ローマで初トレッキング:ガイドさん2人+山友14人+ワンチャン一匹🟰楽しいぴょん😊
もしもし皆さん、まりりんは山ガールなんです。2025年夏山シーズンの目標山行はこの2つだ。
8月:長野県・岐阜県境にある南岳から槍ヶ岳を背に、憧れの大キレット!あのカッケーV字状に切れ込んだ岩稜帯を縦走して北穂高岳山頂へ!
9月:立山連峰・剱岳の本峰南壁A2稜を登攀して山頂へ!
なもんで、6月には帰国して、登攀練習、高所順応、耐暑トレーニングをするのだ。
でさ、その山行ガイドでもあるあたしが信頼している山ガイドの啓子さんはいつもあたし達にこうね。
「脚力と体力が落ちないように、月に2回はお山に登ってくださいね‼️必要なくてもちゃんと通常装備をしっかりザックに入れて背負って登ること‼️」
だからあたしはイタリアにいる5ヶ月間も、月に2回はお山に行ってしっかり歩こうと思った。だからさ知ってる?あたしすごい大荷物だったんだよ。
(注:山登りしない人は、何が何やら分からんと思うので読み飛ばしてください)
装備:山靴3種類(1足はvibram付きハードソールシューズ)、ザック(30lオルトボックス、25lモンチュラ)、black diamondストック、チェーンスパイク、6本爪アイゼン、簡易ハーネス、PAS、安全環付きカラビナ2枚、120cmスリング1本、プラティパス1.5リットルハイドレーション、500mlテルモス、防水スタッフバック大中小数種類、ヘッドライト、エマージェンシー・ブランケット、花摘みセット。
ウエア:finetrackストームゴージュアルパインパンツ3本、finetrackゴアテックスレイン上下、冬山用monbellダウン、夏山用finetrackダウン、monturaフリース、mammutフリース、arc’teryx冬用ベスト、montura夏用ベスト、patagoniaウィンドブレーカー、monbellスパッツ、finetrack速乾性長袖シャツ3枚、finetrack速乾性下着上下(冬用3セット、夏用3セット)、pine 厚手靴下2足、finetrack速乾性5本指ソックス2足、kolaサングラス、冬用と夏用小物各種(ニット帽、salewaキャップ、ネックウォーマー、バラクラバ、手袋、レイン手袋)。
ねー多いでしょ?
でもさ聞いてくれる、ポイントはこのウエア類は靴下以外すべて、DILIT通学時やローマ市内観光時にも併用活用しているってこと。毎日着てるんだよ。
山服って機能的だし、洗濯しても秒で乾くし、そもそもよっぽど汗かかないと臭くならないから数日連続着てられるし、旅にはものすごく便利なんだよ❣️
ただ色味がすべて赤🟥とか黄色🟨とか緑🟢とかオレンジ🧡なんで、学校でも街中でも超目立っているのは、いいんだかどうだか。。
でもさ、今度サッカー⚽️の試合に見にヴァチカン近くのスタジアムに行くんだけど、ローマのチームカラーは赤🟥と黄色🟨らしいからバッチリ応援できるぜ!
えーと何の話書こうとしてたんだっけ、、あそうそう、てなわけで初トレッキングに行きました🥰
あたしの守護神、大天使真弓さんにローマのトレッキング連盟のサイトを送ってもらい、それを熟読して選び出しました。
https://trekkingroma.it/associazioni-trekking-roma/
ね、画像見るだけででも、どこも楽しそうでしょ?
