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英語を10年以上独学してきて気づいたこと。多読・多聴はランダムに読んで聞くという意味じゃない。
こんにちは!Sachiです。
わたしは10年以上英語を独学していますが、未だにスピーキングは初心者レベルです・・・。理由は、典型的な学校みたいな勉強の仕方だったからなんですけどね。
それでも、英語ブログを書けるまでにはなりました!
日本語を英文にするのは簡単じゃないけど、読む・書く・聞く・話す技能の中では、一番上達しやすいんじゃないかと思います。
調べる時間もあるし、パソコンなら文法チェックやスペルチェックしてくれる機能があるし。最終的にはネイティブの子に、自然な英語に添削依頼もできる。何より、中山裕木子さん著書の『会話もメールも英語は3語で伝わります』という本を読んでから、特に上達し出したと思います。
いい加減、他技能も上達させなくては!と思って、最近になってまた、英語学習に本腰入れ始めました。
特に多読だの多聴だの意識したわけじゃないけど、20カ国の言語を話せるスティーブ・カウフマンさんという方の動画で、語学の上達には多読・多聴が効果的!て言ってるのを観て、自分が今やってることがそういうことかなと気づいたんですよね。
多読・多聴はランダムに読んで聞くという意味じゃない
◩ 多読とは、英語小説や英語記事を次々にたくさん読むこと。
◩ 多聴とは、ニュースやポッドキャストをひたすら聞き流す。
ということだと、つい最近まで思ってました。
どっちにしても、とにかくたくさんのものを読んで聞いて数をこなすものだと。
本質はそうじゃなくて、同じものを何度も繰り返し読んで聞いて、そして次のトピックへ。というのが”真の効果的なやり方”なのではないか?と思ったんです。
1つのトピックを理解しないまま、ただ闇雲に多読・多聴をやるのでは効果が低いかなと。
多読の場合、ランダムにひたすらたくさん読んでいけば、幅広い英語表現を知ることができるかもしれないけど、脳に定着しやすいとは言えないし。
多聴の場合、ただ聞き流してるだけでは、自分が知ってる単語は聞き取れたとしても全体の意味はそんなに理解できない。
つまり多読と多聴は同じもを使って行うもので、スクリプトがないニュースやポッドキャストを聞き流のではなく、音声付きの短い英文を、何度も読んでは聞いて、聞いては読んでを繰り返すことが、この学習の本質なんじゃないかと。
今わたしがしているやり方が、結果的に多読・多聴効果に繋がってるって気付いたのは、同じトピックを1週間づつやってるってとこです。
※正確には土日はやってないから5日間だけど
1つのトピックを読んだり聞いたりを、月曜~金曜まで毎日繰り返してます。
数日同じトピックを繰り返すのは、その方が記憶しやすいから。
わたしは1週間同じトピックをやる!って決めてるけど、何日続けるかよりも、とにかく1回読んだら終わり。にはしないようにする。
1トピックをどれくらいの期間繰り返すかは、決めておくことをおすすめします。
1トピック完全に理解してから次!というのは、曖昧な区切りになると思うんですよね。長く同じものを続けると脳が飽きてくるし、結果的にいつ次に行けるんだろうって中だるみしてしまう。
ちなみに、何トピックもある1冊を全体的に繰り返そうとするのは(例えば、5つストーリーがある本を1回で全部読むことを毎日続ける)逆に情報量が多すぎて、結果、何も頭に入ってこないになりかねないかと。
短い文章の少ない情報量を毎日繰り返すから、頭に入りやすく、多読・多聴効果が十分に発揮される。と思うんです。
1トピック何度も繰り返したものが1冊終えた。だから次へいくって感じで、多読・多聴をこなしていくのがいいのではないかと思います!
新しいストーリーを進めながらも、時々1冊目のトピックを、もう一度読んで聞いてみるってのもありですよ!
1回目の時には気づかなかった部分に、2回目で『これってこういうことか!』と気づくことがあるんですよね。そういう時こそ、新しい理解の発見に気分が上がって、英語脳が活発化すると思うんです!
英文を読むときは、日本語訳を見なくても理解できるように。
英文を聞くときは、英文を見なくても理解できるように。
これぐらいの目標を持って繰り返すことが大切です。
とはいえ自分が決めた期間内に完璧に理解する必要もない。何度やってもどうしても頭に入らない文章ってあるから。それはまた、全てのトピックが終わってから戻ってみればいい。
多読しよう!多聴しよう!って分けて考えるんじゃなく、両方できるものを選んで多読・多聴を同時に繰り返すことが、多読・多聴をするということの本質ではないかなと思います。
実際に多読・多聴に使ってるものを適当に紹介
一応自分の中で、技能的にリスニング強化・リーディング強化として分けてます。リスニング用にはスクリプトがあるし、リーディング用にも音声があるから、どちらも多読多聴として使えます。
多聴的用途で使ってるのは、スーパーエルマーというリスニング教材です。このスーパーエルマーは、英語を英語の語順で理解させるためのリスニングに特化したものです。
アメリカのCBSテレビを教材にしていて、音声が生のネイティブ音声であることと、英語の語順で理解できための構成になっています。そして使い勝手がとてもいいんです!文章がチャンクごとに切れているので、聞きとれなかった文章だけを何度もリピートして聞けるんです。
わざわざ他のツールやアプリを使って、自分で英文を区切ったりする必要がないところが便利で、リスニングに集中して勉強できます。
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リスニング向上効果抜群です!英語を聞き取れるけど、意味が理解できない・・・という人にめちゃくちゃおすすめです★
多読として使ってる本は、
ロックリー トーマス著書の『外国人が本当に知りたい日本の文化と歴史』
単純に興味があって購入した本だけど、結果的に多読用教材になりました。31個トピックがあるんです。
日本人も知らない日本のことが知れるし、英語ブログの文章を書くときの参考にもなるから読んでて楽しい!ただ自分がイギリス発音に慣れてないので、音声を初めて聞いたときはめちゃめちゃ聞きにくかった・・・(今もそんな聞きなれてないけど笑)
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