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Today at Apple スポットライト: 辻井伸行と探る、クラシック音楽とApple Music Classicalの魅力

2025年2月12日にApple 表参道で開催された、「Today at Apple スポットライト:辻井伸行と探る、クラシック音楽とApple Music Classicalの魅力」に参加した。

100人以上が参加し、店の内外に多くのギャラリーが集まった今回のセッションは、「Welcome to Today at Apple」というお決まりのフレーズとともに開始した。
セッション開始後すぐに、辻井さんのライブパフォーマンスが行われた。
いつもは賑やかな店内は一瞬にしてコンサートホールへと変わり、全員が素敵な音色に耳を傾けていた。

トークセッションでは、辻井さんのクラシック音楽との出会いや魅力を伺うことができた。

クラシック音楽をより身近にするには?

クラシック音楽をより身近にするには?という問いに対して、
『CDやApple Music Classicalで聴いてもらうことも大事だが、生のコンサートに皆さんの足を運んでもらって、ライブならではの迫力を味わってほしい。ライブは、その場限りのもので、何回もコンサートがあったら、その時々で演奏も違って、ピアノによっても、ホールによっても変わってくる。その場でしかできない演奏もあるので、そういうのを味わってほしい。』
と語っていた。

この他のクラシック音楽に関しての質問は、ぜひ専門の記事を読んでほしい。

辻井さんとAppleについて

はじめてのApple製品

はじめてApple製品は2020年頃に購入したiPhone 11 Pro Maxであったと振り返る辻井さん。コロナ禍で時間がある中、Voice Over機能を活用してiPhoneを使いこなしていたという。Voice Overは画面に表示されているものを読み上げてくれる画期的な機能だが、日常生活を送る上で、辻井さんとマネージャさんが非常に欲していた機能だったそうだ。

Apple Music Classicalについて

Apple Music Classicalを使っていて便利な機能だと思ったのは、「検索機能の充実さ」だという。同じ曲でも、演奏者、楽器、演奏環境などによって無限に存在するクラシック音楽だが、それらの検索を簡単に可能にしている点は非常に便利だと感じているそう。

また、空間オーディオを使用して楽しむApple Music Classicalは、「生の演奏を聴いているかのような臨場感を味わうことができるし、ノイズキャンセリング機能を活用すれば、音楽に集中して楽しむことができる。」と語っていた。

約30分のトークセッションの後には、サプライズでアンコールが披露され、Apple 表参道は再びコンサートホールへ変わった。
演奏後は盛大な拍手と共にフィナーレを迎え、1時間という短いながらも非常に充実したセッションは終了した。

終了後には、iPhoneの「Shazam ミュージック認識」機能が紹介されたほか、Apple Music Classicalを体験できるスペースが用意され、参加者はSpecialistのサポートの下、最新のiPhoneとAirPodsでApple Music Classicalを楽しんだ。


Shazam ミュージック認識を紹介している様子。



Apple Music Classical

Apple Music Classicalは、2024年に日本でローンチされた、クラシック音楽を楽しむための特別に設計されたアプリケーションだ。Apple Musicに加入していれば、追加料金なしで楽しむことができる。

使い方はApple Musicと変わらないため、初心者でも簡単にクラシック音楽を楽しむことができる。

今回のゲスト、辻井伸行さんの楽曲をまとめたプレイリストも用意されているので、ここからクラシック音楽の世界を体験してみてほしい。


Today at Apple

Today at Appleとは、Apple Storeで開催している無料の体験型ワークショップで誰でも参加することができる。今回のような特別なセッション以外にも、「はじめよう」「ワークショップ」といった、はじめて製品やアプリに触れる方向けのセッションのほか、「Kids」「子ども向け」などのお子様が楽しめるワークショップも開催されている。

日本では、Apple 銀座を除きすべてのApple Storeで毎日開催しているので、ぜひチェックしてみてほしい。

また、参加者が3人以上であればグループ予約をすることができ、好きなセッションを貸切で行うことができる。友人はもちろん、会社のオリエンテーションでも有効的に活用できるだろう。


Apple 表参道では、2月から3月にかけてゲストスピーカーを招いたライブプログラムが数回開催される予定だ。すでに予約が取れないセッションもあるが、年に数回しかない特別なセッション、機会があればぜひ参加してみてほしい。


*辻井伸行さんの「辻」は正式には、点がひとつです。
*2025.2.19 一部記事を修正いたしました。

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