小説『ひきこもり探偵』~小田原散歩(3)
昨年11月に刊行となりました小説『ひきこもり探偵』の舞台、神奈川県小田原市のスポットをご紹介するエッセイの第三弾です。本日はヒルトン小田原リゾート&スパをご紹介します。
作中に同ホテルをモデルにした宿泊施設が登場するのは第四章『表には必ず裏がある』。主人公みつるくんが、調査の依頼主であるホテルマン(マレーシア人男性)と対面するのが場として登場します。
トランボはヒルトンホテルの会員登録をしており、旅先にヒルトン系列のホテルがある場合は、必ずそこに泊まっています。そんな事情もあり、ヒルトン小田原リゾート&スパには何度か宿泊したことがありました。イメージがしやすかったこともあり、使わせていただいたわけですが、記憶のなかのそこはディティールがあいまいだったため、多分に創作が加えられています。例えば、作中のそこは三階までの吹き抜けとしていますが、実際の吹き抜け部分は二階までです(下の写真の通り)。また、ロビーラウンジのソファーがふかふかで座ったみつるくんが驚くという描写がありますが、実際のラウンジはソファーではなく、椅子です。
同ホテルは家族連れで楽しめる宿泊施設です。アミューズメントコーナーあり、スポーツ設備あり。室内プールは、冬、温水になりますので、一年中利用できます。しかも、おむつがとれていない子どもでも入れます(おむつ機能付きのスイムパンツの着用は必要です)。トランボも2歳の息子を連れていったことがあります。おむつの外れていない子どもの入水OKのプールって案外少なく、とてもありがたかったです。
ホテル棟以外にもコテージがあり、静かにリゾートを過ごしたいという方にもおススメです。
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