卵子凍結で辛かったこと
私は35歳の時に卵子凍結を決意し、36歳の時、グレイス杉山クリニックにて採卵、グレイスバンクにて凍結卵子保管をしました。
ここでは私が卵子凍結を行った際に辛かったことをお話しします。
▼意外に平気だったことはコチラ
辛かったこと
1位 お腹の張り
通常1-2個しか排卵されない卵子を、一度の採卵で複数個とるため、排卵誘発剤(飲み薬や注射薬)を服用する必要があります。
私の場合は月経3日目に行き、そこから11日後に採卵したのですが、最後の日のお腹の張りが辛かったです。
表現するのが難しいんですが、例えるなら、生理痛+超便秘でお腹が張った状態とかでしょうか。採卵前日の夜はお腹を抑えながら歩いていました。
実は採卵前日、イベント主催の仕事が入っていて、正直始まる前は休めないけど、休もうか悩みました。
結局仕事を始めたら、それどころではなく、何とか乗り切れましたが、前日や採卵当日は出来るだけ大きな仕事を入れない方が良いと思います。
2位 確率計算と実施回数決め
卵子凍結は採卵できた数=凍結できる数ではありません。未成熟だったり、変性しているものは凍結できないからです。
私の場合、1回で採卵できた数は15個でしたが、凍結できたのは11個でした。
そこから更に、凍結から融解する際に何個か減り、また受精する際に何個か減り、更に受精できたものが着床し妊娠できる確率が掛け合わされます。(私の場合、まだ凍結卵子を使っていないので、この結果は分かりません)
紙の上で散々計算し、20個くらいはあった方が良いだろうという結論になりましたが、結局1回で凍結は終わりにしました。
私の場合、凍結はお守りの意味合いが近く、もし11個が全部ダメだったとしても、諦められると考えたからです。
ただこの結論に至るまでに悩みに悩んだので、これを2位にしました。
3位 出費
2023年9月から東京都の「卵子凍結に係る費用助成」制度が開始されましたが、私が卵子凍結を実施したのは、2023年1月だったので、適用外でした。
出費そのものというより、あともう少し早かったら助成の対象だったのに、という方が辛かったかもしれません笑
まぁでもタイミングなので仕方ないですね。
費用は私が行ったグレイス杉山クリニックだと、卵子凍結にかかる費用は税込418,000円でした。検査は入ってないので、それプラス検査代などがかかります(ただ、こちらはそこまで高額ではなかったかと思います)。
また私はグレイスバンクで卵子保管をしてます。私の時は、1ケーン(卵子15個まで)あたり年払い初期費用10万だったので、最初が税込143,000円、翌月に1年間分33,000円、そこから毎年33,000円を払ってます。
(費用下がってるかもしれません)
※いずれも最新費用は各HPより確認ください
なので、ざっくり初年度60万くらいかかりました。今は助成金が初年度20万もあるので、もっと費用抑えられそうです。(羨ましい)
改めて考えると正直高くて痛いですが、見た目年齢や肌年齢はある程度お金で買えるけど、卵子年齢はお金で買えません。
銀行に入れておくよりは、有意義だったので、自分では納得しています。
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この記事は卵子凍結・保管への理解向上のため、グレイスバンクの提供でお届けしています。
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