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[モダン]御霊クラガンの迷走録2~GGBD編~

ご挨拶

どうも、トリニキです。少しだけ勝てました。
前回の迷走録から1か月が経つ中、【御霊クラガン】の迷走は(ほぼ前半に)想像以上に進みました。
今回はそんな迷走の記録その2です。

その1は以下。


大会と迷走の記録 その2

ということで、前回の続き=11/10以降のお話。

別称の登場、ガンギマリバトルドーム

最初が一番圧がある。
きっかけというかすべての始まりはこのポスト。

これを見た知り合いから名前をこれにしろと言われてノリノリで致し方なくデッキ名称を変更。
GGBDはGan-Gimari-Battle-Domeだかららしいです。

イクサラン到来、前人未到の4cへ

noteを更新した翌日に出たプレミアム予選。
まさかの6-1でSEに残る好成績でした。
結果は1没で店舗予選の権利すら得られなかったのですが、【御霊クラガン】の可能性をしっかりと残すことが出来ました。

プレミアム予選の前日から新イクサランのプレリリース期間となり、ルール上モダンでも新イクサランのカードが使えるようになりました。
しかし入手方法は「プレリキットから入手する」か「プレリキットから出たカードで店舗に買取されたものを入手する」しかなく、実質的に持っていたら良い方、な環境でした。
なので後述する<ティシャーナの潮縛り>みたいなカードはほぼいませんでした。
そんな中、自分はプレリキットを開けて<暴走暴君、ガルタ>を1枚入手できたのでお試しで採用、ついでに指輪物語の高いパックから出てきた<オルサンクのパランディール>を使いたかったので採用しました。

かっこいい

前置きが長くなりましたが、今回の一番のポイントは青黒赤t緑の4色になったことです。我ながらやばい。
t緑はメインの<ヤーグルとムルタニ>素キャスト用、及びサイドの<機能不全ダニ>のみ。
<神聖の力線>や<力線の束縛>が3色だとやはり対処に厳しいと感じたため、ダニを採用したくこの形になりました。

4色な分、マナベースにはそれなりに負荷がかかります。
色カウントは青11黒15赤14緑8としっかりとしている一方で、青いショックランドは<湿った墓>のみだったり、<草むした墓>にアクセスできない<沸騰する小湖>を採用する必要が出てしまいました。
主な要因は色だけでなく、キャノピーランドである<焦熱島嶼域>を採用したかった部分があります。【御霊クラガン】は基本的に土地23枚が最も安定するのですが、マナベースの負荷とトップ土地の確率を上げるために23.5枚目の土地が欲しかったので<蒸気孔>ではなくこちらを優先しています。
なのでとにかくフェッチランドの使い方が難しくなり、常に1枚フェッチを切らずにとっておく、というプレイングが重要になりました。

なお、使いたかった<暴走暴君、ガルタ>と<オルサンクのパランディール>は一切出番なし、悲しいね。

束の間の栄光、眠りにつけ

プレミアム予選の勢いをそのまま、のつもりで臨んだモダン神挑戦者決定戦。
初戦の豆カスケードから4枚目の土地を引かなかったり、土地しか引かなかったりを繰り返して0-4し終了。
まさかのメイン全敗。明日に備えて大人しく眠りにつく。

イクサラン本格介入、潮縛りの恐怖

次なるプレミアム予選は前日そのまま、メイン全敗で0-3ドロップ。
初戦の【マーフォーク】は元々厳しいマッチアップだったにも関わらず、<ティシャーナの潮縛り>によって唯一勝ち目のあったクラガンルートにすら対応される始末。
次戦の【ヨーグモス】は<喜ぶハーフリング>により<物語の終わり>が上手く使えない。
どうしようもない。

