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ガーンデーヴァ・マスクス 紹介・解説

ドーモ、Toraです。

勢いで始めたTora note第2弾、今回は僕が去年アホみたいに擦りまくったお気に入りであり、環境での暴れっぷりから多くの方の記憶にその存在を刻んだであろうガーンデーヴァを紹介します。

過去記事にも書きましたがあくまで個人の意見ですので

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1.ガーンデーヴァとは


2023.4.7発売の「仮面竜奏」出身のライドライン。
安い・強い・簡単の3拍子で瞬く間に環境使用率トップに上がりました。

その特徴は相手リアの焼き(除去)によるコントロールと前列のパワーを上げて殴るビートダウンの両立、さらには先攻3ターン目からVのクリティカルを上げれる殺傷力がとんでもないデッキでした。

ただ暴れ過ぎた為最強コモンであるスティルグナが制限され、さらにはシラヌイ・ルアードといったバケモノの登場により環境からサッパリと消えてしまいました。

そんなガーンデーヴァが同じく「仮面竜奏」出身の「マスクス」を引っ提げて来ました。今回はそんなガーンデーヴァマスクスを紹介していきます。

2.デッキ、カード紹介

基本的にガーンデーヴァには2種類の構築パターンがあると思っています。

1.裏バインドを増やす事に特化した中盤からの爆発力が売りの純正特化型

2.汎用カードで序盤からリソースを稼ぎ本来より早い段階から攻める汎用速攻型

今回は前者を紹介します。
環境や想定対面、個人の好みでどちらにするか総合的に判断すると良いと思います。

ガーンデーヴァサポートを詰め込んだ純正特化型になります。
正直超越デッキのクレストにパンプの量で負けるガーンデーヴァに存在価値無いと思ってる思想過激派なのでモリモリ盛ってゴリゴリ殴ります。

○ライドデッキ

・G1:ライジングスター・ヴァージルア

G1は純正、バヴと選択肢がありますが先攻だとドロップが足りないと感じたので純正ではなくSB出来るヴァージルア採用

・G2:ディパーネル

CB節約で確定。

・G3:ガーンデーヴァ

言わずもがな

○メインデッキ

・ガーンデーヴァ・マスクス×4

V単騎で最大3回焼けると書いてます。コワ

基本的にマスクスギミックを取り入れる時点でバインドを増やすカードが減ってるので代わりに先攻3ターン目からマスクスで☆2の圧をかけて行きます。

・ガーンデーヴァ×3
除外効果及び乗り直しを積極的に行うのでフル投入

・ブレイヴァルディン×2

メインアタッカー兼ガーンサポート。

アタック時効果にターン1回が無いので後述のディルガームでスタンドさせるとハッピー。
パンプは「そのバトル中」なので注意。

・アルファカール×4

連パン要員その1

バインドを増やすだけでなく圧縮も出来るので後攻3ターン目から積極的に使って強い山を作れる。

アルファカールから出たガーンサポートでリソースを伸ばせるようメイン中に相手リアを全滅させるのを心がける事。

・ディルガーム×4

連パン要員その2

こっちは先攻3ターン目から使える。
先述のブレイヴァルディンと後述のガーニムのハッピーセットを揃えるとハッピー過ぎてランランルー。

ブースト出来るようにノーマルオーダーを出来れば4枚程は採用したい。

・ボルトブレイマー×2

2ターン目から使える焼き要員、自由枠。

オディウム戦等でワンチャン3キル狙ったり、Vがガーンデーヴァじゃないと何も出来ない弱点をカバーする

襲獲祭の依存度が減ったので以前より使いやすい。

・トリケ・ギムラード×3

マスクサーチ係
確定サーチ強いけどCB管理に注意

・ガーニム×3

ガーンデーヴァ及びマスクサーチ札

幅広い7ルックサーチにバインド肥やし、スタンドによる火力出しにソウルインとマジで出来る仕事が多い。

枠の都合上泣く泣く3枚に。

オーダー無しレザエル対面の場合、コイツをソウルに入れない様にしてせるがおんの邪魔をするのも良いかもしれない。

・完ガ:ユニット×3/PR盾×1

ラブベリよりオディウムの方がキツイと考えてるのでPRの方。
えびす増えまくるならクレストの方で。

・超トリ:ドラグヴェーダ(国家)

☆2でVスタすれば相手は死ぬんじゃぁ

・トリガー:星×8/前×3/治×4

前はガード値確保で旧効果の方。LOの危険性が高いので引は不採用、引無くても危ないけど。

星はガーンのパンプが2000刻みなので詰めで妖怪1枚足りないを無くす為に効果持ち推奨。

・マスク・オブ・ヒュドラグルム

必須マスク。
出来れば3枚、泣く泣く2枚。

ディルガームのブースト付与の為に安易にライドコストにしないよう注意。

・襲獲祭×2

最強ドロソ兼ディルガームにブースト付与要員。
コイツで後手捲りを狙う。

Vにドロー効果を付与する効果なのでマスクスにスペライしたら消えるので注意(戒め)

