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なんでも損得で考えるの辞めたい
今日は結婚式場の下見に行ってきました。素敵なホテルで私も彼も大満足。
さぞかし幸せな気分かと思いきや、私のネガティブスイッチが入ってしまい、ちょっとめんどくさい思考が顔を出してきました。
確かに素敵なホテルだ。だけど式って必要なのかな・・・、やりたくないわけじゃない、けど絶対したいとは思わない。見積を出してもらってそれなりの金額がかかることも分かった。参列者はある程度の金額を包んでくれるるだろう。決して安い金額じゃない。準備や決めることも多い。そこまでして式をやる意味って何だろう?やる必要あるのかな?最近は結婚式をやらないカップルもいる。余るほどのお金があるわけではないし、お金がもったいないのでは?
出た出たマイナス思考!素直に式やりたいって思えばいいのにさ。すぐにやる意味とか、損なのか得なのかで考えてしまう。
あくまでも自己分析だが、私は損得勘定に敏感なタイプの人間だ。すぐお金の計算をしてしまう。それはいいこともあるけれど、お金の使い方がへたくそとも感じる。自分が満足するお金の使い方がわからない。物を買うときはめちゃリサーチして、一番得だと思える方法で購入するし、数十円でもけケチる。コンビニで袋買うとかありえない。本当に必要なものなのかしっかり考えてからお金を使うようにしている。それでもお金の使い方についての後悔は多い。迷いすぎて失敗することもある。しかもそれをすぐに切り替えできずいつまでも引きずってしまう。
逆に旦那はお金の使い方について後悔をまったくというほどしていない。これ買って損したなぁ、と思ったことはほとんどないそうだ。信じられない。私から見れば「もったいない!」と思うお金の使い方している時もあるが、それでも後悔していないのだから、どちらが生きやすいのかは一目瞭然だろう。
私も後悔しない人になりたいが、この染みついた考え方はなかなか取れない。昔より薄くなったとは思うが、完全に無くすことはできない。
そもそも損得勘定を優先することは悪いことじゃない。無駄遣いは極力減らすべきだ。ただお金を使わないことが正義だと思いすぎると自分の首を絞めてしまう。お金を使う遊びが楽しめなくなってしまう。そういう意味で私たち夫婦は正反対だと思う。混ぜれたらちょうどいいのに。
ちなみに損得勘定を諸々考えすぎると「お金ってなんだろう。働くって何だろう。」と底なし沼にはまるのでお勧めできない。
そんなこんなで結婚式のことを考えてはいたものの、結婚式をやらないという選択肢は自分の中に無いということに気が付いた。
そんなツッコミが聞こえてきそうですけども
つまり私は納得できる理由を探しているだけだったみたいです。結婚式をやる事に対して誰もが客観的に納得できる理由を。言い換えればメリットですね。結婚式のメリット。
・・・そんなもの考えるだけ無駄じゃーい!、生きる意味を考えるくらい無駄じゃーい!メリットなんて人それぞれやろがーい!(ゾンビランドサガの巽幸太郎風に)
私がやりたいと思っている。旦那もそれに反対していない。これだけで他に理由がいるのかえ!
そもそも結婚式をやって得られるものはメンタル的なもの。AのドライヤーとBのドライヤーは値段が同じだけど消費電力が違うとか、わかりやすくスペックが違うものならまだしも、気持ちの値段なんて誰もが共通の物差しがあるわけじゃなかった。
ほんでもって気持ちなんて考え方で多少どうにでも変えられる。うちの旦那がいい例です。後悔しない考え方すればいい話です。
こうして文字にすると冷静に考えられるんですけどねぇ、頭で考え始めるとろくなことになりません。すぐ「こんなネガティブなこと考えちゃう自分はダメな奴だー」とか「ネガティブなことばっか言って周りの空気悪くする最低な奴だ」とか考えちゃう、いい加減辞めたいですねぇ。でもそんなめんどくさいところも人間らしくて好きだよ。私の愛すべきポイントです。できない子ほど愛おしいものなんです。
旦那はメンタルが不安定な私は好きじゃない。治してくれと言われる。わかっているけども、欲を言えばメンタルが不安定な私でも受け入れてほしい。大丈夫と言ってほしい。そんな私でも好きだよと言ってほしいな。