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ローマの語学学校DILITの授業はユニークで心弾むよ❤️
もしもし皆さん、まりりんはローマの語学学校DILITでお勉強に励んでやっと4週間たちました。
担任は初めからずっとマルティーナ先生。
美人でキュートで面白くて発想豊かでエネルギーいっぱいの素敵なローマっ子、26歳女性でーす❣️
クラスはA2。
まりりん、文法は一通りわかってるんだけど、話す力と聞きとる力が無いのでピッタリのレベル!
授業十分理解できるし、毎日やりがいありありです。
次のレベルB1に上がる日が楽しみだ。
クラスメイトはおよそ10人。
ほとんどがまりりんの娘と同じくらい24歳前後なのよ。
みんな好奇心いっぱいで、向上心高く、チャーミングで可愛い。
毎週新しく入ってくる学生と、はんたいに帰国する人もいて流動的なんだけどだいたい10人。
たとえば写真の日は左から時計回りに、フランス女子🇫🇷エマ、日本女子🇯🇵まりりん、スペイン女子🇪🇸サラ、デンマーク女子🇩🇰カロリーナ、スウェーデン女子🇸🇪ラファエッラ、プエルトリコ女子🇵🇷クラウディア、アメリカ女子🇺🇸マドレーヌ、ブラジル女子🇧🇷イザベッリ(最年少16歳)、ブラジル女子🇧🇷アナーリア、スイス女子🇨🇭サブリナ(写真では見えないけど)、アメリカ女子🇺🇸エリザベッタ(頭だけ)、ブラジル男子🇧🇷ジューリオ(後ろ姿)の12人だ☺️
この写真の授業は何やってるかというと焚き火🔥を囲んで、各自あることを想像してるの。
窓閉めて電気も消して、真ん中のスピーカーから木が燃える音がして、カメラ側のホワイトボードに焚き火の映像が映ってて、みんな集中して空想している。
で何を想像してるかというと、
「気がついたら1人っきりで知らない島にいる。大変!そこはいろんな危険がいっぱいの島だ。助けを呼びたい!
でもケータイもアップルウォッチも持ってない!通信手段は、紙に書いたメモを瓶に詰めて海に流すことだけ。さあ、みんな!サバイバルできるように、アピールする手紙を書いて〜❤️」
(手紙入りの小瓶は拾われることが前提。でも「どうしても助けて!」という気持ちが相手に伝わらないと助けは来ない)
部屋の電気💡がついて、窓も開けて各自小テーブル付きの椅子に座って15分間で懸命に手紙を書いた‼️
(そのあと互いに読み合って、添削し合ってもっと良い文にした)
ちなみにあたしはこんな感じ。
「SOS‼️‼️‼️
あたしは16歳の日本人でとって可愛い女の子、まりりんです!
目が覚めたら知らない島に1人っきりですごく怖いんです!
誰か助けに来てください!
でもここがどこだか分からないんです。情報は:体に星模様のある猿がいっぱいいます。
猿たちは、あたしを食べようと狙ってます。
彼らの叫び声は「ギョエーー、ギョンギョンギョン!ギョエーー、ギョンギョン!」です。
それと、黒と黄色と赤の縞模様の毒グモもいます‼️
島の大きさはあたしが歩いて1万歩!暑くて湿気がいっぱいです!
ここどこだか分かりますか?
ぜったい助けにきてください‼️
愛をこめて❤️」
こうやって日本語で書くとかなり間抜けですが、あなた、これをイタリア語で20分間で書くのはけっこう大変だったんよ。
でも面白かったし、緊急時のためにも語彙を増やそうと思ったよ。
授業は午前9時から12時20分。
休憩は真ん中らへんに20分。
前半後半それぞれ
いくつかユニークな授業が組み合わされて毎日展開するので飽きないしスリリングだ。
10人で基本、一つの輪になって座っているが、何度も席替えして、いろんな友達と会話したり、答え合わせしたりで体の血の巡りも良くなる。(眠くならない)
あたしが好きなのの一つはこれ。
①マルティーナがまず場面設定。
ホワイトボードに簡単な絵を描いて、あとは身振り手振りで状況説明してくれる。
たとえば今日ジュリアが、サラに会って言う。「昨日広場でじっと立ってるあなたを見かけたけど、誰か待ってたの?」
②こういう時、ジュリアが言いそうなセリフを、みんなで思いつく限り自由にどんどん言う。
③その中でナイス👍なセリフをマルティーナがさっとすくいあげて言う。
マルティーナ「エリザベッタ、それ言ってみて」
エリザベッタ(言う)
マルティーナ(隣のサブリナに)「サブリナ繰り返して」
カロ「繰り返す」
マルティーナ(隣のラファエッラに)「ラファエッラ繰り返して」
ラファエッラ「繰り返す」
こうやって12人全員が、初めにエリザベッタが思いついたセリフを繰り返して言った後、
先生のマルティーナが「このフレーズは文法的には問題ないんだけど、イタリア人はこの場合、この動詞は使わない、別の動詞を使うんだよね。何だと思う?」
それでまた12人が口々に、自分の思いついた動詞を言うと、
マルティーナがまたさっと言葉をキャッチしてパチンと指を鳴らし、
「クラウディア、その動詞使って言ってみて」
クラウディア「言う」
マルティーナ(隣のまりりんに)「まりこ、繰り返して」
ま「繰り返す」
マルティーナ(隣のアナーリアに)「アナーリア、繰り返して」
こうして12人全員が声に出してセリフを言いながらもっとイタリア的に的確でいい感じのフレーズを作り上げる。
ジュリアの会話相手の、サラが返事しそうなフレーズも同様にみんなで作り上げる。
④マルティーナ「いい?このフレーズ一度あたしが言うから繰り返して」
マルティーナがやって見せてくれる。
どこに息継ぎが入るか。
ここは一気に滑らかに言って、
抑揚はこうつける。
それを何度もみんなで復唱する。
⑤マルティーナ「いいね。じゃあこれをイタリア人的に、手と眉毛と首と体全体使って言ってみよう!」
(あたしは物静かにしゃべる日本人ですから、これがとても苦手だったけどがんばってます。)
マルティーナが眉毛を上げ下げして、首を前後に振って言うイタリア語はほんと見事で面白い🤣
⑥マルティーナ「みんな素晴らしいね!じゃあ今度は2人ずつ向かい合って、このジュリアとサラの会話を何度も、パートも交代して何回も言ってみよう!」
それでマルティーナが指定し人と椅子を向かい合わせて、何度も復唱する。
⑦マルティーナ「素敵!じゃあ、マドレーヌと、そうだな、ジュリオ前に来て!」
(2人前に出る)
マルティーナ「さあ、ジュリアとサラになってやってみて!」
(マドレーヌとジュリオが、一生懸命「イタリア人らしく」手と眉毛と首と体全体を使って、抑揚つけて音楽的にフレーズを言う)
みんな拍手👏👏👏
マルティーナ「じゃあ次、イザベッリとまりりん、、」
こうして順々にみんなの前で「イタリア人になって」会話するのだ(汗)。
すごい面白いし体に染み込む勉強だよ!
日々イタリア語が体に染み込んでいくおかげで、ちょっとずつ話すのも聞くにも慣れていくような気がする。一歩一歩前進ゴーゴーまりりん( •̀∀•́ )✧