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【最高に美しく、遊び心のある限定色】Tombow MONO graph 10th anniversary 限定色 モノブルー 偏見レビュー
はじめに
どうも、トーラです。今回はまぁまぁ長いこと眠らせていたネタの回です。レビューに入る前に今後1ヶ月くらいの投稿内容について予定をお知らせをさせていただいます。まず次回は筆箱紹介#004をお送りしようと思います。そしてその次は何がBP系やろうと思ってます。その後はお初となるFPか別の何かと考えています。受験が一応そろそろなのでしばらく短めとかになるかもしれません。よろしくお願いします。それではレビューの方に移っていきましょう。
レビュー
ということで今回はモノグラフ10th限定色というわけなので今までのモノグラフシリーズ(一部微妙なライン)をまとめて見ました。それではまずはモノグラフ全モデルをどうぞ
モノグラフシリーズ全モデル
モノグラフ
発売年:2014年
価格:440円(税込)
機能:回転繰り出し式消しゴム、フレノック、フレロック
芯径展開:0.5/0.3
ということでまずは一番スタンダードなモノグラフです。実は通常色は持っていなかったり…。というわけですね。440円なのでなんか機会あったら買おうと思います。地味にこの後一時期の発展系より機能が多いオリジナル…。
モノグラフワン(廃盤)
発売年:2015年
廃盤年:2020年
価格:275円(税込)
機能:大型回転繰り出し式消しゴム、フレノック、フレロック、サイドノック
芯径展開0.5
というわけで散々カスだのゴミだの言われてた廃盤になったモデル、モノグラフワンです。サイドノックが主に悪さの元だったらしいです。芯がこれでもかと引っ込むらしかったです。欠陥的な致命にしては寿命は長かった方だと思います。普通にデザイン好きなので観賞用でちょっと欲しいかも。
モノグラフゼロ(廃盤)
発売年:2016年
廃盤年:2023年
価格:660円(税込)
機能:回転繰り出し式消しゴム
芯径展開:0.3/0.5
というわけでファインの生贄になったと言われるのに定評のあるモノグラフゼロさんです。こいつ生贄にあれ召喚しなくていいと思う()。ローレットグリップの低重心設計、多分シリーズで一番細かった消しゴムとこいつは製図方面ガン振り系な気がします。普通に復刻して欲しいです。
モノグラフマルチ(廃盤予定)
発売年:2018年
廃盤年:(2025年度廃盤予定)
価格:660円(税込)
機能:ボールペン(黒・赤)+MP、回転繰り出し式消しゴム
というわけで今年お釈迦する予定の子、モノグラフマルチです。この子試し書きとかたまにしますけど。普通にデザインかっちょいいし書きやすさ、機構の独特さがあって好きなのでそのうちさっさと確保するつもりです。
モノグラフグリップ
発売年:2018年
リニューアル年:2023年
価格:550円(税込)
機能:回転くり出し式消しゴム、フレノック、フレロック、エラストマーグリップ
芯径:0.5
ということでお次は影が薄すぎて存在しているのか怪しいことに定評のあるモノグラフグリップです。こいつがこの間安売りされてるのを発見してジト目で見てました。こいつ実はリニューアルしてるんですよね。新しいのと古いの比較してみたい。旧ロット買うの大変そうだ😥😥😥。
モノグラフライト
発売年:BP2020年/MP2022年
価格:220円(税込)
機能:回転くり出し式消しゴム
芯径展開:0.5/0.3
ということで無印並みに人気な気がするモノグラフライトです。こちらは高密度テクスチャーグリップ採用の最安価モデルです。最安価とは言いつつクオリティは高いので文具無知系の女子がKS、無印の文具並みに使っているイメージです。昔持ってたけど手放した記憶。モノカラーかちょっと前の限定のスケルトンを買いたいなと思ってます。
モノグラフファイン
発売年:2023年
価格:1210円(税込)
機能:回転くり出し式消しゴム、消しゴムユニットロック機構
芯径展開:0.3/0.5
というわけでみんな(主にキッズ)が大好きなモノグラフファインです。グリップ口金一帯成形、ソフトフィール、圧倒的低重心と安価帯(要定義)にしてはやけに高い剛性、消しゴム使わん勢からしたら完全なる無駄機能。この一言に尽きますね(長い)。そして実はモノグラフファイン、変更があるんです。それはグリップ・クリップなどの金属部の素材。実は初期ロットは真鍮なんですが途中からステンレスに変更となっています。見分け方はサラサラが真鍮、ザラザラがステンレスです。
モノワーク(番外編風味)
発売年:2024年
価格:594円(税込)
機能:回転くり出し式消しゴム
芯経展開:1.3
というわけで番外編風味のラストはモノグラフ(要定義)系シャーペンのモノワークです。正直最近一番推してるかもしれません。なめらか、コスパ最高、お前が優勝でいいよ。大体これです。限定色最初出たやつ思った334倍は人気でした。相場2倍とかいってますね。こりゃあ限定色二本目仕込めるか怪しいなあ…。頑張って仕込みます。
ということで長すぎる前菜(定期)が終わりました。続いてはいつも通りデザインと基本コンセプトを見ていきましょう。
デザイン・基本コンセプト
ということでまずはモノグラフ自体のコンセプトを見ていきましょう。
回転くり出し式の「MONO消しゴム」を搭載したシャープペンシルです。