・双つに連なる守護の方陣×1

レガピ枠。
ライドコスト用のペルソナサイクルの枠が無いので捨てても大丈夫なこちら。
入替候補は宝剣か防衛本能。

○既存とマスクスの差異

マスクスには元のユニットからしっかり強くなったのかみたいな課題がありますが大丈夫です。ちゃんと強くなってます。

・強化点
 ①素のガーンと合わせて3回の除去効果
 ②単体でCBを使わない
 ③バインド枚数に関係なく☆2になる

①.②が合わさる事で相手がフル展開してもV単騎で殲滅してコストを連パン要員に割ける様になりました。
前はCB足りないとかディルガーム使いたいけど相手リアが残ってるとかありましたが何とかなる様になりました。

③に関してはスティルグナ規制及びアルファカールが先攻だと使えない事もあり、先攻だとバインドが貯まらず☆が増えない欠点をしっかり補ってくれました。

この話をするとバインド貯めなくてもプレイングでどうにかなるって言う人が沸いてきますがそんな訳ないだろ、甘っちょろい事言って無いで☆2押し付けて殺せ。

・弱体化点
 ①シャッフルの回数が激増
 ②デッキの減りがマッハ
 ③ガーンデーヴァを除外しないと☆が増えない

①.②はサーチが増えたので当然ですね。シャッフルに関しては対戦相手の方ごめんなさい。

③に関しては中盤にしっかり点を詰めてれば問題無いと思います。(除去出来ない事が辛い場合がある)

相手が4点の時でも守護者が全部公開領域にないならどの道リアから殴りますからね。まぁそれでしょっちゅう受け超されて負けるんですけどね。
ブッダファック!

3.運用法、回し方

○基本的な運用法

上の方でも軽く触れましたがガーンデーヴァの基本的な動きは

1.相手のリアを退却し、ガーンデーヴァの効果で裏のバインドを増やす
2.バインドを増やす事で前列のユニットをパワーアップさせる
3.相手のリアを全滅させ、「退却させなかったら」の効果でリソースを伸ばしたりアタック回数を増やす
4.殺す

となります。
何よりも重要なのは裏バインドを増やす事。

バインドを増やすにあたりバインドの少ない序・中盤では

・ガーンデーヴァに乗り直し起動効果の使用回数を増やす
・序盤、相手に速攻された場合はリアをアタックしゲームのテンポを伸ばす
・相手のリアを効果で退却しきれない場合は、効果での退却を後列に絞り、要求値の低いリアの最初の1.2パン目は前列のリアを殴る

といったプレイングが必要になる場合があります。
ターン数が伸びればバインドも伸びるので速攻相手に後攻の時は延命に注力したり、臨機応変に対応しましょう。
目指せ15バインド3万パンプ。

ちなみにマスクスデッキですけどじゃんけんに勝ったら対面が超越デッキ以外なら先攻を取ります。
先攻☆2は強いしオディウム・ブラグドマイヤー・速攻相手に後攻はキツイ。

○マリガン

○優先度:高(必ずキープ)
・マスク関連
・ガーニム
・襲獲祭(特に後攻の時)

ギミック要員やそのサーチは必ず残すとして襲獲祭は後手捲り手段だけでなく、万が一相手がリアノーンや速攻ゾルガの場合こちらが先攻でもお構いなく速攻する可能性が高いので出来れば先攻でもキープしたい。

○優先度:中(高のカードが引けてればキープ)
・アルファカール(後攻の時)
・ディルガーム
・ボルトブレイマー(先攻の時)
・ガーンデーヴァ(先攻の時)

