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クラニオ・セラピー

10年ほど前に、はじめてクラニオセイクラルというセラピーを受けたとき、歩くのも難儀していた腰痛がたちどころに治り、また次に受けたときには、過去のことを思い出して泣くということがありました。

なんだかすごいセラピーだという認識がありながら、その後はグループワークに出るくらいで遠ざかっていました。

ところが最近、逗子のアーユルヴェーダサロンでクラニオもやっているよ〜というお知らせがあったので、いそいそと出かけていきました。

クラニオというセラピーは、習ったからといって誰でもできるようになるものではありません。感覚の極めて鋭い人にしかできない限られたセラピーなので貴重です。

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体の不調もないし、泣くほどの困っていることも弱っていることもないのですが、これから進む我が道の方向性をはっきりさせたい!という思いがあります。

施術が始まる前に、「今日は迷っていることがあって、自分の気持ちをはっきりさせようと思ってきました。」

とお話しているうちに、話題もあちこちに飛び、だんだん自分の欲求もだんだん明確になってきているように思えました。

あれ、セラピーの前に解決か?

なんて思って、施術台に乗りました。

ファーストタッチで、幕が降りるようにおしゃべりのテンションから落ち着きます。

考えたりおしゃべりの回路が、遮断されたような心持ちに。

背骨の周りから始まり、体の各パーツに軽くタッチされていくと、その部分が体温でほんわり暖かくなり、癒されていきました。

ところがその優しい軽い手が、鎖骨のあたりに触れたとき、重くて苦しくてきつくなりました。

「なんじゃこりゃ」

感情は体に溜まると言われています。

何かが溜まっているのがわかりました。でもそれを過去の出来事や、トラウマに結びつけるイメージは湧いてきません。

無理に解釈する必要はないのです。

その重苦しい体感は、感じ切るといつのまにか消失していき、また軽いフェザータッチを楽しむ感覚に戻ることができました。

その後は、どんどん楽しいイメージが湧いてきて、ネガティブにしか思えなかった出来事も、違う幸せな未来像を描くことができました。

わたしを留めていた感情は、鎖骨にあったのか....(笑)

なにかしらんけど、怖かったのかもね。

それと同時に、仙骨から意欲が溢れていたとのこと。

もっと実現したい、叶えたい!と体は前のめりだそう。

え?! なにを!?

そんなに自覚はないんですけど。

今後のビジョンは、循環社会を目指すモノの販売のブランディングをやっていくということは決めているけど、

体は、無意識下では、もっと熱をもって取り組もうとしているのか。

無意識からのメッセージに励まされたのだった。

やるぜ。


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