ローマの語学学校DILITは授業も学食も事務室の対応もハイレベルで親切:こっちに変えてラッキー❤️
もしもし皆さん、まりりんは2025年1月7日からローマの語学学校DILITに通い始め、5ヶ月間勉強するぜ。
DILITの発音は、アパートの守衛レディのマリアテレーザによると「ディリット!」と、最後のトをはっきり発音するのが正しいイタリア語らしい。
あたしが「ディリッ(ト)」と、トを小さく発音したら「違う、それは英語の言い方だね」と直してくれた。
そもそも最初に留学するつもりだった学校は、ローマより北のウンブリア州ペルージャにあるイタリア語を学ぶ外国人のための大学だった。
なんでそこに決めてたかというと、朝比奈佳尉先生(あたしの尊敬するイタリア語の先生)が、その昔東京外国語大学在学中に2ヶ月間留学したのがこの学校だったと聞いたからだ。
さらに同系列校のトスカーナ州シエナの大学に、まりりんも1か月だけ留学した経験があって、授業や学校の雰囲気を推測できたからだ。
でさ、2024年の夏山シーズンを無事終えたあたしは(山ガールなんです)、「さあ!2025年夏山シーズンが始まる前に、ペルージャの大学に留学するぞ!」って息巻いた。
さっそくその学校のサイトをチェックすると、なんとラッキーなことに「日本語で問い合わせされたい方は、このQRコードを読み込んでLINEでお問い合わせください」ってあった。
さっそくLINEを送った。
ま「こんにちは、初めまして。貴校への留学を考え始めたところです。どうぞよろしくお願いします♪」
嬉しいことに速攻でペルージャから返信が来て、
ペ「はじめまして。ご連絡くださりありがとうございます!もしもご質問等ございましたらいつでもご連絡ください。どうぞよろしくお願いいたします。」
それから8回ほど質問メッセージを送り、毎回翌日には的確で丁寧なお返事をもらったので、あたしはこの学校への信頼を深めていった。
ところがある日突然、送ったLINEに既読がつかなくなってしまった!
留学中滞在するアパートをこれから探して決めようというタイミングだったので、不安になってきた。
それでもとにかく、大学のサイト上で入学手続きを進め、入学金の振り込みをしようとした時点で、表示される振り込み方法がどうしても分からない、あれこれ検索しても理解できなかった。
だからもう一度SOSのLINEを送った。
ま「ご担当者さま:ただいま入学手続きの最中ですが、授業料の支払い方法が分かりません。支払おうとしたところ、IT4Uの画面がでましたが未登録なのでuser,password がありません。
どうすれば良いですか?」
しかしこのメッセージにも既読がつかなかった😭(確認したら今日現在も未読だ)
その晩は絶望感でいっぱいになった。
期待と意欲でふくらんだ夢がみるみるしぼんでいった😭
しかし、まりりんはどんなに凹んでも一晩寝ると復活するという特技を持っている。こんな風に。
「そもそもイタリアに留学しようとしてるのに、安易に日本語で説明してくれるツールに頼ったのがダメだったんだ。やっぱ頑張ってイタリア語で、直接大学の事務室にメールを送って質問しよう!」
それで送ったよ。辞書引きながらちゃんと敬語を使って、長文書いてお尋ねしました。
ま「というわけで留学中に暮らす住居探しは、どこに問い合わせれば良いでしょうか?もう一つ、授業料の振り込み方法を教えてください。クレジットカード支払い希望です」
幸い、翌日に返信メールが来てホッとしたのも束の間、そのイタリア語の文面は至ってシンプルで、
ペ「ご連絡ありがとうございます。住居に関しては、こちらのサイトをご覧ください。(リンク)
入学手続きに関してはこちらからどうぞ。(リンク)」
でさ、聞いてくれる?
そのイタリア語のサイト読むとさ、
ペ「本校に通う学生には学生寮が用意されています」ってあったんだよ。
だからさ、わーい寮生活なんて青春映画みたいじゃん、楽しそう〜と喜んだのも束の間、
ぺ「入居資格は18歳から28歳。」
ま「‥‥‥‥(涙目)」
でさでさ、それでもへこたれずにもう一度大学事務室にメール送って、
ま「私は残念ながら29歳以上なのですが(本当の年齢(65歳)を書いたら『年齢制限オーバーで入学できません』て言われるかもと恐れて、黙っていた)
学生寮以外の住居はどうやって探したら良いですか?
