ボートレーサーのお仕事 その①道具編
この記事では、ボートレーサーの仕事の一部をご紹介します。
ボートレーサーを目指している人や、ボートレーサーに興味がある人の
参考になればと思います。
1.ボートレーサーの仕事道具
プロペラ関係
ボートレーサーと言えばこれと言っていいもの、それはプロペラです。
モーターの性能を大きく引き出しレースの勝敗を大きく分けます。
プロペラ(練習用)
ハンマー(練習用)
敷き革
ゲージ(ゲージはプロペラの形を測るために使うものです)
本番のレースでは、プロペラは持っていけません。
なぜなら、本番ではモーターとボートは借りるからです。
なので今ではプロペラは持ち込み禁止となっています。
乗艇具
ヘルメット
ケブラーズボン
カッパズボン
ケブラーシューズ
ケブラー手袋
ネックガード
インナー上下
Tシャツ
カッパ上着
※ケブラーとは切れにくい素材のことです
この乗艇用品はすべて、自分で買わなければいけません。
ヘルメットは3年、ケブラーズボンは8か月と期限があります。
期限を過ぎたものは使用できないルールです。
ヘルメットは、選手それぞれ好きなデザインに塗装してあります。
ヘルメットのタイプは大きく分けて、カーボンと普通のタイプがあります。
カーボン16万円 普通タイプ5万円 とけっこう高額な品物です。
カーボンヘルメットは高額ですが、普通のヘルメットと比較してすごく軽量なのでほとんどの選手はカーボンのヘルメットを使っています。
エンジンをかけるときに使うロープ(沈むタイプと沈まないタイプがある、レース場によって使い分け)
プラグ
宿舎に持ち込むもの
・スリッパ
・パジャマ
・お風呂セット
・タオル
・通勤着
・マスク
・時計
・コップ
・歯ブラシ
・洗剤
などなど、生活用品
(通信機器が付いていないDVDプレーヤーなどは持ち込めます。スマホは持ち込めません)
レースの3日前までに、これらの用品をキャリーケースに詰め、自宅からレース場に送ります。前検日に着くようにクロネコヤマトで送ります。
レースが終わればレース場から自宅に荷物を送るのですが、次のレースが近い人は、自宅ではなくそのままレース場に送ります。
エンジンやボートは借りるのでお金はかからないですが、防具(乗艇用品)は自分持ちなのでお金がかかります。
2.ボートレーサー防具の値段
ボートレーサー専用に作っていいるものなのでやはり値段も高いです。
※おおよその値段です
シールド(ヘルメットに装着)8,000円
ケブラーズボン 25,000円
ケブラーシューズ 37,000円
ケブラー手袋 4,000~6,000円
ケブラー靴下 1800円
ネックガード 5,000円
カッパ 20,000円
総額10万円くらいの装備をしていることになります。
これだけの装備をしていてもケガはしますが、少しでもケガが軽傷で済むなら安いですね。
まとめ
その②へつづく↓↓