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素敵なオレンジの景色、夢のような期間

『One choice』のミーグリ期間を終えて、雑ですが今の気持ち。

(注意)
3か月くらい経ってやっと消化できたような気持ちも入ってます。
誰に対しても貶したりなどしているつもりは微塵も無いです(念のため)。
また、なるべく抑えてはいますが、それでも推しについての思いが普段の記事よりはだいぶ強めです。

推しメンがセンターということの喜び

今日は、日向坂の9thシングル『One choice』の「オンライン ミート&グリート」、通称ミーグリの最終日でした。
自分にとっての最推しと公言している丹生さんがセンターの期間でのミーグリの最終日なので、やはり感慨深さがあるのはもちろんのこと、今回は次の10thシングル『Am I ready?』の期間に入り始めているので、その”あっという間さ"に寂しさも感じています。

この期間は、
「推しのセンターはこんなに嬉しいものなのか」
と、自分自身に対しても驚きがいっぱいでした。
この喜びについては、それだけで記事1つ分以上なので抑えておくとして。

それでも、フォーメーション発表の時点で号泣するくらい嬉しかったです。
涙が止まらない自分にも驚きでした。

人生を振り返ってみたら、もしかしたら「嬉しさで涙する」自体が初めてかもしれません。
しかも自分のことではないのに。
人生で涙した経験は基本的に、自分や誰か(渡邉美穂さん)の卒業の寂しさや、映画やドラマで感動して、くらいな気がします。

言葉にはうまくまとまらないですが、写真集を出した頃から、何となく色々な面で丹生さんの強い思い、覚悟のようなものを感じていました(他のメンバーからは覚悟を感じないとか、そういう意味ではない)。
それが何に向けてなのかはわからないけど、それでも推しメンのいろいろな挑戦を応援したい、そんな風な気持ちだった気がします。

東京ドームでのライブ後に発売された『月刊B.L.T. 2022年6月号』と、横浜スタジアムでのライブ後に発売された『blt graph. vol.88』を読み比べると、少しだけ答え合わせのように伝わってくるのですが。
前者からは、どことなくまだ自信が無いような様子などが伝わってきます。
後者からは、その間に一度決めた覚悟や、体調による葛藤、9枚目への意気込みなどが強く伝わってきます。

ここではこれ以上深く掘り下げはしませんが。
それでも、そんな推しメンの大きな夢が一つ叶ったというのはとても嬉しいもので、推している自分もとても幸せで、だからこそ色々な場で心から感動していた気がします。

勝手な理想と、勝手なギャップ

ただ、自分に対して強欲だったなと思ってしまうのが、
「推しメンの初センター曲、今まで以上にこんなことが起こるのでは!?」
と、大きく期待してしまっていた点ですね。

色々な面で、情報に過敏に反応してしまうことで、勝手な自分の中での理想や、今までのシングルでの動きとの違いによるギャップで、勝手に悩んだり傷ついたりしてしまっていたわけです。

それは、フォーメーション発表直後から。
「なんでフォーメーション発表から、発売日までがこんなに近いんだ?」
という小さな疑問がスタートでした。
3/19深夜の冠番組でフォーメーションが発表され、発売日の4/19までにすでに1か月を切っていたためです。

過去の記事でも触れましたが、直近の他のシングルはだいたい発売の1か月半から2か月前にはMVが公開されていたため、だいぶ発売日が近くに感じました。
「4回目のひな誕祭も近いので、プロモーション戦略として、その日程になるべく近づけるため?」
という何となくの予想を色々としたりもするのですが。
これ以外にも、同記事でも述べたようなメンバーから伝わってくる謎の焦りのようなものが、自分の中でのそれらの疑問を少しずつ大きくしていきました。

初めてMVを観た頃は、振り返ってみるとこの期間でもっとも多くの疑問が、頭の中をぐるぐるとめぐっていました。
「え…?なんでこんなにリップシンク※が無いの…?」
※歌詞に合った映像中の口の動きのこと
「歌詞に合ったような振付、ほとんど無かったよね…?」
「なんで途中、今までと違って薄い紹介動画みたいな動きが多いの…?」
「みんなかわいいはかわいいけど、曲にも合ってないような気がする…」
「振付にも、撮影日にも、全然歌詞が無かったってこと?」
「だから、こんなに発売日まで近いの?」

そこから軽く調べてみれば、先ほどの記事の内容とまた重複しますが、秋元康先生の体調不良や、他グループの発売日延期などの情報が出てきました。
そして、なおのことこれらの疑問が強くなりました。
ここまでくると、もはや疑念ですね。

その後すぐに、強い強い自己嫌悪に陥ります。
数日後に横浜スタジアムでの4回目のひな誕祭、声出しができる屋外会場での最高の場での披露があるだろうに、なんて心境で推しメンのセンター曲のMVを観ていたのだと。
なんですぐに喜びいっぱいの気持ちになれていないのだと。

