10分間考えて答えが出ないものはそれはすでに悩みである。
昨日は、現代社会において情報はただ同然で価値がないと言うことを書きました。
まさに情報量に圧倒されて逆に考えがまとまらない時も多くあります。
一番の問題は何を考えていいのかわからなくなると言うことです
そう論点が絞れなくなています
これについてとても参考になる本を以前読みました。
題名は「イシューからはじめよう」です。
イシューとは論点とか課題と言う意味です。
この本の内容は、個人は悩みや考え事があっても結局何に悩んでいるかまた考える方向が正しいかがわかっていない。
これは会社等においてはよく会議の方向がわからない、または方向があってもそれが正しいのかがわからないと言うことです。
ですので考える前にまた討論する前にその論点お題は正しいかを考えなければならないと言うことです。
この考え方は本当に目からウロコ落ちる状況でした!
私自身もいろんな考えごとしますけど、決めているつもりでも意外と論点を先に絞ってと言う事はしてませんでした。
なので考えているうちに結局何を考えてるのか分からなくなると言うこともよくありました。
そのため結局まともな答えが出ないと言うことも多々あります
そしてこの本の中で私自身が1番感銘を受けた言葉があります。
それは自分自身「10分間考えて答えが出ないものはそれはすでに悩みである。悩みは考えても答えが出ないことなのでもう考えるのやめた方が良い」と言うことでした。
この言葉にはまさに頭を金槌でがつんと殴られたような気がしました。
確かに色々と悩んだりすることが多く、いつも答えが出ず頭の中で悶々としていることもよくあります。
心のどこかでいつか答えが出るものだとずっと思っていましたけど、無意味なことに気づきました。
それからは悩んだり考えて答えが出ない時はこの言葉を思い出して考えたり悩むのやめることにしました。
はじめのうちは、大丈夫かなあと心配にもなりましたが、取り越し苦労で後々問題になる事はほとんどありませんでした。
そうなんです答えの出ない考えは考える必要すらなかったのです。
学者などあるテーマについて追及したり、考えることが仕事の人はまた別の話ですが、一般に日常的な悩み考え事は、まさにこの方法が役立ちます。
おかげで、時間的節約はもちろん、いつも頭の中に残る違和感が減り、エネルギーがみなぎってきました。
人は考えてないようでも、悩んでたりすることはずっと頭の中で答えを探し続けます。
そうすると、知らずに脳疲労を起こしてしまうんですね。
ですから、意図的に考えない、悩みを捨てることが大切です。
前回記事との関連みたいなもので、
逃げれないことは逃げずに向き合う。
でも考えても答えが出ないただの悩みは、さっさと捨ててしまうことです。
これも、急にはできないかもしれませんが、まずは意識することから始めればいいと思います。
そうして、だんだん思考の習慣化がされてくれば、気が付いた時には悩みも減り、エネルギー溢れる自分になってると思います。
本日は以上です。
ここまでお読みいただきましてありがとうございました。