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[モダン]御霊クラガンの迷走録

ご挨拶

どうも、トリニキです。勝てません(前回に続き2回目)。
この前パウパー神決の話を書いたばかりですが、記憶が薄れる前にモダンについても書いていこうと思います。

モダンは最近ずっと【御霊クラガン】を使っています。
【御霊クラガン】ってなんぞ?という方は過去に記事をちょこちょこ書いているのでそちらをどうぞ。


大会と迷走の記録

ということで、季王戦以降の調整の記録になります。
ツイッターに公開している対戦成績をベースに話していきます。

赤黒への限界を感じる

季王戦を終えた翌週に出た店舗予選。
試合自体はスイスで【カスクラ】に<忍耐>でやられ、不利寄りな【リビエン】に2回切られたtop8で終わったのですが、問題なのはサイドボード。
当時【豆の木カスケード(以降豆カス)】が頭角を現し始めたタイミングだったのですが、赤黒で対処できるサイドボードがほぼ浮かばず…
結局たどり着いたのが<乱動する渦>。

4回ピッチで唱えたら20点

【豆カス】は勝手にライフを減らしてくれるのでメインはクラガンで済むのですが、問題はサイド後に入る<神聖の力線>。
<神聖の力線>置かれて<孤独>構えられたら確実に勝てなくなるため、ならば別のダメージ源にと採用してみました。
結果【豆カス】に当たらずよくわからない結果に終わりながらも、やはり1色タッチしてでも対処したいと思いました。

t緑、迷走の始まり

色足しの手始めは過去にも実績があるt緑。
具体的には
・メインに<耐え抜くもの、母聖樹>と<レンと六番>
・サイドに<機能不全ダニ>
特筆すべきは<レンと六番>で、フェッチを回収して土地を伸ばし、【ジャンドサーガ】のように<ウルザの物語><耐え抜くもの、母聖樹>を回収し、1点火力でエムラシュート後の数点を削れるためデッキに非常にマッチしていました。

アンコモンに居場所を追われるなんて、想像すらしなかったよ

しかし、最悪なのはそのマナベース。
普段の感覚で「フェッチ増やして緑土地入れればOK」くらいで入れてしまった結果、なんと緑マナ土地換算はわずか10枚。
2t目<レンと六番>を目指すなら12枚はないといけないのに、正気か?

実際の試合中も2t目に<レンと六番>を出せた試合はほぼなし。
こちらは<ウルザの物語>を優先したから赤緑確保できない、というケースの方が多かった印象なので、そういう意味でも共存は簡単ではなさそうでした。
そのうえ負けた【緑トロン】戦は<耐え抜くもの、母聖樹>で土地を割り、クラガンでエムラ15点決めているのに負けています。
なんでそこまでやって負けるのか、それは4カーンがやばすぎるから。
それなのにt緑では4カーンへの対処が出来ない

ちなみにサイド後の墓地対策を搔い潜るために入れた<裂け目の突破>ですが、5マナにたどり着くこと自体ほぼありませんでした。

t青、天啓来たるも嚙み合わず

今回の本題。
色足しを考えているときにプレ予選を抜けた友人から<物語の終わり>を薦められたことが始まり。
このデッキで強いことがたくさんあることに気が付きました。

所謂<もみ消し>
  • 伝説の呪文打ち消し

    • <大いなる創造者、カーン>等のPW各種

    • <一つの指輪>、<アガサの伝説の大釜>

    • ヨーグモス、シェオルドレッドのような厄介な生物

  • 起動型能力の打ち消し

    • フェッチの起動:疑似ランデス

    • <廃墟の地>の起動:<ウルザの物語>の生存率UP

    • 墓地対策置物の起動:御霊シュートの成功率UP

  • 誘発型能力の打ち消し

    • 続唱の誘発:【豆カス】【リビエン】への対策

    • <ウルザの物語>の3章の誘発:墓地対策サーチを妨害

    • <孤独><力線の束縛><忍耐>の着地誘発:御霊シュートの成功率UP

    • 御霊の終了ステップ時追放誘発:エムラ生存ルートへ

当初は各種PWやピッチ生物の対処用な部分で使っていましたが、特にPWだけでなく誘発に触れるのが非常に強く、フェッチをもみ消すことで土地詰まりを起こさせる機会もそれなりにあり好感触でした。

t緑の限界マナベースの反省を活かし、土地周りにも改良を加えています。
・青マナは3テフェに触るために3t目までに欲しい → 青9以上
・黒マナは3t目にハンデス+御霊と動くために黒黒欲しい → 黒16以上
・赤マナは4t目にクラガンのための赤赤が欲しい → 赤15以上
という方針で、結果的に青11黒15赤16となっています。黒少なくない??
またトップが土地なら勝ち、が何度も発生していたので土地を23→24枚に変更しました。トップがサイクリングでは勝てないので…

他にはt青ということで<コラガンの命令>の枠を<プリズマリの命令>に変更。クラガンにはこちらの方が合っています。

試合自体は地主だったり土地引かないで負けているものを除くと、不利対面という認識の【黒単貴重品室】や【トロン】、ライフを減らさない上に速度が早い【白単人間】【アミュレット】に【ベルチャー】なので、まぁ順当といった印象。
そういう相手に<物語の終わり>が強いと踏んだのですが、2枚なので引けることもあまりなく、引けて1枚目を打ち消してもこちらが決めきれないことも何度かありました。
【黒単貴重品室】がハンデスで見た際にめちゃくちゃ警戒していたので、強いことだけは認識できました。

色足しは次の段階へ

t青自体は非常に好感触な一方で、エンチャントに触る術がないのがネック。
つまり当初の目的だった<神聖の力線>の対処法を考えないといけません。
…と言いつつ、一応回答があります。
宝物含めて4色使った<仕組まれた爆薬>を使うことです。
発想がやばいと思われるかもしれませんが、実際にやりました。
宝物自体は寓話とプリコマから作れるため、割と現実的だったりもします。
とはいえ厳しいことに変わりはないので、t緑で<機能不全ダニ>を入れたくなります。

またこれだけ回しても気になるのは、相性すら超える土地事故関連。
24枚入れているのに4枚目の土地を引かなかったり、23枚でも土地をひたすら引いて負けることが多すぎる。
ばらつきの範囲だとは思いますが、他のデッキではここまでの事故さを感じていないので、何かしら対策は必要だと感じています。
占術とかルーティングとか。
そういう意味でも<キャンディーの道標>は期待できますね。

<大いなる創造者、カーン>がいても占術は出来る

終わりに

というわけで、今回はここまで。

正直季王戦以来勝てていない(3回目)ので、大会レポもそこまで中身があるものになりません。
これからイクサランの発売とプレ予選、店舗予選とまだまだモダンは続いていきます。
どこかでまた勝って、中身が充実している記事を書けたらいいな…

ではでは、また。
読んでいただき、ありがとうございました~。

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