【思い出】母親の自慢話
私の母は自慢話が好きな人だった。差別の劣等感の裏返しかもしれない。
生前の母はよく3つの自慢話をしていた。
1. 借金をしたことがないこと。
2. 子どもたちによその子の古着を着せたことがないこと。
3. 子どもに残り物や冷や飯を食わせたことがないこと。
確かにそうだった。私が十代だったバブルの頃、私は母の話を真剣に聞いてなかったが、今の格差社会であらためて思えば、なるほどなと思う。
あとはこれに、本人が日本の高校を出たこと、息子たちが会社員になったこと、カープが初優勝した年に父が三村選手のホームランボールを取ったこと、などが加わるのだった。
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