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teto「Pain Pain Pain」
この曲は驚いた。
2018年1月、お笑い芸人「和牛」のオールナイトニッポンRを聞いていたら、水田信二がとっておきの曲を紹介するコーナーの1曲目として紹介されていた。
このとき、tetoのことは全く知らなかったけど、真夜中にこの曲は反則過ぎる。
歌詞のスピードに圧倒される。早口で、大量の歌詞を一気にまくし立てる。
下に公式のYouTubeのアドレスを貼っているので、聞いてみてください。
カラオケに入っているかどうか知りませんが、この歌、歌おうとしても、私には全然歌えません。少々、速い曲ぐらいなら、なんとかなると思いますよね。この曲はマジで、歌えません。全く、ついていけません。
「あ、この歌、無理。速すぎて、歌えないわ」と思ったのは、RADWIMPSの「実況中継」と、この曲の2曲だけです。世の中にはもっとたくさんあるんだろうけど・・・。
でも、tetoのボーカルの方は、圧倒的なスピードの中で、一つ一つの言葉を発音している。それに驚かされるような曲。
歌詞の解釈は難しい。男に捨てられつつある女を表現しているのでしょうか。
男性にないがしろにされている女性視点での無常観のようなものがうっすらと浮かんでくるのかなあ。
「午前2時43分32秒 マスカラが落ちてしまいそう」
捨てられて泣き出してしまいそうをこう表現しているのかしら?
「あしたから あなたなしで 泣き出せないのは吐き出せないから」
「愛したから新たな視で かわいい私は分かっているから」
さびの冒頭部分は韻を踏んでいるのかもしれないけど、「新たな視で」って、ちょっと無理がある。
私の曲に対する評をいくら読むよりも、まず聞いてみてください。
2022年6月11日 トラジロウ