ボートレーサー 危険!! リスク ケガ
水上の格闘技ともいわれるボートレース
ボートレースのレース中の事故についてご説明します。
1.ボートレースの事故
ボートレースは、水面を滑走するように走ります。
そのスピードはおよそ80km/h 。
ボートレースの事故は前触れもなく突然起こります。
いきなり転覆、落水。
レース中、いきなり目の前で転覆や落水が起きても
80km/h で走っていると、避けるのが困難になります。
そして、エンジンの重さは42kg、ボートの重さは75kg。
合計117㎏
117kgの船が80km/h で走っていますからぶつかったら大きな事故になるわけです。
2.レース中の大きな事故
ボートレースは、一人で転覆・落水するだけならケガをすることは
あまりないです。
ボートレーサーが大きなケガをする時というのは、
他艇とぶつかったとき=轢かれた時です。
一人でバランスを崩して転覆、あるいは他艇とぶつかってバランスを崩し転覆。
その後、後続艇と接触し大きな事故になります。
もちろん接触したほうもケガをすることがあります。
一番怖いのは、直線時の接触です。
コーナー付近では、直線時よりもスピードは落ちているので
80km/hでぶつかるということは無いですが、直線時は当然全速なので
もろにひかれたら大きなじこになります。
3.舟が盾になる
レース中に転覆したら、船の下にいろ!
舟を盾にしろ! とよく言われます。
生身の状態で直接ぶつかるより、舟を盾にしてぶつかるほうが
絶対いいですよね?
直線で、生身の状態で轢かれたら大きくケガをすることになります。
当たり所にもよりますが、首や頭に当たれば即死です。
残念ながら、過去にこのような死亡事故は起きています。
4.防具の装着
選手はレースに出るときには、主にこのような防具を装着します。
・フルフェイスヘルメット
・ネックガード
・勝負服(ケブラー)
・カポック(救命胴衣)
・ケブラーズボン
・ケブラーシューズ
・ケブラー手袋
・ケブラー靴下
その他、インナーやカッパなど。
ケブラー製品を身にまとい、プロペラが当たっても切れることが無いようにしています。
※ケブラーとは切れにくい素材のことです。
まとめ
ボートレーサーは、防具を着用しているとはいえ接触事故になればケガをします。
ボートレーサーは、命がけでレースをしているのです。
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