強く自省し、思い直し、
「絶対大丈夫、ライブでは絶対最高のパフォーマンスだから」
と、推しメンを改めて信じ、強い気持ちと期待でライブに参戦しました。

結果的には極めてライブ映えする曲で、自分にとっては史上最高の披露の場であり、忘れられない思い出になりました。
(ライブ映えじゃなくてMVで映えないと、という意見もありますが、ここでは別問題)

声出しができるライブだからこそ、大きな大きな声で
「丹生ちゃん、おめでとーーー!!」
と叫ぶことができたわけで。
涙が止まらなくて、2度は叫ぶことができなかったですが。
自分にとっては、推しメンが最高に輝いている瞬間でした。

オレンジ一色かつ赤一色の光景

どうしてもライブから3か月、言葉にできない複雑な気持ちのままだったのが、アンコールで披露している際の、会場全体のサイリウムカラー

披露直後は、丹生さんのサイリウムカラーのオレンジ×オレンジに合わせ、多くの方がペンライトをオレンジ色としていき。
そして、卒業を発表した影山さんがモニターに映ると、影山さんのサイリウムカラーのレッド×レッドに合わせ、多くの方がペンライトを赤色としていく。
会場はオレンジ一色でも赤一色でもあったことで、その瞬間にはいろいろな気持ちがわいてしまいそうになるのですが。
必死に押さえ、盛り上がることになるべく専念していました。

丹生さんが9枚目シングルへの強い思いを語っている際にオレンジに切り替える人もいれば赤のままの人も、同じくその後に影山さんの言葉の際に切り替える人もそうでない人も。

ちゃんと述べておきたいのは、オレンジ一色にするべきだったとか、ちゃんと切り替えるべきだったとか、そんな気持ちは微塵も無いです。
影山さんのことも大好きなので、4回目のひな誕祭に登場するとしたら最高の場なのはフロント曲に間違いない、とも思っています(影山さんのことも大好きなのは、TwitterでずっとTLを見てくださっていた方ならちゃんと伝わっているはず…)。

それでも、その時の光景を自分の中でどのように捉えて良いかが、ずっとずっとわからなかったのですが。
それはMVを最初に観た時の感情に対してと同じなのではと、10枚目のMVが公開された後の今では、そう思うのです。

あくまで、MVに対しても、
「会場でペンライトがオレンジ一色になれば」
というのも、自分の中で無意識に、勝手に掲げた理想であって。
その理想を少しでも下回ることで、勝手に減点方式でギャップを感じ、モヤモヤと勝手に疑問を感じていただけな気がします。

『BRODY 6月号』では各メンバーへのアンケート欄で、丹生さんはオレンジ一色の会場について思いを語っていて、影山さんは赤一色について語っています。
メンバーそれぞれに素敵な光景が見せられたのだから、それで何の問題も無いと思うのです。

そして勝手に期待しているだけで、自分の中でちゃんと迎え入れる気持ちが足りてないだけなのでは、と思うようになりました。

迎え入れる気持ち

10枚目シングル『Am I ready?』のMVは、今までの日向坂よりもかなりポップです。

一部、
「2ndシングルの『ドレミソラシド』のような爽快感のある曲を、夏の曲として期待していたのに」
「日向坂の今後の方向性がわかるような曲だって期待していたのに」
「前までのような、もっとアップテンポな曲だって期待していたのに」
という意見も散見されます。

もちろん『One choice』の際にも同じように色々な意見が散見されましたし、これらの意見が100%理解できないとか、そういう話では決してないです。

自分にとっての推しメンのセンター曲の期間を通して良く分かったのが、日向坂というグループなり誰かしらのメンバーに、好きな気持ちや推している気持ちがあることで、自分の中で強い期待が生まれ、その期待に対するギャップがどうしても不満などになっている気がします。

だからと言って「期待しない方が良い」というのも話が違います。
強い期待に対するギャップとして捉えるのではなく、自分が予想していなかった別の違いとして捉えたり、また別の良さが無いかワクワクと探してみたり、そんなプラス方向に受け入れる気持ちを持っていたいと思いました。

最後に

やっぱり推している上では、ワクワクとしていたいですね。
色々と期間が長くなるにつれて思うことは出てきますが、それでもTwitter上であればせめて曲のタグなどをつけるようなことはせず、メンバーがもし検索したら簡単に目に入るような形では出さないようにしたいです。
推しメンの前ではこちらも笑顔で、一緒に楽しむ気持ちでいたいですね。

そういえば。
10枚目シングルから、大幅にミーグリの機会を増やしてみました。
9枚目までは「予定が入るかも」という日を避けていたのですが。
「予定は開けるもの」とすることにしてみます。

10枚目の発売ももうすぐで、影山さんの卒業セレモニーもリアルミーグリもあり、そしてその先にはツアーまで。
楽しみがたくさんなのは、嬉しい限りですね。
これからも自分にできる形で、ずっと推していきたいです。

とらん

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