授業料の支払い方法の、IT4Uの新規登録方法も教えてください」
そしたら翌日お返事来ました。メールってさ開けて読むまで間があるじゃん。その2、3秒は期待でいっぱい🈵なんだよね。
きっとさ「学生寮以外をお探しでしたらこちらをご覧ください(リンク)。」て書いてあると思ってさ。
そしたらさ、聞いてくれる?
こうだぜ。
ペ「ご連絡ありがとうございます。住居に関しては、こちらのサイトをご覧ください。(リンク)
入学手続きに関してはこちらからどうぞ。(リンク)」
おいおいあんた、これって昨日の返事と一緒じゃん、リンク先も同じじゃん、コピペですか?なんだよこの木で鼻をくくったようなそっけない返事は‼️
と悪態ついたあと悲しくなった。
これじゃペルージャの学校に行けない、留学できないじゃん(涙)
もちろんお金がふんだんにあれば、ホテルだとかB &Bに泊まるとかの選択肢もあるんでしょうよ。
でもねまりりんは、ささやかな老後の蓄えを削って留学するんだよ。だから住居費も食費も洗濯代も節約したいんだよ。
だからどうしても、キッチン付きで冷蔵庫も洗濯機も使える部屋を見つけたいんだよ。
そこそこ快適で、そこそこ高くなくてさ。
というわけでその晩も絶望感でいっぱいになって眠った💤
そして一晩寝て起きるとまた、昨晩の絶望が薄まって復活したまりりんは、朝の日課のストレッチをしながら考えた。
「もうこれはさ、今回はペルージャには縁がないってことじゃね?語学学校はイタリア中にいろいろあるんだからさ、別の留学先を探しなさいっていう天のお告げなんじゃん?」
そして朝の家事や仕事雑務をぱっぱと終えて検索すると、あるわあるわイタリア中に多種多様な学校が。
ま「ナポリとかも楽しそう、ピザが満喫できるよね〜。ほうほうヴェネツィアもいい感じじゃない、グッゲンハイム美術館にまた行きたいしさ。
ん?ローマ?DILIT?あれれ、これを忘れてたじゃん‼️」
そうです。世界中でコロナ19のパンデミックが始まった2020年2月。
あたしはこの学校に1ヶ月留学しようと志していたんだ。
当時も今も受講してお世話になっている東京の日伊協会で相談していたんだ。
2019年暮れにコロナという病気が見つかったニュースを知った後、世界中の人と同じくあたしも、よもやその病気があれよあれよという間にあんな恐ろしいことになって、入学金や旅費まで払い終わったイタリアへの留学がまさか中止になるとはびっくりぽんであった。
それで皆さんはどうですか?
あたしは頭の中で、コロナの前の人生とその後の暮らしがビシッとは繋がってないの、パッと思い出せないんです。
それでDILITのこともすっぽ抜けてた。
ま「そうだローマへ行こう❤️
DILITに変更だ!」
なんてったってローマには、あたしの守護神の真弓さんもいるじゃん!
地理的にもペルージャより南だから、冬でも山に雪がないかも登れるかもトレッキングできるかもいいことづくしかも、カモンゴーゴー❤️
てなわけで、さっそくDILITのサイトを見た。英語とイタリア語の表記があったがもちろんイタリア語の方を熟読した。
そしたらなんとメニューにすでにalloggi(住居)という項目が立っているじゃん。しかもアパートかホームステイかまで選べるんだ。
どんどん攻めた。
すぐに(イタリア語で)事務室宛にメール送って、貴校に留学したいです。アパートに住みたいです。って言ったら、数時間後に親切❤️いっぱいで、適切な情報のお返事が来たんだよ!
ペルージャの塩対応の悲しみのあとだったから、嬉しさも数倍。
そしてこの事務室の皆さんとのやり取りを20回近く繰り返し、
かくかくしかじか、ビザ取得のための書類も全て送ってもらって、
あれやこれやを乗り越えて、
まりりんは今ローマのDILITに元気に楽しく通っているのだ。
教授法もバツグンに面白いし、あたしがやりたい会話とヒアリングの授業も充実、先生も事務室のスタッフもすごく親切で優秀なんだよ。
しかも学食のパスタもサイドメニューもデザートも安くてとっても美味しいのだ😍
今日は、でかくてむちゃくちゃ美味しい野菜のラザニアとティラミスを食べて1400円。
ようやく幸せをつかんだ感じのまりりんであった( •̀∀•́ )✧