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誘惑の赤色オッズ

誘惑の赤色オッズとは、何か?
それは、10倍をきるオッズの赤い数字の事です。

負けが込むでくると、人は人気にすがろうとします。

「人気だから安心」という心理になり、誘惑の赤色オッズに誘い込まれて行きます。

具体的な例が、競馬系YouTuberさん達の動画です。

私もエンターテイメントとして楽しく拝見させていただいていますが、、、

動画の前半部分では、 高配当狙いなのか7,8番人気の馬を軸にしたりと回収率的にも頷けるのですが、

収支のマイナスが増えるにつれて、動画の後半部分では割りと人気馬に手をだして大敗する、といった流れが多いように感じます。

そこで芝とダートの過去3年の人気別、単勝回収値を調べました。

単勝回収値とは、その対象になるレースで、全て単勝を買い続けた場合の100円当たりの回収値です。値が90円でしたら、毎回1万円ずつ買うと、平均9000円の払い戻しがあったということです。100円を越えていたら、儲かるということになります。

1番人気 79円(芝) 74円(ダート)
2番人気 80円 82円
3番人気 82円 81円
4番人気 73円 77円
5番人気 81円 76円
6番人気 82円 85円
7番人気 85円 83円
8番人気 69円 65円
9番人気 78円 79円

10番人気以外は、80円を超えることはなかったので割愛しましたが、

1,2,3番人気を買い続けるよりも、6,7番人気を買い続ける方が単勝回収値が高いと出ました。

6,7番人気の単勝オッズは、17~25倍ぐらいです。

平均オッズが赤くなる(一桁倍数)のは、4番人気以下になります。

まとめ

データで、解りやすいように単勝回収値を出しましたが馬連やワイドにも当てはまると思います。
人気馬を買い続け的中率が高くても回収率が低くければ意味がないのです。

負けているのなら、尚更です。
「人気馬だから安心」と大きく賭け(取り返そう)、当たればよいが来なければ負債を大きくするだけです。

予想は、ブレてはいけないのです。

赤色の誘惑には、負けないようにしましょう!

幼い頃、誰しもが教わったと思います、

「赤は危険」だと!

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