失恋?した話(399字)

aikoの『愛の病』をカラオケで歌うとき、心に想う人があり、夫や息子が同席していようが構わずそれで歌っていました。
罪悪感はゼロです。
夫と出会う前に終わっている件ですし。
ただ、お互いがこの世にいるうちに、もう一度くらい会いたいと薄ぼんやり思わないこともなかったのですが、一昨年叶ってしまいまして。
偶然お会いしたので、近況等少しお話しました。
そうしましたら、どうやら「想い」というものが消滅した模様です。
あの世に逝く前の走馬灯で、回るだろう、回って欲しい、回ってと、願ったはずの「思い出」がきれいになくなりました。
「記憶」にはございますが。
我ながらちょっとびっくりしました。
後生大事にとっておくつもりでしたので。
もう、「思い出」に慰められることもないのか・・・(自主規制)。
ってそれはいいんですけれど、このままいくとなんの走馬灯も見ずぽっくりと逝きそうで、そう想像すると少し怖いです。

別に怖くはない??