園芸をするためのプランターをつくりました。
こんにちは、運営企画推進室の井口です。
コロナ禍で面会や外出の制限を余儀なくされている入居者の方々の日常に、少しでも潤いのある時間を提供したいという思いから、バリアフリー仕様のプランターを使って草花や野菜を育てたりといった園芸活動のようなことができないものかと考えています。
プランターを購入してもらったあと、土入れをどうするかとか、いつから始めるか、何を育てるのか、誰が管理するのか、予算はどうするのか、といった課題がたくさん出てきました。私は何も考えていませんでした。
そんな話をしていたのが今年の年明けの話だったのですが、2月末にウクライナ危機が勃発し、買い足そうと思っていたプランターの値段が物価高騰の影響を受けて、倍額以上に跳ね上がってしまいました。気軽に追加購入できる金額ではなくなってしまいました。。
しかし、これで諦めるわけにはいきません。
当初の計画では;
(1)近隣の工業高校の学生さん達に、廃材をリサイクルして園芸活動のプランターを制作してもらう.
(2)施設で出た食品残渣を堆肥にして、市内で回収した腐葉土と混ぜて野菜を育てる.
(3)高齢者と、保育園児と、ご家族と、施設職員で一緒に愛でる.
という、アップサイクルな思想を展開していく予定でした。(1)は諸事情があり履行できませんでしたが、今年度の敬老祭に向けて、(2)と(3)を実施する準備をしています。武蔵野市内の高明な環境団体の方々や、大学院の先生と、研究室の生徒さんたちなどと協働していく予定です。
ご入居者の家族の方々も、近隣地域の住民の皆さんも、楽しみにしていてください。TRY(トライ)する とらいふ のFARM(ファーム)で、「とらいふぁーむ」と言います。
プランターは、あと3、4基くらい作れそうです。どなたか得意な方がいらっしゃいましたら、ぜひ制作のお手伝いをお願いできますでしょうか。私の心はすでに折れてしまいそうです。
電話番号は0422-38-5221(担当:井口)です。「園芸のプランターの件」とお伝えください。
金銭的な謝礼をお出しすることはできませんが、施設の利用者さんたちや、職員の方々から驚くほど喜んでもらえます。これは、お金で買うことができない価値があると思います。私は生きていることを実感します。とても嬉しいです。
暑い日が続きますが、みなさまくれぐれもお身体ご自愛ください。
(こまめに水分補給を!)