1日目-学校の罠(笑)-
今日は文化祭の清算、転学書類の受け取りに学校へ。
もうすでにこの学校から転学になっているわけだけど、はて?何を着て行けばいいのか???
目立たないように、ということで制服に決定(笑)
(今考えたらおかしなことだけど、当時はどんなに考えてもわからなかった)
実際学校に行ったら、先生に「どうして制服着てきた(笑)?」って言われたらしいけれど。
時間指定された時点で、キナ臭い話ではあったのだけど、その日はちょうど後期の始業式に当たる日。
そんな暇はないだろうとタカをくくっていったわけだけど。
やっぱりそうだった。
サプラーイズ!!!で昨年まで同じクラスだったメンバーが集まっていた。
最後まで誰にも告げずに学校を去った娘。
みんなはそれでは納得していなかったようで。
それはそうだ。
何しろ、基本クラス替えなしの中高一貫校。
中学の入学時から、5年近く共に過ごしてきた仲間たちだ。
女子校だからなおさらその思いは強い。
ましてや数日前まで文化祭リーダーをしていた人なわけで、訳が分からないのが当然だ。
始業式が始まる前に、みんな寄せ書きをしてくれたものを受け取り、泣きながら(娘以外)お別れの会が行われたらしい。
なんて幸せな子なんだろう?
そしてそれだけの想いをみんなに残してきた娘を誇らしくも思うのであった。
本人は「やられた~」といってケロっとして帰ってきたけれど、その後に行われた始業式は、生徒会長を始めとしたクラスの子は号泣して体育館に入場したらしい。
周りはさぞかし驚いたことだろうな。