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臨床検査技師について #1 採血

実は…採血もできる!

採血といえば看護師さんが行っているイメージの方も多いかもしれません
が、臨床検査技師は検査業務だけでなく、法律で採血することも認められているため採血も業務として行うことができます。

検査技師が採血を行うメリット

①採血管と検査項目を深く理解している
→「検査」のプロとして、採血管・検査項目ごとに採血時の注意点を理解して採血を行うことができます。
②採血量の判断ができる
→採血が難しい場合など、規定量が採取できない場合も検査に必要な量が採血されているかを自身で判断することができます。

患者様との関わり

採血をする中で患者様との関わりで嬉しかった2つのエピソードをを紹介したいと思います。

「いつも痛くない採血をありがとう」

車いすの患者様を採血室へ案内し、採血を行いました。
採血終了後、「いつも痛くない採血をありがとう」とおっしゃっていました。私のことを覚えていてくださり、かつ、褒めていただき嬉しくなりました。
なるべく患者様の負担を少なく、丁寧な対応ができるように引き続き頑張ろうと思いました。

「痛くなかった!おねーさんでよかった!」

小学生の子が採血をしにきたのですが、採血を嫌がっていました。親御さんの説得の末、採血を行うことになりました。
無事に採血が終了し「採血痛くなかった!おねーさんが採血してくれてよかった!」とおっしゃっていました。
私も子どもの採血は経験が少なく、かなり緊張していたので私も失敗せず、患者様を泣かせず無事に終われてほっとしていたのですが、この一言ですごく嬉しくなりました。

まとめ

今回は臨床検査技師が採血を行うこと、私の経験した患者様とのエピソードについてまとめてみました。
医療従事者として「ありがとう」など感謝の言葉を伝えてもらえることはとても嬉しく、ありがたいことだと感じます。落ち込んだり、辛いことがあっても感謝の言葉を思い出したりすると頑張れます。
患者様への対応や接し方は看護師さんの方が私よりも格段に上手いので、参考にさせてもらいながら採血業務に取り組んでいます。
他の医療従事者の方とも協力しながら、患者様にとってよりよい医療を提供していきたいと考えています。

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