芸人になる、バンドマンになる世界線
「え、つまんない」
自分が面白いと思ったことを
観衆の前で披露したときに
そう卑下される怖さは計り知れない
本人の中の最高傑作だったかもしれない
自分のものさしで測ったその作品の良さも
他人のものさしではその辺に転がっている日常よりも
評価されない空気と化してしまう
ただ、その恐怖をものともせず
世間のものさしを手に入れた者だけが
どんなスーパーな営業マンよりも多くの人間を
幸せだと感じさせ
笑顔にし
人気を勝ち取ることができる
そんな仕事がタイトルにもある
芸人であり、バンドマンだと思う
「挑戦と保守」の記事にも書いた
「人生ふたつあったら理論」
僕がこの権利をつかみ取れたら
大観衆の前で笑いや音楽を披露するチャレンジをしたいと強く思う
どんなにかっこいい俳優でもなく
どんなに稼ぎのある大企業の社長でもなく
世間に自分のコンテンツが認められることを目指し
試行錯誤をする
そんなかっこいい人生を送ってみたい
芸能界の闇()みたいなのは置いといて、ね(笑)
そんなかっこいい芸人の中でも特に好きになったのが
バナナマン、オードリーの2組
2組はお茶の間のTVで何気なく見ていた姿を
好きになったのではなく
ラジオという言葉を操ることしか許されない
制限された環境でみせる
なおかつ、仲の良さが垣間見える
そんな人をほっこりさせる笑いに惹かれたんです
TVで見せるパフォーマンス的な動きだけでなく
エピソードトークというコンテンツの中で
芸人をやっていない時間
日常の中にある笑い話などが想像できた時に
仲の良さや互いの信頼が伺える
それがどこか、僕にもできるような笑いな気がして
もちろん、その掛け合いの中には
たくさんのテクニックがあるんだろうけど
等身大の笑いを届けてくれたのがこの2組
かっこいいよなあ。
音楽も同じだ。
記事の冒頭に
毎度のことながら
その記事のテーマに合うような曲を引用している通り
音楽が好きな僕が
その中でも「アーティストを好きになる」基準というのが
仲の良さや、音楽を作る背景を見せてくれるような
そんな人間らしさのようなものを持ち合わせている人たちだ
「だが、情熱はある」という
オードリーの下積み時代を描いたTVドラマには心底感動したし
「トークサバイバー」というNetflixコンテンツでも
芸人たちがエピソードトークを繰り広げるさまは
僕の大好物のであり、とても惹かれた
※聞かれてないけど、おすすめは
1シーズン目の6話:survival2「しょうもない話」
3シーズン目の2話:survival2「ブチギレながら褒める」
7話:survival1「ブチギレながら褒める」
「小さな恋のうた」「サヨナラまでの30分」など
バンドをテーマにした映画なんかも
口コミでの評価の何倍も、素直に感動してしまう
僕らにも味わうことができるかもしれないような
人とのつながりの中での面白みや
日常生活で見つけた面白み
つらいことがあった時の面白み
そんな等身大を届けてくれるスーパースターが
僕は好きなのかもしれません
等身大=世間のものさし…?
近しいものがあるのかもしれないね