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僕の推し『朔間零』について

本記事は令和にあんさんぶるスターズ!!にハマった成人男性によるあんスタ語りブログです。

今回は僕の推し、朔間零さんについて語っていきます。説明がしやすいので「推し」という言葉を使っていますが、厳密には推しではないかもしれません。(めんどくさいオタクの口ぶり)
推しではないならどう思っているのか、そもそも好きになったきっかけや、どんなところが好きなのか、自分の考えを整理する目的も兼ねて文章を書いていきます。正直、零さんの魅力を語りつくすのは難しいので、現時点での朔間零さんに対する気持ちを書いていこうと思います。

まずビジュアルが刺さった

顔面だけで好きになったわけではないですが、最初の好きの入り口は‘ビジュアル‘というのは否定しません。

初登場シーン暗ッ

あら大変。あんスタのアニメを見ているとなにやら気になるアイドルが出てきたではありませんか。

クールで大人っぽいビジュアルに加えて、喋り方も独特で「なんだこの人!?」と意識せざるを得ない雰囲気を持ったアイドル、というのが第一印象です。(てか気にならない方が難しいだろ)画面越しにフェロモンが出ていたのか、朔間零さんと出会った瞬間に、僕は脊髄で「この男が気になります!」と感じとったのでしょう。公式にも書いてあるように「町で十人とすれちがえば十人すべてが振り向くような、そのうち何人かはふらふらと近づいてしまいそうな奇妙な吸引力のある美貌」とやらに無意識に惹かれたのだと思います。

‘脊髄で’という表現をしましたが、これは半分冗談半分真剣に語っていて、僕は自分の直観というものを重んじるタイプの人間です。まずは理屈抜きに「なんか良いな」という自分の感性に従って、そこから真に好きになるかどうかは向き合ったうえで判断しています。あんスタや朔間零さんに対してもそれは同じで、特に朔間零さんに関しては理屈よりも先に直観で気になった存在です。

ビジュアルが刺さると次は中身が気になる

意識し始めたら好きの始まりなわけで、アニメを見ながら意識したり、目で追ってしまったり、ぽっけたーりもんすたーり。名曲です。ビジュアルが刺さるとその人どんな人なのか掘り下げたくなります。端的に言えば、その人のことがもっと知りたくなります。

北斗『三奇人・朔間零…圧倒的な権勢を誇る生徒会が唯一制御できない特異な存在』

アイドルやるならこの学校だよね、という男性アイドル育成学校、いわゆる名門校の中でも抜きんでた存在「三奇人」。なるほど、中二心がくすぐられる存在だ。

そしてTrickstarを導く師匠ポジション

ビジュアルが刺さって気になったところに、主人公ユニットを導いてくれる、頼りになる存在。「あ、この人好きになるわ。」僕の中の男の子がそんな風に反応しました。というのも、自分語りにはなるのですが、僕の根っこには「こういう人になりたい」という自分の中で理想の男性像があります。大人っぽくて頼りになって何でもできてしまうようなかっこいい存在。いわば‘憧れ’の存在です。ハマりたてのころでも今でも変わらず根っこにあるのは、朔間零さんに対する憧れの気持ち、朔間零さんのような人になりたいという気持ちです。

完全にハマった瞬間

ハイキュー!でも作中で語られていました。‘その瞬間’が来たら、お前がバレーにハマる瞬間だ、と。
‘その瞬間’が来たら何かにハマる。これはバレー以外にも様々なことに当てはまると僕は思っています。僕の中でも‘その瞬間’があったからこそ、僕はあんスタに没頭することになりました。

大きなライブを控えたTrickstar。それに対する相手は強豪紅月。
ライブ当日、ステージにはUNDEADの姿が。
零『今回は参加するユニットがちと少ないようじゃからのう』
零『吾輩達が華を添えるために飛び入りしたのじゃよ』

