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健康診断から子宮頸部異形成が発見された話②
①の続きになります。
2週間後、再度地元のレディースクリニックへ。
楽観的な私は朝からディズニー音楽を聴いてノリノリで向かいました。
名前を呼ばれて、いよいよ検査結果です。
先生にご挨拶をすると開口一番、
「あのね、結果なんだけど、1番癌になりやすいといわれている16型に罹っていたのね‥」
と、結果を見せてくれました。
「えっ‥‥‥‥‥‥‥」
目の前が真っ白になりました。
結果を見せられると、この様に記載されていました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/100452892/picture_pc_f6851704c87ce3f17c693c7483dc662d.png?width=1200)
HPV16型:陽性
HPVその他ハイリスク:陽性
私の将来、癌に怯えて生きていくんだ‥。
この先のライフプランはどうしよう‥。
現実を受け止めきれなくて
先生の話が全く入ってこない‥。
涙目になりながら、
今後のフォローを聞きました。
今後のフォローとしては、コルポスコピーと呼ばれている検査を受ける事です。
コルポスコピーとは‥?
コルポスコピー検査は、コルポスコープという拡大鏡を使って子宮の頸部を観察する検査でコルポ診とも言われます。 子宮頸癌検診で異常を指摘された方を中心に行われます。 通常の内診のように膣に膣鏡をかけたあと、コルポスコープを通して膣内や頸部を拡大しながら肉眼ではわかりにくい所見を観察します。
婦人科で一般に子宮頸癌やその前段階の検査に用いられる。通常のスクリーニング検査で異常や疑いがあったときに、二次検査として行われることが多い。
自分の置かれている状況を受け止め、お会計を待っている間には、今後のライフプランに対する不安が私を襲いました。
病院を出た瞬間、緊張の糸がプツンと切れたのか、子供が流す様な大きな涙が流れ落ち、恥ずかしくて駐車場の隅で一人、泣いてしまったのを未だに覚えています。
大人になってからでも、こんなに泣くんだな‥と客観的に見れてしまう自分も居ましたが、この気持ちを忘れない様にしようと思いました。
行きはディズニー音楽を聴いていたのに
帰りは音楽をかけることなく帰りました。
行きとは真逆の、彩りを失ったモノクロの世界にいるようでした。
帰宅後にHPVの情報を調べると
HPVは200種類以上のタイプ(型)があり、そのうちの13種類(16,18,31,33,35,39,45,51,52,56,58,59,68型)は子宮頸がんの原因となり、ハイリスクHPVと呼ばれています。
私衝撃を受けたんですよ。
HPVが200種類あるとかキモすぎる。セックス拒絶反応起こすわ!!!というのが正直な感想。
※無知って怖いよね
※ちなみに上記の型は16型からのヤバい順です
そしてラインを開いて、合コンで知り合った同い年か1個上のイケメンさん産婦人科医に連絡して彼の見解を聞く事にしました。
すると、電話して良い?とすぐ返って来て、
丁寧に説明してくれました。
「今話を聞いた感じだと大丈夫そうだし、これからは検査が重要になってくるから必ず受ける事だね‥」と。
不安そうだったから連絡してくれたとのこと。
心が満たされている人は、性格が良い。
更にこの人は、イケメンでお金持ちの超ハイスペック男子。人生勝ち組ですな。
※女性が大好きな条件だよね。私には手が届かない存在だわ‥。トホホ
というわけで、次の予約はコルポとなりました。
③へ続く。