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その4 あいみょん・スピッツ対バン「AIMYON vs TOUR2024 ラブ・コール2」

スピッツの熱いライブが終わり、ステージで楽器を調整するため、しばし休憩。

スピッツの余韻に浸りながら、会場全体を見渡すと、東京ガーデンシアターはすごいね。4階席まであって、上の方まで観客がいる。圧巻。ステージに立つ側の人たちもこの迫力に圧倒されそうになるのかしら・・・。

あいみょん登場。

息子から「死ね~」って歌う歌があって、これがすごい、と教えてもらったのが、あいみょんを認知した最初だったと思う。2018年の夏ごろだった。
「あいみょんって・・・なんかチャラい名前。アイドルみたいなもんかな」なんて、偏見を持っていた。
Youtubeでただちに聞いて、一瞬で偏見は吹き飛んだ。
衝撃を受け、即座にTSUTAYAへ。動きが昭和ですが・・・。おじさんはサブスクとか信じてない。災害時に通信状態が無くても、電源さえあれば音楽とともにいられると思って、スマホに全曲取り込んでいる。

で、あいみょんを見たい、生で聴きたいと思って、調べていると、あいみょんが初めて日本武道館でライブを行うと・・・。こりゃ行くしかない。東京での会議を終え、スーツ姿で駆け付けた。

アコギ一本で、観客と対峙した女性アーティストに震えた。そして、もちろん、甲子園も駆け付けた。

さて、対バンに戻る。
1曲目は「ジェニファー」
ダンダン ジャラ ダンダン ジャラ ダンダン ジャララ~
カタカナにすると、あまり迫力がないけど、ジェニファーの前奏は最高。「やるよ、いくよ」っていう意気込みに心が震える。

アルバム「青春のエキサイトメント」の後半に位置し、アルバムをしっかりと引き締めている。

2曲目「桜が降る夜は」
アルバム「瞳へ落ちるよレコード」の8曲目。近年のあいみょんの中で、おじさんにとってはちょっと苦手な分野の曲かも・・・。
真っ直ぐすぎる、恋の歌。
「これいいわ!」って言ってる50代男性、怖いよね。

3曲目「愛を伝えたいだとか」
トンタントンタントンタントンタン。
「青春のエキサイトメント」の中でも、リズム、歌詞ともに最も好きな曲かも。
「君ロック」などと一緒で、男の子視点の歌詞。
なぜ、こんなに見事に「男の持って行き場のない気持ち」「思い通りにいかない歯がゆさ」を表現できるんだろうか。

「愛を伝えたいだとか くさいことばっか考えて待ってても
だんだんソファに沈んでいくだけ
僕が 明日いい男になるわけでもないからさ 焦らずにいるよ
今日は日が落ちるころに会えるの?」

一番好きなフレーズは
「結局のところ 君はさ どうしたいの?
まじで僕に愛される気あんの?」
絶対に、直接は聞けないんだろうけど・・・。

4曲目「満月の夜なら」
これも男の子視点の歌だね。

5曲目「ノット・オーケー」
単純なラブソングじゃないことは分かる。
「想像ができる 一人でいること
2日目の湯船も 透き通っているんだろう」
うーん、シャワーなんだよね。

6曲目「魔法のコトバ」(スピッツカバー)
おお!あいみょんが選んだのは、この曲か。
あれ?でも、さっき、スピッツも演ってたよね。スピッツバージョンとあいみょんバージョンが一度に聴けるとは、なんともお得。

まさか、同じ曲を歌うことになったことに、あいみょん自身もMCで「バンドメンバーも含めて、めっちゃ緊張した」って言ってた。

後半に続く

2024年7月20日 トラジロウ

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