3つの筋と連結している腎臓の2種類のアプローチの必要性


腎臓は腰痛のキーマッスルでもある

・大腰筋

・腹横筋

・腰方形筋

と筋膜連結をしている。


つまり、これらの筋肉に負荷がかかっていなくても、

腎臓の血流が悪くなり腎臓の動きが低下したり、

腎臓自体が固くなっていると、間接的に3つの筋緊張が上がるということを

意味している。


3つの筋が固くなることは当然だが、

隣接してる筋や、筋連結している筋群も当然固くなる。

大腰筋であれば、横隔膜・腸骨筋・最長筋・腸肋筋など

腹横筋であれば、内腹斜筋や腹直筋などにも影響が及ぶ。


このような場合は、

筋膜や筋肉をがんばって施術しても、

効果が出なかったり、出てもすぐに戻ってしまうことが多い。


その場合に、

腎臓の評価をして痛みが軽減したり、可動域が向上すれば、

原因は腎臓だということは否定できない。

このような事例は臨床で数多くある。


また、

骨盤の動きを評価する方法として、

骨盤のモーションパルペーションという評価法がある。


当然、モーションパルペーションで骨盤が固い場合、

腰椎がその代償をして多裂筋などがオーバーユースとなる。

これが腰痛の原因になっている人がとっても多い。

(正確には骨盤が固いのではなく仙腸関節が固いのだが)


産後の骨盤調整や、通常の骨盤調整の施術をする前に

この腎臓の施術を行うと、骨盤がかなり柔らかくなる。

骨盤調整の効果アップも期待できるというわけだ。


筋骨格の施術に限界を感じていて、

新たな武器を手に入れたい方は以下を見ていただきたい。

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この腎臓アプローチを習得すると、腰痛への施術の幅がぐんと広がります。 骨盤の施術をする際にも、骨盤がとても動きやすくなるので、効果アップし…

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