1023:応えられなかったけど応えたい
日向坂の最推しメンバーの卒業を前にした、
ただの今の後悔の気持ちの短い記録です。
あまりポジティブではないですが、何も否定はしていません。
感じることは人それぞれであって良いと思います。
「自分にとっての"推す"とは何だろう」、
8月の最推しの卒業発表以降、そう自問自答し続けている。
「最推しメンバーが卒業したら、他のメンバーも推し続けるのだろうか」、
「そもそもどこからが"推す"で、どこからはそうではないのか」、
「自分にとっての答え、線引きはどこにあるのか」と。
自分にとって"最初に推し始めたのはいつなのか"に
向かった時には、行動に移し始めたことを定義としていた。
行動について言えば、
自分のことをよく知ってくださっている方はわかると思うが、
0か100かしかできないタイプなので、
「行くなら全部行く」「行かないなら全部行かない」
としてしまうタイプである。
TIFも、宮崎も、武道館も全日程参加してきた。
10月頭の有明アリーナでの番組ライブは、
最近の番組を追えていなかったので躊躇っていたが、
三期生で推しているメンバーのソロ歌唱があるということで
1回目の公演を一般チケットで購入し、結局のところ
「それであれば全部行く」となり、
残りの2公演も一般チケットで入場することにした。
客観的な最初の自分の定義として言えば、
十分に"推している"状態であろう。
別に気持ちが離れたりしているつもりもないし、
十二分にそれぞれのライブを楽しんでいるつもりである。
ライブ後の友人たちとの感想戦もメンバーとのミーグリでも、
自分にとって良かったところが留まることなく言葉として出てくる。
楽しいと感じていることには間違いない。
「アンコールの時のコールは、義務感ではなく
その日のライブが良かった時に内から湧き上がってくるものである」
と友人が話していて納得したことがある。
どのライブも楽しいと感じていた証のように、
どのライブでも大きな大きな声で「日向坂」と、
内から湧き上がってきた気持ちを込めて届けようとしてきた気がする。
ただ、そんな中でも、
前述の有明アリーナでのライブでの最後のコール&レスポンス、
唯一言葉に詰まってしまった声かけがある。
3公演目の最後、アンコール中に
「今日のライブ、楽しかったですかー!」
という声かけには全力で返していた気がする。ただその後の、
「四期生のことをずっと好きでいてくれますかー!」
という声かけにはなぜか詰まってしまった。
(記憶が曖昧だが、
「四期生のことをずっと推してくれますかー!」だったかもしれない)
なぜか、
「気安く応えてよいのか、これからも推し続けられるのか」
「そもそも"推す"って、自分にとっては何なんだ」と、
瞬時に自問自答し、固まってしまった。
「楽しかった一日のはずなのに、なぜ最高の瞬間で詰まったのか」、
「会場に来た人間として失格ではないか」と、
自分のことを責める気持ちが止まらなくなり、落ち込み、
ライブ後には会場近くの椅子に座りこんでしまった。
未だに自分の中での答えがわからない。
責任感を強く持ちすぎな気もしている。
あくまで趣味、楽しむことだけ考えていればそれで問題が無い気もする。
ただそれでも、自分が感じたことをしっかりと言葉として、
それを応援として届けたいし、であれば自分の気持ちは何なのか、
なるべくしっかりとつかんでおきたい。
今日と明日はひらがなライブであり、
三期生と四期生に一人ずつ大好きでミーグリにも通っているメンバーが
頑張っている場である。
ライブ中は応援を届けたいし、
ライブ自体は全力で楽しみたい。
本気でライブに臨む彼女たちから得られるもので、
自分の気持ちにもより一層向き合うことができるかもしれない。
最推しメンバーの卒業イベントも、あとほぼ1か月である。
12枚目のプロモーション期間も終盤であり、まもなくツアーもはじまり、
これからも大きな気持ちの変動があるだろう。
しっかりと自分に向き合い、
応援してきたメンバーの言葉にもなるべく向き合い、
感じたことを言葉としてなるべく届けていきたい。
後悔の無いように。ちゃんとやり切ったと言えるように。
とらん