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ボートレーサーになったきっかけ
自分を含めいろんな選手の、選手になった経緯をご紹介します。
私が選手になったきっかけ
私は一言でいうと一目惚れです。ボートレースの存在を知ったきっかけは、高校2年生の秋、その頃は進路に悩んでいた時期でした。
これといった特技もなく、特にやりたいことがなくボーっとテレビを見ていました。その時ちょうどバラエティー番組でボートレーサーが出ていました。
「年収1700万・未経験から誰でもなれる」と話していて、そんな職業あるの!? と思いすぐさまネットで調べました。
すると、
男女が同じ土俵で、時速80㎏で走るボートに乗り、着に応じて賞金がもらえる。上のレースでは賞金1億。
学校に入り1年訓練を受けることで選手になれる。学歴は中学卒業。 30歳まで試験を受けれる。視力0.8以上・・・
もしかしたら、なれるかも?っとそのときは軽い気持ちでしたが、実際に見たことがなかったので、見に行くことにしました。一人で行くのは勇気がいるので親に連れっていってもらいました。
レース場に着くと、「ブーン!!」という大きなモーター音が聞こえてきて初めて聞く音に心臓がドキドキしました。そして、レースを目の当たりにして、心を奪われました。
ものすごい速さで、水しぶきをあげながら豪快にターンしていく姿。
なかには、ボートがぶつかったりしてバチバチなレースもありました。
「自分は、これがやりたい!!これに乗りたいんだ!!」と強く思った瞬間でした。
それから、週末はレース場に足を運び、目を輝かせながらずっとレースを見ていました。ペアボート体験にも申し込み、実際に乗ったりもしました。
そして、試験要項をよく読み、体力試験や学科試験の対策をひたすらやりました。その結果、1発で合格することができ、晴れてボートレーサーになることができました。
私の場合は、まわりにボートレースが好きな人がおらず、たまたま出会って一目惚れという感じです。
いろんな選手に話を聞いてみてこんな理由が多かったのでまとめました
・親の勧め
お父さんがもともとボートレース好きで、お父さんに勧められたのがきっかけという選手けっこういました。
・身内が選手
これも多いです! 親が選手、兄が選手など、身内にいるとやはり影響を受けますよね。 小さい頃から親のレースを見ていたって選手は、走り方が上手かったりして、強い選手が多い印象あります。
・スポーツつながりで
前職が違うスポーツ選手だったパターンもあります。
登録番号5259の 福岡県出身、野田昇吾選手は、 西武ライオンズで救援投手として活躍したのちに、ボートレーサーへ転身。
登録番号5045 東京都出身 平川香織選手は、元フィギュアスケート選手。登録番号4627 東京都出身 藤原菜希選手は、2008年の空手世界女王であることも有名です。
その他、プロスノーボーダーやバイクの世界チャンピオン、サッカー選手、ソフトボールの日本代表選手などなど。
みんなよく言っていたのが、スポーツで食べていくのは難しいということです。 オリンピックに出るような選手であれば、スポンサーが付きそれなりに収入が見込めますが、そこまでのレベルでなければそのスポーツだけで食べていくのは厳しいのが現実です。
その点、ボートレースはギャンブルです。
お客さんがお金をかけて、その収益の何パーセントかを選手に割り当てるようになっているのでけっこうな額が入ってきます。
そして、未経験からなれるので、どんな職についてたとしても目指せるのがボートレーサーのいいところ。
そのため、いろんな経歴を持った選手がいるわけです。
逆に、スポーツを何もしてこなかった、ずっとゲームしかしてこなかったけど、A1選手=活躍している選手 もいますので、ボートレースは運動神経がすべてという訳ではないです。
また、体力勝負というわけでもなく、他のスポーツと比べて年齢層が幅広く、圧倒的に選手生命が長いです。ここまで長く現役で活躍できるスポーツはボートレースだけです。
誰でも年収1700万のチャンスがあるというわけです。