どっちの能力で出したマナか宣言してください、何色出したかでもいいから

閑話休題:<カスクラ>で店舗予選へ

それまでぼろ負けしていたことと、<ティシャーナの潮縛り>を乗り越える術が見つけられなかったため、気分転換も兼ねて<カスケードクラッシュ>を使い参加。

高すぎるデッキパワーとbyeに恵まれて権利獲得。
<暴力的な突発>1枚も使わずにスイス抜けれるのおかしすぎるでしょ…

禁止改定と今後のGGBD

禁止改定

禁止改定は<激情>と<豆の木をのぼれ>が禁止入りに。
個人的には1t目<激情>の4/4二段攻撃より1t目<悲嘆>の4/3威迫2枚ハンデスの方がよっぽどダメだろ、とは思いましたが意見出来る立場ではなし。

<激情>禁止によって横並べ戦法への対処が減るため、【ヨーグモス】や【マーフォーク】、【ハンマータイム】が増加するとみられます。
また【豆カスケード】は少し前の【マネーパイル】に戻ると考えると、今に比べてフェッチランドを多用するためライフ水準が低くなる見込みです。

前者は【御霊クラガン】にとってあまり嬉しくなく、特にクロックの早い【マーフォーク】や【ハンマータイム】の増加は素直に辛い。
また<ティシャーナの潮縛り>が【カスケードクラッシュ】に採用されたことで相性が悪化しており、これまで五分~微有利のデッキにも警戒が必要になります。
後者は元々微有利だった相手ですが、ライフ水準の低下で以前のような有利対面に戻ると思われます。【赤黒想起】が減ることでサイドの<神聖の力線>が減ってくれることを願います。

潮縛りを超えろ、t白の世界へ

ということで、イクサランの加入による最大の障害となった<ティシャーナの潮縛り>ですが、対処方法を考えないといけません。

もみ消しに追加能力と3/2のスタッツをつけるな

パッと思いつくのは
・仕掛ける前にハンデスで叩き落す
・cip誘発を無効化する
・動き出しの際にキャストさせない
あたりになります。

・仕掛ける前にハンデスで叩き落す
具体的には<思考囲い>と<コジレックの審問>で、最もデッキへの負荷が少なく実施できる方法です。
<思考囲い>は汎用性が高い一方で2点の支払いが【マーフォーク】には致命的になります。
<コジレックの審問>は、【カスケードクラッシュ】含めて潮縛りを対処するために最も効果的ですが、ハンデスを使いたい【黒単貴重品室】や【トロン】に使いづらいため悩ましい。

初手にあると使いがちなので、対策にするならプレイングを見直す必要あり

・cip誘発を無効化する
具体的には<物語の終わり>と<機械の母、エリシュ・ノーン>です。
<物語の終わり>は他の役割も多いですが、仕掛けるタイミングで使う必要があるため始動に6マナかかるのが厳しい。<御霊の復讐>と合わせるなら一番良い。
<機械の母、エリシュ・ノーン>は先置きが出来るため始動のマナに負荷をかけない点が良く、5マナであることさえ許容できるなら白を足す理由になると思っています。

クラガンが2回誘発するのもやりすぎ感あって良い

・動き出しの際にキャストさせない
具体的には<沈黙>です。
続唱系への対策と兼用できますし、1マナなので仕掛けるタイミングに使うことを許容できます。
使える場面はそれなりにある一方でメインに入れられるほどの汎用性はないため、相手がメインから入れている潮縛りに対処するには間に合っていない気もしています。

バイアルは止まらない、過信は禁物

挙げた中では、<沈黙>が一番使えそうな気がしています。
サイドからで間に合うのかは疑念が残りますが、続唱系への対策としても使えるのが良いです。t白をすることで<機能不全ダニ>から<摩耗+損耗>に変えることができ、<神聖の力線>等への対策も継続できます。
次点は<コジレックの審問>なので、ダメそうなら3色に戻して採用すると思います。

終わりに

プレミアム予選でSE残れたのは嬉しい反面、虚無に終わりその後もボロボロと落差の激しい1か月となりました。

潮縛りがどれだけ使われるかにもよりますが、直近はせっかく組んだこともあり【カスケードクラッシュ】と【ガンギマリバトルドーム】を代わり替わりで使っていくことになると思います。
もちろん他のデッキも使う可能性があります、特に立ち位置が良くなった【ヨーグモス】とか。

ということで今回はここまで。
読んでいただきありがとうございました~ノシ


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