦「無報酬」の期間が
存在する事も知っておかねばなりませんし、それが通らなければ
また新たな企画として再構築する「時間」も要ります。
それを踏まえた上で、アナタの時間をどう使うのかが
ネックになってくるというお話でした。
今回はここまで。