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【気づき】ガソリンを飲むと何が起きる

※この記事は過去の記憶・雑な試算・素人知識が多々あります。

諸事情があって最近やや太った。
なので、したくもないダイエットを始めることに。
とりあえず朝食・昼食はそのままにして夕食を減らすことにした。

しかし飲酒が大好きなので飲酒はマスト。いつも飲んでるチューハイを糖質脂質0のものに置き換えることに。

ある日飲酒をしながら友人とスプラトゥーン3をしていた時、友人からこう言われた。

友人「ダイエット中なのに酒飲んで大丈夫なん?」

これを言われたとき正直「きたきた、当然の疑問。サクッと論破しますか…」と思った。
余裕たっぷりに私が今飲んでいるのは糖質脂質0のチューハイなので大丈夫なんですよと言うと友人からまさかの一言が出た。

友人「アルコールそのものにカロリーあるから糖質脂質0でも関係なく太るぞ」

えっ。嘘でしょ。チューハイの成分表示を見ると確かに「100ccあたり53kcal」との表記があった。
マジで?確かコーラが100ccあたり40数kcalだった気が…
ググってみると確かにアルコールそのものにカロリーがあるらしい。

意味が分からない。だってアルコールって手の消毒で使ってるあれと同じでしょ。手に吹きかけて数回手を揉むと揮発して無くなるあれ。
それにカロリーがあるなんて夢にも思わなかった。
それで太るなんてさらに意味が分からない。体内で揮発して無くなれよ。

そこでふと小学生の頃に読んだ科学雑誌の記憶がよみがえる。
ピーナッツに火をつけて、その火で少量の水を加熱し、ピーナッツが燃え尽きるまでに何℃温度が上昇したかを測ることで間接的にピーナッツのカロリーを測るという実験だ(もちろんピーナッツのカロリーが100%温度に変換されるわけでは無いので誤差はある)。

つまり、「火をつけて燃えるものは皆その分カロリーがある」というわけだ。

冷静に考えてみればアルコールも燃えるし、ハイカロリーの代名詞である油も温度次第ではよく燃える。
じゃあ逆に言うとカラカラに乾燥させたこんにゃくとかきゅうりは全然燃えないのかな?

ここで「じゃあ自分の知っているものの中で一番よく燃えそうなものは何だろう」と考えた。

真っ先に思いついたものはガソリンだった。

ガソリンってもしかしたらハイカロリーなんじゃないのか?

とりあえずネットで「ガソリン カロリー」で調べるも、当然有意義な情報は何も出てこない。当たり前か。
表現を変えて「ガソリン エネルギー密度」と調べると

12600wh/kg

と出てきた。これをいろいろ単位換算すると

100ccあたり約1000kcal

となった。腰を抜かすかと思った。
そりゃ重い車も走るわけだ。
約と書いてある理由だが、密度とか考えるのが面倒なので1000cc=1kgと換算しているからだ。
どちらにせよ、たった100cc飲むだけでペヤング超大盛1杯食べる並みのカロリーを摂取できるのか。
ガリガリに痩せた人にガソリン飲ませたらあっという間に太るのかな?とか思いながらその日は寝た。


後日「ガソリン 致死量」で調べた。
成人男性は50~60ccらしい。当たり前だよな。飲み物じゃないし。
そもそもガソリンのカロリーを人体が吸収できるのかも不明だし。

こうして俺の「飲ガソリンで飢餓問題解決プロジェクト」は幕を閉じた。
あっ、でも明確に致死量があるってことは体内に吸収されるってことだし、致死量に届かない30ccくらいまでならカロリー摂取は出来るのかな?

どうでもいいや
とりあえず飲酒は控えよう。

おわり

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