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手に汗握る戦いを終えて ~FANTASIAN ゲームクリア~

ファンタジアン ネオディメンジョンをクリアしました。

※こちらのnoteは後編の感想を含みます。


とりあえずの記録

ラスボス戦にはレベル58±1で挑みました。
経験値がしっかりと入るけど、エンディングを見終わるとタイトルに戻されるので持ち越せないらしい。
プレイ時間はラスボス直前のセーブで66時間ほど、エンディング後の操作可能領域で68時間ほどとなっていました。
初見殺しのようなものは無かったもののガンガン攻めで勝てる相手でもなかったです。敵への対処方法や順番、下準備の手順をミスったら大惨事になりますし、ラスト数ターンはほんと手汗で滑る滑る。

ラスボス戦で役立つかもしれない情報

レオアは神殺しの効果付き武器のお陰もあって安定した攻撃ができました。基本は集中五月雨・炎+2、隙があれば捨て身を使って攻めの姿勢で。メガバリアがあればなんとかなるかも。だけど、ほとんどシャルルの集中2チャージブリザードストライクで削ってました。
状態異常無効装備が有効。エズは武器があるのでタンに防具、チクッタにはアクセサリーを装着。タンが早業を発動させてくれると助かりまくるけど肝心な時に発動しないんですよね。あと助かったスキルとしては生存本能とオートリヴァイヴですね。
防御力によると思いますが、HPは最低でも6500はあった方が良さそうでした。明らかにヤバそうな重めの攻撃は1万超えるので防御かメガバリア推奨。
全員が大技を使えると対処が楽かなとも思いましたが、キーナの大技を強化するとHPを最大2倍まで増やせるのでそちらを優先しました。

何よりもボスの攻撃力を下げることを優先してください。

ボス戦の楽しみが大きい

ファンタジアンではどのボスも一癖も二癖もある感じがしていて毎回新鮮な戦闘を楽しめた気がします。ターゲットが複数存在する場合、単体を狙うか、範囲を狙うか、軌道上を狙うかと考える楽しみもありましたからね。
ただ戦闘の特性上、キャラクター毎に出番の頻度に偏りがでやすいのは残念なところでした。一つの勝ちパターンだけでゴリ押せるかと言うとそうでもなくて、カウンタースキルなども上手く織り交ぜる必要がありました。
ラストダンジョンではパーティが分かれて攻略する場面があって、そこではFF6を思い出しましたね。FF6ではメンバーを選んで攻略をしましたがファンタジアンでは攻略メンバーは固定でした。

ディメンジョンシステムの弊害

とっても便利なディメンジョンシステム。まとめて戦うだけでなく上手く立ち回ることで、ほぼ無傷で戦闘に勝利することもできるのですが・・・楽に慣れてしまうといざ使えない状況になった時に苦痛へと変わってしまうんですよね。
ゲーム前編を初見で遊んでいる状況なら経験値稼ぎにもなるので気にはならなかったんですけど、ラストダンジョンで使えなくなる場所があるとは思ってもいなかったです。
1週目だとエンカウント率を調整する術がないので、移動が長くなりそうなマップではあえてシステムを切り、戦闘になったら逃げていた方が良い場合もありました。

いったん区切りとするのもあり

クリア時点で虚無の世界・表層(ボスレベル65)まではクリアできました。ただこれから先を攻略しようとするなら周回が必須となっています。
ファンタジアンには強くてニューゲームが存在していて、2周目以降では敵レベルの上昇や新しい成長マップの解放など、キャラクターのさらなる強化ができるようになっています。
詰まるところお約束的なやりこみ要素になるのですが、1周目で70時間ほどかけて遊んだので結構お腹いっぱいだったりします。周回の移動を楽にするスキルは新しい成長マップで取得できるみたいなんですけど、
たぶんやりきった感があるからだと思うので、またやろうかなって思ったときにでも再度起動してみようかなと思います。
Switch以外の実績やトロフィー機能のあるプラットフォームで遊んでいたら、もしかするとコンプリートを優先したかもしれない。だからといってSwitchに実績的な機能をつけて欲しいわけではないんですよね。

そして感想へ

遊んでいて思ったのは、ファイナルファンタジーからの34年あまりの歴史が詰まっているなと思ったことでした。
ミストウォーカーのゲームは、ブルードラゴン、ロストオデッセイ、ラストストーリーと遊んできましたが、プレイ当時はしっかり遊び切った記憶があります。アプリになってからはテラバトルも少し触れましたし、テラウォーズも良かったですね。ただやはり、たくさんのゲームが世の中に溢れてきていることを考えると時代も時代なのかなと思ってしまうのは仕方のないことなのでしょう。
前編が終わる頃まではあまり気にならなかったのですが、後編になってからはゲームテンポが長く感じました。自由度が増したことや移動に多くの時間を割くようになったからだとは思うのですが、サウンドノベルを見せられる場面が増えるからかなとも思いました。一応スキップが可能なのであとで見ることはできるんですけどね。
ジオラマでつくられたマップを取り入れたゲームとしてみてみれば、面白いなの一言に尽きます。昨今では目に見える派手さこそ至高と言わんばかりの作品も多く、何かとジオラマの部分に批判的な意見を見かけるのはちょっと悲しいですね。
アナログで作ったものとデジタルで作ったもの。この2つはファンタジアンに登場する世界観を通して眺めてみると、何かのメッセージがあるような気がしてとても不思議に思います。

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