林浩治「在日朝鮮人作家列伝 総目次
【01】金達寿(キム・ダルス)
──戦後在日朝鮮人文学の嚆矢『玄海灘』と『太白山脈』を中心に
【02】金泰生(キム・テセン)
――洗練されたリアリズムで、名もない庶民を描いた
【03】金石範(キム・ソクポム)
――「虚無と革命」の文学を生きる
(その1)小さな民族主義者
(その2)祖国朝鮮解放の闇/解放後朝鮮の人民弾圧
(その3)戦後日本の闇を生きる
(その4)日本語で書いて生きる── “はらわたのない人間”
(その5)『火山島』と金石範
(その6)42年ぶりの韓国
【04】鄭承博(チョン・スンバク)
──差別を跳ね返し淡路島の文化人として生きた歴史の証人
(その1)『裸の捕虜』
(その2)植民地朝鮮に生まれて
(その3)日本に渡って逃亡生活が始まる
(その4)栗須七郎と出会う
(その5)日本敗戦後
(その6)川柳と出会う
(その7)小説家鄭承博
【05】呉林俊(オ・イムジュン)
──激情の詩人の生涯
(その1)
(その2)『記録なき囚人』 ①入隊
(その3)『記録なき囚人』 ②関東軍中国東北部老黒山部隊
(その4)少年期
(その5)大日本帝国陸軍二等兵になる
(その6)大日本帝国の敗戦=朝鮮解放
(その7)戦後
(その8)画家として生きる
(その9)詩人・作家として
(その10)詩人・作家として(つづき)
【06】高史明(コ・サミョン)──
暴力と愛、そして文学―パンチョッパリとして生きた
(その1) 1)在日2世として生まれる
(その2) 2)小学生金天三少年
(その3) 3)日本敗戦、小悪党の世界に生きる
(その4) 4)朝鮮人学校
(その5) 5)東京へ
(その6) 6)共産党に入党する
(その7) 7)山村工作隊
(その8) 8)血のメーデーと火炎瓶闘争
(その9) 9)恋愛と査問
10)自己批判
(その10)11)結婚
(その11)12)離党
(その12)13)長男誕生
(その13)14)夜がときの歩みを暗くするとき
(その14)15)息子の死と歎異抄との出会い
【07】李 恢成(りかいせい/イ・フェソン)
──日本文学に斬り込んだ在日朝鮮人作家のスター
(その0)
(その1)1.故郷サハリン
(その2)2.日本敗戦
(その3)3.北海道の生活
(その4)4.大学生時代
(その5)5.朝鮮総連に勤務する
(その6)6.群像新人文学賞受賞
(その7)7.秘密裏に韓国を訪問
(その8)8.芥川賞受賞
(その9)9.韓国訪問
(その10)10.政治的長篇小説『見果てぬ夢』の執筆
(その11)11.韓国の政変とサハリン訪問
(その12)12.日本国内外の運動に積極的に参加
(その13)13.韓国民主化と激動の世界
参考文献