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life is worth living

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神田 伊勢本店

老舗の焼き鳥屋。立ち飲みだけの一階カウンターに向かい、300円のすぐ出る小鉢をアテに、生ビールをグラスで一杯。その間に鶏焼セット(5本)を頼んでおく。ビールが空いたら菊正宗をグラスに一杯注いでもらう。その頃には鶏も焼けてくる。
仕事帰りの軽く一杯を絵に描いたような店。至福と言うのは大袈裟だが、今日も結構頑張ったなと思えてきて、頬がちょっと緩む。

サイゼリヤのグラスワイン、100円也。いつも赤を注文しているが、これが結構飲める。ワインバーの1000円の一杯と、(時間×満足度)/費用みたいな指標で比べるのもあながち無茶と言い切れない気がする。なんだ、その満足度は?次元が違うだろう!との批判は当然あるだろうが。

あと20年生きるとして

月に一人でいいから誰かが喜んでくれたり、ほほうそれは面白いと思ってくれるようなことができたら、それがささやかであっても、240人に対して何かはできたことになる。なかなか嬉しい計算じゃないか。

これが週に一人なら、1000人を超えることになる。無理ではないかもしれないが、それを目標にすると、気持ちの持ち方として少し重いかな。

あまり意識しなくてもいつのまにかできてしまうくらいが良さそう。

ジョアン・ジルベルト

2003年初来日。私は9月15日のパシフィコ横浜公演を聴くことができた。
エアコンの音を気にするから止めるというアナウンスに、多くの聴衆が扇子を取り出した。私も用意していたもので静かにあおいだ。
開演が遅れるというアナウンスにも、皆、そうだろうという反応。本人がホテルを出たというアナウンスには、会場に安堵が広がった。

神様は、伝道師やスターのような神様ではなかった。穏やかで、品のある、初老の男性

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