ガーンやボルトは後攻だと余裕が無いので戻す時が多いです。

○優先度:低(基本戻し)
・ブレイヴァルディン

メインアタッカーですが、ガーンデーヴァの起動効果の為に戻し。引けたら使う感覚。

○ライドコスト

こればかりはアドリブでやるしか無いです。

マスクもガーンデーヴァもライドコストに捨てない方が良いタイミング、対面があるので気楽に捨てない様にしましょう。

例としてマスクはディルガームにブーストを与える為、ガーンデーヴァは相手が蘇生持ちなら除去回数を増やす為、乗り直しをするからキープみたいな。

○ターン毎の動き、展開例

・1ターン目
特に無いです。
純正ライドラインでもガーニムはまだ使わないでいいでしょう。
裏バインドにする手札が無いです。

・2ターン目

ボルトブレイマーが有るとダメトリをケアしてアタック数を稼げます。

ギムラードは前列に居ると高確率で殴られてマスクスサーチを潰されるのでサーチしたい時は後列に置くか3ターン目までキープ。

相手が先攻で前列にリアが居る時はVでリアアタックするのも有りです。

・後攻2ターン目、純正ライドラインの場合

後攻だとアギレドのライドコストをチャラにする効果をほぼほぼ潰されます。

相手前列にリアが居るならアギレドを前列に出しリアを殴りましょう。
前列に2体リアが居るならVは無視してリアを殴ります。延命最優先。

・先攻3ターン目

先攻からマスクスにスペライして☆2を押し付けます。

ブレイヴァルディンのアタックするタイミングによってもう片方のリアの要求値が上がる場合があるのでアタック順は裏バインドの枚数を確認してから考えましょう。

Tora Point‼️
V裏に必ずブースト用リアを置くこと‼️

4パン以上をする場合、相手は高確率でリアのアタックを先受けしVに備えてダメトリを引こうとしてくるのでしっかりVにブーストを付けましょう。

ブースト出来ない場合は裏バインドを4枚貯めて8000パンプでダメトリをケアしましょう。(例:ガーンデーヴァ+マスクス+ガーニム+ブレイヴァルディンで4枚)

ギムラードのマスクサーチを使うと先攻3ターン目で5パン出来ないので注意。

・後攻3ターン目及び、先攻4ターン目以降

先攻3ターン目の時の盤面にアルファカールを添えて殴ります。先述の通り、メイン中に相手リアを全滅させてアルファカールの最大値を狙いましょう。

相手が蘇生持ち又はトークンばら撒きで体勢を立て直したり、耐久力が高い相手ならガーンデーヴァ乗り直しで除去回数と裏バインドを増やして行きましょう。

4.5ターン目を迎える頃にはデッキ枚数がかなり減って来ています。
しっかり裏バインドを稼いでおけばペルソナライドしなくても充分火力は出せるので無闇にペルソナライドでデッキを減らさない様残り枚数と相談してプレイを決めましょう。

試合が終わる頃には15枚前後バインドが貯まっているので15バインド目指して頑張って下さい。

バインドの枚数は殺意の表れ、殺意を高めてぶっ殺せ。

○コスト管理

・CB
ギムラードのマスクスサーチやガーンデーヴァ乗り直しを繰り返すと足りないと感じる時が有ります。
気になる方はレガピを宝剣にしたり専用CCのバウセンを合わせて1〜2枚採用するといいでしょう。

・SB
乗り直しをしていけばソウルに困る事はほぼないです。

・EB
ディルガームとギムラードで使い切ります。

・ドロップ
ガーンデーヴァだと裏バインドにするドロップの管理もしなくてはなりません。

後攻及び4ターン目以降はガードで手札を切るのであまり心配ないですが、先攻純正ライドラインだとライドコストでマスクやガーンデーヴァを切った際にドロップが足りない可能性があります。SBで補充しましょう。

相手がリアノーン等盤面を埋めっぱなしにするデッキにも注意です。

4.採用候補のカード

・スティルグナ

ガーンデーヴァ最強サポート
※現在ルールで1枚しか使えません

枠の都合上泣く泣く不採用。
4枚使えると環境壊しちゃうので未だに制限が解けない。
辛いわー最強すぎてマジ辛いわー手加減してあげないといけないのマジ辛いわー

・フォルド&リバルティス

シェンリィの相方、速攻したい時は採用したい。

汎用カードは序盤の動きに幅を持たせてくれますが、後半バインドが貯まらず尻窄みしやすいので注意。

除去範囲しょっぱくない……?