主人公のピンチに現れる心強い味方。いやもうこんなん少年マンガの展開やん。
ナツに魔法を託すラクサスしかり、ミルフィオーレファミリーの総力戦で出てくる10年後のヴァリアーしかり。過去にこういったマンガ育ってきたからその手の展開に惹かれるのだと思います。男性アイドルもの、言ってしまえば女性ものですが、あのUNDEAD登場シーンは男の子心くすぐられる熱い少年マンガのような展開でした。このシーンこそが僕があんスタに心を奪われた瞬間です。

名前のとおりの零

アニメを見終わり、零さんについてもっと深堀りしたいと思った僕はズ!のストーリーを読みました。正直アニメを見るだけでは朔間零の真の魅力を理解できていないと思ったからです。そこで僕はUNDEADのユニットストーリーを読むことにしました。

UNDEAD最初のストーリーは「復活祭」です。結論から言うと、僕はこのストーリーを読んで泣きました。 

以前ブログでも書いたのですが、僕はこの大神晃牙の朔間零に対する気持ち、大好きで憧れの存在なのに真に理解できていないことへのもどかしさに感極まって号泣しました。好きになって日が浅いはずなのに、僕にもこのセリフはぶっ刺さってしまい、あんスタというコンテンツのストーリーの描き方に圧倒されました。これに対しアドニスは次のように語ります。

『あのひとは素晴らしい歌の、始まりの一節だ。名前のとおりの零だ。』
このセリフあまりにも素晴らしくないですか??日本語に自信がない留学生のアドニスだからこそ、自分の思ったことをありのままに表現できたのだと思います。

零から膨れあがり、枝を伸ばして大きく広がった大樹のような偉大なひと。それが朔間零。男として、人間として生まれたからにはそんなふうになりたい。当時の僕は感極まって涙を流しながら晃牙と同じ気持ちを噛みしめました。

ユニットストーリー最初のストーリーがこんな濃い内容だったのはストーリーを読み進めるモチベーションに繋がり、以降UNDEADのユニットストーリーはすべて読み終えたのですが、それでも朔間零さんのことは真に理解できていないと思います。正直、この記事を書くのも苦労しました。今の僕では語りつくせないほど大きな魅力を持っているのが、朔間零さんという男です。だって流星隊の追憶ストーリーで「朔間零なら最後の最後にたった独りになっても大逆転できそう」っていうセリフがいきなり出たりするんですよ。もうナニモンがすぎる。デカすぎるよ零さん。

もっと理解するために

大きすぎる、底が知れない。この記事を書くまでそう思っていました。しかし復活祭のアドニスのセリフで、そんな風に思っている自分を見つめ直したくなりました。

『零れた1枚の葉っぱから、全体を想像しようとしているから見誤る』
このセリフから改めて考えると、もっといろんな方向から零さんの魅力と向き合ってみたい、そういう風に思い浮かびました。復活祭以外にも読み応えがあるストーリーはたくさんあります。例えばですが、各ストーリーの印象に残った零さんのセリフを書き出して、それに対しなぜ印象に残ったのかを言語化してみることはやってみたいです。追憶と返礼祭は特にね。復活祭も追憶も返礼祭も、みんな『朔間零』です。いろんな朔間零と向き合って、彼のことを今以上にもっと好きになりたいし、理解したいです。

おわりに

記事内でも何度か書いたように、好きである存在の朔間零さんについての文章なのに、言語化するのに一苦労しました。それほど大きな存在です。しかし、簡単な内容ではありましたが、零さんに関するひとつの記事を書き上げることができて良かったですし、「いろんな方向から朔間零さんと向き合ってみる」というこれからの方針も見つかりました。今の自分の理解度では零さんの魅力を語りつくすことは難しいですが、いつか胸を張って「朔間零さんが好きです!」と言えるくらい朔間零さん真剣に向き合いたいです。最後になりますが、本記事を読んでいただきありがとうございました。

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