軸を上下に振って芯を出す「フレノック機構」とクリップを押し上げると「フレノック」が固定される「フレロック」機能も付いて、
高品質・高精度な「書く」と「消す」を実現しています。
ということでモノグラフ自体のコンセプトは「書く」と「消す」の両立ということです。実際シャーペン付属の消しゴム使うタイプの人には良い塩梅のプロダクトだなあと思います。そして次は10周年限定のデザインを見ていきたいと思います。
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ということでデデドン(迫真)。正直限定色としてこれ以上ない最高のクオリティだと思います。何故一什器五本+什器オンリーまでになったんだ…。おそらく印刷のせいですね。というわけでデザインについて軽く解説を。上から下まで全部青で統一されたボディー。限定のみのメタルクリップ(おそらくモノグラフグリップからの流用)にスケルトンまで青のグリップ。こんなところでしょうかね。本当に統一感が美しいです。そして塗装のハゲについてですがあまりないと思って良いと思います。それでは次に機能を解説したいと思います。
機能
というわけで機能です。正直本体の機能についてはかなり多いので公式より画像を引用させていただきます。
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というわけで以上が本体の機能です。ということで次は10周年で特筆すべきやつを公式から引用です。
<モノブルーボディ>
10周年のためにリザーブしていたシリーズ初のモノブルーボディ。特殊な表面加工によってライトからディープにブルーの濃度が変幻、メタル軸のような高輝度な光沢がリッチです。しかも、表面感はしっとり、さわやかな上品な感触。 ホワイト2層、シルバー2層、ネイビー2層など10層のマット転写印刷加工による稀有な仕上がりです。
<10周年マークプリント>
「MONO graph 10th Anniv. LIMITED」をボディエンドにプリントしました。10周年記念バージョンのみのアイデンティティです。
<メタルクリップ採用>
使用感のしっかりとしたメタルクリップを採用。モノブルーのボディを引き立てるシルバーアクセントとして魅力です。
ということでまずはボディーの印刷から。こちら10層の変態仕様となっております。このボディ本当に美しく、例えるなら光の加減版偏光塗料です。写真見てもらった方が早いです。
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こちらが明るい時
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こちらが光量少なめの時。結構加減で変わりますよね。これが美しいです。そして2つ目の10周年プリントとメタルクリップはそんな語ることないのでパスします。(プリントの差異と流用ですし)それでは次はスペックです。
スペック
長さ 147mm
重量 17g
太さ φ10mm
機能 回転繰り出し式消しゴム、フレノック、フレロック
芯径展開 0.3mm/0.5mm
素材 軸:PMMA樹脂、口金:真鍮、グリップ・クリップ:ポリカーボネート樹脂(PC樹脂)(10周年限定はクリップは鉄)
重心位置 先端から64.5 mm
カラーバリエーション スタンダード、ブラック、ブルー、ライム、ピンクetc…
値段 440円(Tax included)(通常色)(限定色は693円)
製造国 日本
販売元 トンボ鉛筆
ってことでスペック的にはまぁ軽量級若干低重心の扱いやすいやつですね。だけど気持ちちょい長めなのでそこは書きやすさ・書き味にどう影響するのか…と言ったところですね。それでは次は内部機構です。
内部機構
ということで内部機構です。正直あんま見るところない。
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ということで分解。正直ネロ並に見るところがない。シンプルではなく分解できない系ですけども。じゃあちょっと面白いところとか見ていきますか。
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まずはここ。フレノックの機構が見えます。これは錘が落ちてない時
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これは落ちてる時
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チャックは普通に金属製なのさすが大企業です。それでは最後にいつもの。
書いてみて+総合評価
というわけで書いてみてです。個人的には同じ会社の傘下的な感じのzoomのL2のシャーペンに似てるなあと感じました。適度に柔らかいけどコシがある。そんな書き味だなと思いました。それでは最後に総合評価です。
書きやすさの中にある特別感
美しい色彩
見つけたら買い
でもちょっと全長長めで癖強い
というわけでトーラtier的にモノグラフ10周年限定色モノブルーはS-です。正直色々心配で実用しずらいかなということでSから一段下です。それではレビューは以上です。
最後に
というわけでいつも通り思ってたより長くなりましたが今回はこれで終わりです。次回は筆箱紹介すると思います。まだ次回の記事でお会いしましょう。