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過去の延長から現在を切り離す

未来を構築する為に


今回はタイトル通りのテーマで掘り下げてみます。
オンラインビジネスを目指されてる方にとっては
「過去の延長から現在を切り離す」
というのはお馴染みの言葉ですが、今回は前回既出の
ジムオーナー(自営業)のような個人で実店舗(いわゆる箱)
を構えた方が、どこをどう切り離せば事業を拡大する
事ができるかに焦点を当ててみましょう。


飛び級の考え方


『ビジネスはいかに飛び級するか』
が肝になってくるとボクは考えていまして、実店舗を構えた
その売り上げで生活を回し始めてしまうと"時間"も"お金"も
そのサイズで100%になるように生活サイクルを回してしまう
法則は説明しましたが、一度これを始めてしまうと変更する
のは簡単ではありません。
#生活が立ち行かなくなっちゃう

ここで考えなければならないのは「過去のどこを断ち切るか」です。
過去からの延長で、自身の成長や事業の拡大を妨げているモノは何か。

それらを徹底的に探し出すしか方法はないのですが
その一例として『苦労の量を報酬に転換させる』
という考え方があります。

これは、多くの方が大人になって仕事を始めた時に経験した
従業員の立場・思考をそのまま自身の仕事にも転用してしまう
という心理です。

製造手順や施術手順など、物やサービスからの目線で仕事を見た
場合、当然そこに発生する「労力は報酬となるべき」という
従業員の考え方のまま開業してしまうと価値の有無に関係なく
「働いた分の報酬は貰うべき」という考えが
どうしても拭いきれません。


個人で興す起業

一方で、個人が行う事業サービスは"その個人"にしか提供できない
モノであるべきで、そこに「どれだけ働いたから、いくら」といった
”対価の量”の概念はありません。
実際それに従ってしまうと、会社員と同じように
「報酬の上限」も誰かに決められてしまっている事になりますよね。

ボクらは「稼ぎの上限を決めない」代わりに
「最低賃金も決まっていない」世界に飛び込んだのだと
自覚すべきで
「これだけ苦労したのだからお金が発生しないのはおかしい」
という過去の記憶から逸脱する必要があるという事です。

個人起業家が考えなければならないのは
「どうやって価値を換金するか」といったマネタイズ方法で
それ以前に「価値をどう生み出すか」を前提にする事が
過去の延長から現在を切り離すファーストステップになると思います。
今でも「誰かの言う事を聞いている」人。
「この市場なら安定している」という理由で起業を始めた人は
アナタにしか決められない「新たな価値」の創出に精を出すべきで
未来への扉を閉めているのは「自身」なのか「誰か」なのかを
明確にしなければなりません。

即ち、アナタの冷蔵庫を満杯にしてバッファ(余裕時間)を奪って
いるのが果たして誰なのか。過去を断ち切る際の判断材料に
してみてはいかがでしょうか。

今回はこの辺で。

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