【うーんwと神が同居する】ぺんてる orenz nero 偏見レビュー
はじめに
明けましておめでとうございます。トーラです。今年も一年文具いっぱい買いたいなと思ってます。今年からはバイトが出来るようになると思うので親金勢離脱を目指します。余談ですが私そろそろ誕生日なんですよね。それだけです()。今回はオレンズネロのレビューATとの比較もしていきたいと思います。レビュー自体は結構短くなると思いますが比較パートもあるのでまぁ3500字とかになるかなと思います。いつもより長い前置きもここら辺にしておいて、それでは始めたいと思います。
レビュー
基本コンセプト
というわけでレビューやっていきましょう。まずはお久しぶりの基本コンセプトから。
というわけで「ユーザーではない。オーナーになるのだ。」こちらがオレンズネロというペンのコンセプトのうちの一つと私は捉えています。私は次に紹介する公式がコンセプトとして掲げている文章よりコンセプトよりこちらの方がしっくりくるんですよね。それではお次は公式からコンセプトの引用です。
というわけでこちらが公式が明確に掲げるコンセプトです。私はこちらより最初に紹介した画像の「ユーザーではない。オーナーになるのだ。」という一文の方が言いたいことが圧縮されていて好きです。正直この1文にぺんてるという企業が詰まっている気がしてしょうがないんですよね。ぺんてるという企業は謙虚感というか日本らしさが強い企業だと私は思っています。いい意味でも悪い意味でもペンに書かされることがなく自分で選択を出来る、そんな書き味やコンセプトのペンを世に送り出している企業だなと思います。んまぁこういう哲学チックなお話が大好きな人間なもんで話し出すと普通に止まらなくなるのでこれくらいでブレーキをかけておきたいと思います。それではお次はデザインについてです。
デザイン
お次はデザイン、ということでまずは公式からの引用を一文。
ということで、これ見せられてもよくわからんねって感じですよね。ネロのデザインはやはり「重厚感」「永く使う」ここが主軸だしそこはどのシャーペンと比較しても絶対ブレないポイントだと思います。そして地味にすごいのが樹脂と金属粉末の混合素材。こいつがなかなか優秀です。まず金属ほど重くならない、次にこいつのおかげでAT程まではいきませんが、やや低重心になっているのでとても書きやすいです。ということで昔なんか見つけた記事のオレンズネロのデザインの過程的なsomethingを画像で貼っておきたいと思います。引用元おもろいこと結構書いてあるので興味ある人はぜひ覗いてみてください。
ということでデザインはまぁこれくらいですかね。続いては機能についてみていきたいと思います。
機能
お次は機能、と言ってももうATであらかた解説し尽くしているので今回は組み立てや部品数など、とかそこらへんに焦点を当てていきたいと思います。あと一応機能について知りたい方向けにATの記事のリンクを貼っておきます。
ということでオレンズネロの変態ポイントコーナー(なんやねん唐突に)。ということでまずはその1〜。部品数が22個ある〜、ということでまずは部品数です。こいつのせいで良い事悪い事起きてる気がします。この数はだいたい一般的なシャーペンの2倍です。そうです、2倍です。組み立てるのが大変ですね〜。そのため全部手作業で組み立てられているのです。はいここ地味にその2でしたね、全部手作業。そしてその3〜。ネロ心臓部分、もといボールチャックはだいたい金属で作られているんですが加工精度があたおかなくらい良いです。この3点が機能を実現する上での変態的なポイントだと思います。ちなみにこの3点のせいで生産が追いつかず欠品、AT爆誕etc…という散々な目に遭っています。まぁここは若干ネタに走ってますね。ということでネタ繋がりで一回脱線して次のコーナーに移ります。小ネタです、オレンズネロは逆から呼んでもオレンズネロです。orenz Nero、逆から呼んでもorenz nero。なんつって(寒いし周知の事実)。それでは次はスペックに移っていきたいと思います。
スペック
というわけでお次はスペックです。
長さ 約140mm(収納時)/約143mm(筆記時)