・シェンリィ

ドロソ兼火力出し。

グレード配分的にG1がどうしても少なくなるのでシェンリィかブレイヴァルディンのどちらかは必ず採用したい。

・バルナイア

シェンリィ代打

速攻したいけど汎用カード高すぎ!!って方はバルナイアとボルトブレイマーを採用するといいでしょう。

・バウセン

たまーにCB足りないってなるので気になる方はピン積みアリかも

・防衛本能

ドラエン最強ブリッツオーダー。

オディウム、ブラグドマイヤー対面を重く見るならツイキャスよりこっち優先。

・宝剣

ディルガームブースト付与の為のノーマルオーダー枠

襲獲祭の代わりや終盤のCCに使える。

5.環境での立ち位置

○強い点

・中速、耐久と幅広く見れる対応力

2024年12月時点での環境はリソース面での強化により安定性と突出した耐久力のメサイアをトップに次点でレザエル、レヴィドラスが構えてる様に見えます。

ガーンデーヴァはそれらに負けないリソース力と上がり続ける火力が売りです。

長期戦でお互いLO(デッキ切れ)スレスレになっても自慢の火力で土俵際の勝負にも強く出れます。

環境上位とも渡り合えるポテンシャルを持ち、中堅の中速以降の速さのデッキには優位に立ち回れる為、割と活躍が見込める立場にいます。

・Tier1のメサイアに強く出れる

今でこそメサイアは蘇生やスペコにより以前よりも除去に対抗する手段が増えましたが今度はそこにCBの不足が付き纏う事になりました。

元々メサイアは1.2体ならまだしも毎ターン全滅されるレベルの除去に弱く、クレストを超えるパンプをばら撒ける事からも、耐えれば耐える程ガーンデーヴァが優勢になれます。

・彼方の採用率が落ちている

最近ではヴァルガ・シラヌイの使用率が落ちた為かレガピ枠で彼方よりツイキャスの採用率が増えてる様に見えます。(メサイア・リアノーン辺りは彼方みたいですが)

そうですね。みんなガーンデーヴァのカモです。

○弱い点

・短期戦狙いのデッキに弱い

G3になるまでほぼ何も出来ず、ほぼ全てのカードがギミックに必要不可欠で5000要求のガードも切りにくい事から、全盛期の頃から速攻に弱いです。

今の所で苦手だと感じるのは
・Dスキルで先4キル出来るオディウム・ブラグドマイヤー
・過剰な速攻や火力のメイル・エレド・マグネス
・焼きメタと圧縮しつつ☆をリアにばら撒けるエバ・アルキテ
・蘇生やトークンばら撒きで終始殴り抜くリアノーン・ゾルガ
と言ったところでしょうか。

アレ、結構多いな……?

・デッキ切れの危険性が上昇

サーチやドローが増えたことで以前よりデッキの減りが早くなりました。

上では両者がLO間際の攻め合いでは強いと述べましたが耐久ゾルガやナイトローゼ辺りだと一方的にLOへと追い詰められるでしょう。

・マスクス特有の不安定さ

サーチが多いとはいえ他マスクスよりも素のユニットの依存性が高い為手札の質の要求も高くなってきます。


とまぁ弱点を述べましたが速攻に対しては襲獲祭とマスクスでの後手捲り、耐久に対しては火力で殴ると手段はあるので何とかなったりならなかったりだと思います。

6.総評

ガーンデーヴァの評価をまとめると

1.現在の環境上位に対して強く出れる
2.中速、長期戦と対応範囲が広いがLOの危険有り
3.短期戦には弱いが耐えればワンチャン有り
4.彼方が減って除去の通りが良くなった(かも)

と言った感じで地味に現環境だと一定の活躍が見込めます。

ただ年明けからのえびす解放、2月以降の新弾と環境の移り変わりの時期がやってくるのと、ちょうど大型大会の時期に恵まれなかったのも有りこれからの活躍に期待と不安が半々って感じですね。

7.直近の使用感

○メサイア戦
お互いデッキの減りがマッハなのでLOスレスレの戦いになりますが、トリガーをバカスカ捲られない限りは除去と火力で優勢

○レザエル戦
意外とやれました。
こちらのユニットが減らないのでせるがおん対策が出来るのと叡智を使われたとしても今度はCBが足りなくなり、耐えれば勝ちです。

○レヴィドラス戦
友人がデッキを崩してしまったのでまさかのデータ無し。
まぁ友人曰くリアの高火力はキツいとの事なのでバインドを貯めることに越した事はないでしょう。

○オディウム戦
流石に先攻でトリガー捲られたら勝てねぇ

○リアノーン戦
先攻だとロロワライドラインにボルトブレイマーがぶっ刺さる。

後攻の場合、リア5面焼いても2回は立て直してきます。ただ相手も手札が薄いので耐えてバインドをしっかり貯めればペルソナユニゾンされる前に詰め切れます。

僕はそれで6超されて負けました。

○ブラグドマイヤー戦
友情コンボでバインドが20枚貯まったのは笑っちゃうよね。

8.最後に

Tora note第2弾 皆様いかがでしたか。
ガーンデーヴァにとって大事な物がお分かり頂けたでしょうか。

そう、サツ意です。

とある女子カードゲーマー漫画でも言ってました。
カードゲームで1番大事なのはサツ意だと。

ヴァンガードのライドラインの中でもガーンデーヴァこそが最もサツ意を体現していると僕は感じています。

さぁ、皆様もガーンデーヴァでサツ意(裏バインド)を高め、相手をぶっ56しましょう。

キモいnoteを読んで頂きありがとうございました。

それでは、サヨナラッッ‼️💥

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