#2 水槽リセット2023
今年もこの季節がやってきました。水草水槽のリセットのことです。
アクアリストならば誰しも知っています。水草はいい具合のところで生育を止め、いつまでも青々と茂り、ガラス面や水は日常のお手入れだけで美しさが保たれる…のは幻想であることを。現実はむしろ真逆です。
立ち上げ当初は伸び放題だった水草が新芽をださなくなり、徐々にみすぼらしい姿になっていく様と、その逆にこそいでもこそいでもすぐに緑の曇りガラスを作ってくれる糸状藻(観賞用でないコケ)の繁栄を見て、私は昨年立ち上げた水槽の終焉を感じました。
お盆の休みを利用していたこともありましたが、引っ越しをして初めてリセットしたときに大量の蚊にたかられて以来、GWにやることにしています。
なぜ初夏から夏に行うのかと言いますと、ヒーターを撤去している時期なので、魚を退避する用の水槽と水の温度を合わせる手間がいらないからです。
ちなみに、1年に1回しか行わないのは面倒くさがりだからです。参考動画に出ていたアクアリストさんが「リセットしたくなった時がタイミング!」と言っておられ、なるほどと思ったのですが、納得はしても面倒くささが勝ちました。
いきなりAfter
今回は、ADAのパワーサンドが入手できなかったので、初めて栄養系ソイル+イニシャルスティック(埋め込み肥料)で立ち上げてみました。まだ1週間なので何とも言えませんが、うまくいけば来年もこの組み合わせでやってみようと思います。
<栄養系ソイル+肥料の良さげな点>
コストが安い
茶ゴケの発生が少なそう
立ち上げ後の水換え頻度が少なくてよさそう
<栄養系ソイル+肥料のイマイチ? な点>
水草の生育が遅い
水質が整うまでに時間がかかりそう
昨年までは、わりと早い段階でミズミミズが発生していた(今年はまだ見てない)ので、水中の栄養状態が段違いなのだろうな、そりゃ水草の育ちも遅いよなと思いました。その代わり水換えの頻度が少なくても今のところコケ発生の気配が無いので、手入れは楽そうです。
水草を大量に植えて、早く水槽を立ち上げたいときだけパワーサンドを使うのがいいかもしれません。かくいう私も、初めて水槽を立ち上げたときにパワーサンドを使って、悪臭・茶ゴケの大量発生をやらかしました。今思えば水草と水換えが少なすぎたのでしょうが、その時の経験があっての今と考えれば、なかなか感慨深くもあります。
水草が根付いて、エビや魚が生きられる水質になったら、サブ水槽を畳んでお終いです。
あと一か月くらい様子見していきます。
参考:道具について
ニッソーの組立て台に、マットを敷いて使っています。モノによっては高価ですし、壊れないし…と思っても道具を変えたらめちゃめちゃ便利になった! ということがあるので、いつか別記事にしようと思います。
<メイン水槽>
水槽:ニッソー NS-4M 450×295×300mm
ライト:GEX クリアLEDパワー3 450 45cm用 水槽用照明・LEDライト
フィルター:エーハイム クラシックフィルター 2211
エアレーション:水作 水心 SSPP-3S / いぶきエアストーン18φ×150 #100
レギュレータ:クリスタルアクア CO2レギュレーター シンプルタイプ SS-1GR01 / SS-1GR01専用バブルカウンター / スーパーミスト CO2ディフューザー 4/6mmチューブ用
ヒーター(秋~春):寿工芸 コトブキ セーフティヒートセット 100W
<サブ水槽>
水槽:GEX グラステリアキューブ 300
ライト:水作 ライトアップ 300
フィルター:GEX スリムフィルターM
エアレーション:GEX AIR PUMP e‐AIR 1000SB / ストーンは製品名わかりませんでした
レギュレータ:なし
ヒーター:なし
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?