アメリカ横断🇺🇸_Day10 史上最悪の夜

17.10.2

深夜、野宿をしていた時。

親や友達から連絡があった。

〈アメリカで銃乱射あったけど大丈夫！？！？〉

！？

少し混乱した。

すぐにスマホで調べて、そこで初めて事件を知った。

そう、ラスベガスで58人もの死者、546人の重軽傷者を出したアメリカ史上最悪の無差別銃乱射事件だ。

世界的にもかなりニュースになってたから知ってる人も多いはず。

それがこの日に起きた。

僕はこの事件を知った時、改めてアメリカの銃社会を思い知らされた

そして

アメリカは銃社会というのを覚悟して旅に出て１週間少し、初めての慣れない環境で溜まっていた孤独・不安・恐怖が、ここに来てこの凶悪な事件によって自分の中で一気に爆発して深夜の路地裏で泣いた。

本気でこの先死ぬんじゃないかと思い、ここで帰国することも考えた。

自分の我慢して頑張ってた部分がポッキリ折れてしまった感覚もあった。

１番辛い夜だった。

でも、ここで思い出す。

空港で見送ってくれた親友に、

「辛くなったら見て」

と、手紙を貰っていた。

その手紙には、今までの二人の写真と、

の一言が。

どんな長い文章よりも意味が込められてる気がして、僕はこの手紙にとても救われた。

きっとあのままだったら絶望したまま旅を続けるか、もしくは諦めてしまっていたかもしれない。

しっかりとアメリカの現実に向き合い、僕は旅を続ける。

ゴールまで諦めず、やりきって日本に帰る。

ありがとう、挑己

という事で！

絶望の夜を越え、無事朝に！！

アメリカに来て初めての素晴らしいほどの土砂降り！！！笑

今日はひたすら移動！！

ニューオリンズから8時間かけ、深夜のヒューストンへ！！

少しずつ、一歩ずつ進むぞーーー！！！！！！

ゴールのLAまで、絶対に諦めない！！！！

絶対生きて帰ってやる！！！！！！！！

Next＿Day11