本に呼ばれて
もう、何年も呼ばれてないけれど
生きてきた中で
ふと、本に呼ばれて
本屋の書棚に行く着く事が
何度かあった。
しっかりと覚えているもので
3冊。
いつ、死ぬかわからないなと
数年前に身辺整理をして
いつかフリースクールをした時の為にと
買いためた本も整理して。
かなりの数の本を縁のあったフリースクールへ
持っていき、選んでもらって寄贈。
その時に、もしフリースクールを出来なくても
手元に置いておきたいと残した本達。
1冊は漫画で
その作者さんの書く世界が好きで
何度も読み返したり
人に薦めたり。
薦めた人に喜んでもらえたら
何だかとてもうれしかったりして。
大好きな本だったけど
ここ何年かはその本を開く事はなかった。
でも、コロナ自粛が続いて
ふと本棚のその本に目が行き
読み返して、その作家さんに会いたくなった。
それで調べてみると
自分が冬に働いてた場所の近くで
教室を開いてる事を知り
「そこに居た時にわかってたら速攻で逢いに行ってたのに!」
とちょっと残念な思いをした。
そこから又その作家さんの作品を探すと
私が読み漁った頃から
新作がいっぱい出てて
又読み漁ってしまった。
その人の味というか
人柄というか
どの作品にもそれらが溢れてて
「やっぱり、この人に逢いたいな」
と思った。
ということで
コロナが落ち着いたら
その作家さんに逢いに行こうと思う。
こんな感じで私は逢いたいなと思った人に
会いに行っては、残念な結果が多かったけれど
今回に限っては、違う展開が広がる気がしてる。
こういう、切羽詰まってなくて
「なんとなく」
「まぁ、どんな感じに転んでもいっか」
的な、根拠のない自信と余裕のある時は
なぜか物事がおもしろく展開するので
とにかくは、コロナが落ち着くのを待つばかり。
出来れば、来年早々に。
ムリなら春には動きたい。
その前に
この長雨にもそろそろお別れして
動きたいな〜と思うのだけど
もう少し付き合う事になりそうで(´Д`)
仕方がないので
雨と一緒に
呼ばれた本を読み返しつつ
呼ばれた時に感じた事と
今、読み返して感じた事を並べたり
混ぜたりして
動けない時間を味わっとります。
又、物語が降りて、沸いて
勝手に動き出してくれないかな〜と
思えば思うほど
降りても、沸いてもこなくて
「まぁ いっか」
と雨と風を窓越しに見つつ
ぼぉ―――っと過ごして
充電ばっかしてる今日この頃です。