重量 17g
太さ φ9.5mm(グリップ部一番太いところ)
機能 ノック式シャーペン、オレンズシステム/自動芯出し機構搭載
芯径展開 0.2mm/0.3mm0.5mm
素材 先金・ノック部:真鍮、前軸:ナイロン+鉄粉混合特殊素材、後軸:ABS樹脂、クリップ:鉄
重心位置 先端から65mm
カラーバリエーション(通常色) ブラックのみ
値段 3300円(Tax included)
製造国 日本
販売元 ぺんてる
ということでスペック的には、まぁ軽量級(当社比)ですね。外装の黒の重厚感と軸の細さも相まってかなりズッシリきます。そして低重心。まぁ一応一般的には書きやすい部類ですね。ATには勝てんけど((。それではお次、内部機構に参りましょう。
内部機構
ということで内部機構です。ってことですデデドン
いたってシンプルですね。まぁシンプルそうに見えて部品数2倍…。恐ろしいです()。まぁ何点か見るところ見ていきましょう。まずはチャックのところ。
ここには切れ込みがあって芯径ごとに決まっています。.2、.3、.5それぞれが2、3、1本なのでわかりやすいですね。関係ないけど.4とか1.3とか面白そうな芯径でませんかねえ…オートマチックマークシート用シャーペン()。ちなみにこれより先は故障の原因になる可能性があるためチャックを黒いところからはあんまり外さない方が良いそうです。それでは次は消しゴムです。
ちょいロングですね。ここは金かかってる。それではお次は小ネタとかちょっとしたことです。
小ネタ・ちょっとしたこと
ということでどうでも良いこと発表タイムです。オレンズネロは実は公式が推奨している芯径があります。それがこの表です。
特に意味はありません。そしてどうでも良いことその2。オレンズネロは経年変化する、です。
上が新品、下が使い込んだものです。これは優秀なキッズ・SSK判別機。それだけですそれでは最後にいつもの書いてみて+総合評価です。
書いてみて+総合評価
というわけで単体レビューの部ではお最後の書いてみてと総合評価です。まずは書いてみて、これは芯径によってかなり変わります。細い芯径はふわふわ気味のガツガツ、.5はガチガチです。.5結構硬いです。自分はオートマチックは硬い系もやわい系も好きなんですけどネロの.5は無理です。理由が先端の棒を引っ掻いてる感。これが本当に苦手なんです。S30はカッチリ系だけどパイプではなくボールペンの砲弾チップみたいな感じです。だけどネロはパイプ、ということでとてもなんかストレスを感じます。そして書いてみてとは関係ないですが収納する時の硬さや携帯時に勝手にたまに筆箱の中でパイプが出ています。パイプ勝手に出てくるは特に.5が顕著です。てことで最後に総合評価やっていきます
ぺんてるの最高峰シャープペンシル
芯径によって結構変わる
まぁ色々ストレスポイントがある
重厚感はすごい
比較的永く使える
ということでトーラtierは.3がS、.5がA-です。.5は自分正直買う価値感じませんでした。ということでお次はいよいよATとネロの比較です。
orenz nero VS. orenz AT
簡潔にいきます6項目、多かった方が私的には優秀ということで。まぁあくまで偏見なのであまりお気になさらず。
書きやすさ
ATです。やはり低重心というのと、ネロより少し軽く太いのでATの方が良いと思います。
書き味
ネロです。ATにガッチリ感は皆無ですからね。
ストレスになるポイントの少なさ
ATです。ネロ.5のストレスポイントがATでは完全に解消されています。やはり進化しているんですよね。
値段・コスパ
引き分けです、正直両方うーんって感じですので。
カラバリ
ATです。自分的にはやはり多い方が中身と調和させやすいかなーと思っているので。
デザイン
引き分けです、普通に良すぎて甲乙つけられないです。
結論
偏見で6項目比較するとATの方が良い。こちらが私に出した結論です。
最後に
というわけで今回は以上です。結局4000字超えましたね。まぁ正直ネロのストレスポイントよりnoteの執筆画面の方がむかつきます((。ということです来週は購入品になると思います。また次回の記事で会いましょう。