でさ、あたしはこん中のノイトレックというとこがガイドさんがイケメンそうでいいかなって思って決めた。http://www.noitrek.it/
てなわけで2025年1月14日(火曜)。
ローマに着いて10日経ちアパート問題も学校問題もひと心地着いたから
「さあトレッキングに行くぞ!持ってきた大荷物の山道具を使わなくちゃ!」
学校から帰ってノイトッレックの企画を検索すると、週末の18日(土曜)にも19日(日曜)にも写真入りで魅力的な企画が色々あってワクワクする〜。
でもねあたしにとってのネックは集合場所だった。
車がないから集合場所まで、電車や地下鉄やバスと徒歩で行かなくっちゃなんだよ。
企画は素敵なんだけど集合場所見て、Googleマップで検索すると、最寄り駅のテルミニから3時間もかかるところがザラでさ、ちょっと冷や冷やした。
結果、テルミニから1時間半で行けそうな企画を見つけた。
ネーミという小さな湖の周りを歩くらしい。所要時間:7時間。高低差:500m。レベル:トレッキング。
あたしにぴったりじゃん。
さっそく担当ガイドのステファノの携帯番号にwhatsapp(LINEみたいな便利な通信アプリ、発音はイタリアではhは無視するからワッツアップだね。ちなみにhotelホテルはオテルね)でメッセージ送った。もちろんイタリア語で。
ま「初めまして。私はまりこです。19日(日曜)のあなた達の山行に参加したいのですが、参加に必要なfedertrekの会員証をまだ持ってないので、会員番号がありません。どうすれば良いですか?」
そしたら速攻、マジに5秒後くらいにお返事きた。
ステファノ「まりこ、こんにちは初めまして。会員証は、日曜日に僕が用紙を渡すから大丈夫。」「君は、日常的に(山を)歩いてる?トレッキング用の靴は持ってる?」
ま「良かった、分かりました。」「私は日本で日常的に(山を)歩いてます。トレッキング用の靴も持ってます」
秒でお返事。
ステファノ「オッケー。じゃあ君のこと、参加グループに入れとくね。土曜日に僕が、参加者のグループwhatsapp作って、集合場所の情報送るね。いい?」
ま「いいです。有難う。良い晩を🥰」
ス「きみも良い晩を👍💪」
あたし外国人だし、初参加だというのに、あっけに取られるほど簡単な参加手続きだった❤️😍
わーいわーい嬉しいよ〜。
持ってきた大荷物が役にたつよ〜。久しぶりのお山だよ〜。幸せいっぱいで眠った。
そして金曜日。
クラスメイトのエリザベッタとマドレーヌが授業に大幅に遅刻して、先生のマルティーナが「どうしたの?」って聞くと、「電車が40分も遅れたんです」。マルティーナが「電車はイタリアでは常に問題だけど、今特に問題が多くて、遅れたりキャンセルになったりする電車が多いのよ。家を早めに出たほうがいいよ」
というやりとりがあったので、あたしも日曜日の電車が心配になり、乗る予定の電車を詮索してよく見ると、「この電車は遅延したりキャンセルになることもあります。詳しくは、、」
ええ?やばいじゃん。
もう荷物のパッキングもして、健康管理にも十分気をつけてこんなに楽しみにして万全なのに、日曜の朝テルミニ
駅行ったら電車が止まってるとか、いやだよ。
心配だからステファノに前もって相談しておこう。さっそくワッツアップでメッセージ、もちろんイタリア語で。
ま「こんにちはステファノ。日曜日のトレッキングとっても楽しみです。でも一つ心配なことがあるんです。
19日(日曜)、テルミニ駅からカステルガンドルフォ駅に行く電車を検索したら、予定している電車が遅れたりキャンセルになるかも、って表記されてるんです。添付も送ります。
それでご相談です。私はテルミニ駅の近くに住んでいるんですが、どなたか私を車に乗せてくれる人はいるでしょうか?場所を指定してもらえば、そこまで行きます。どうぞよろしくお願いします。まりこ」
そしたらステファノから速攻でお返事。(平日の午後、ランチタイムでもない時間に、常に秒で返信してくれる彼はいったい何者なんだろう?山に登ってない時はお家にいるのかな、、ともかく写真ではイケメンだ)
ステファノ「電車は、僕たちの待ち合わせ場所に着かないんだよ。今正確な場所のリンク貼るね」「リンク」
なんと集合場所は、カステルガンドルフォ駅からはうんと離れた郊外のレストランの駐車場🅿️だった🥲
みんな車で集合するらしい。
集合場所:八王子って書いてあるから八王子駅かと思ったら、実は八王子市にある高尾山近辺の、駅から遠いレストランの駐車場集合だったってわけだ🥲
あたしは慌てて速攻で返信した。
まだ会ってないから、あたしがおばあちゃんだってステファノは知らない。だから涙目の絵文字🥲顔文字( ; ; )そして❤️😘を活用して、異国の地で迷子になった女の子モードで送った。
そのあとのステファノは、イタリア語のメッセージの短文とはいえ、惚れそうになるほど😍頼もしかった。
ステファノ「心配しないで大丈夫。僕が明日グループワッツアップ作って、参加するみんなに、誰かまりこを車に乗せてって言うからね」「僕たちはきっと良い解決方法を見つけられるよ。また明日ね。良い晩を👍💪」
ま「どうもありがとう💓幸せです🥰良い晩を❣️」
結果、日曜日の朝テルミニ駅から地下鉄に乗って20分のユーロパラスポート駅に、ステファノ本人が車で迎えに来てくれることになった❤️
そして当日。まりりんが地下鉄おりて地上に出ると、ジャジャーン。
朝日に輝くステファノが待っていた。
イケメンだった、しかも50がらみの渋い、しかもスラリとした細身のチョー親切なイケメンだった!
ふー、ここまで書いたら今日はもうあたし満足。
タイトルと写真のトレッキングの話は、また次回書くわ。すっごく楽しいトレッキングだったんだよ〜( •̀∀•́ )✧