江望LIBRA#3 ひとつのいのち
上間さんの楽曲で、僕が初めてCDから聴いた曲が、ひとつのいのちでした。
2015年の3月「ひぐらしのなく頃に粋」の主題歌集としてリリースされたゲームソングアルバムに収録され、音源リリースされたこの曲。
上間さんの歌がCD化されて一般発売された最初の楽曲・・・だと思います。(間違えていたら指摘お願いします)
この曲だけは、当初からカラオケに入っていたりして、上間さんが活動を始めた頃の初期の初期を振り返るときに、真っ先に挙げられる曲です。
とにかくこの曲が好きだと言うエミリオンも多い、名曲です。
そんな初期の上間楽曲ですが、僕のこの曲に対する思いはひとつ。
それは「僕がよく知らない上間さんが歌っている唯一の曲」ということ。
僕が初めて上間さんとゆっくりお話をしたのは、2015年の4月でした。
その頃、僕はこの曲も知らなければ、このCDの存在も知らなかったのです。
というか、上間さん自体を「ほぼ知らない」という状態でした。
なんと言っても「うえまのぞみちゃん」と読んでましたからね(笑)
当時、上間さんが月イチで、FM伊豆でレギュラー番組を担当していたときに観覧に行ったのが、僕が上間さんの人柄をはっきり感じた始まりでした。
このときに、こんな地方まで上間さんを見に来ていたモノ好きな人(笑)が、僕のほかに、あと2人いました。
どうやらこのお二人は、何度か伊豆で観覧していたようで、CDを持参してサインをもらったりして、上間さんと和んでお話していました。
「上間さんって、CDを出している人だったんだ(厳密には違ったのだけど笑)」と知ったのが、このときでした。
「へぇ~、写真撮らせてくれるのも驚いたけど、サインもしてくれるのか。つーか・・・上間さん、全部自分で対応してるけどマネージャーさんいないのか?」と、新参者の僕は、上間江望さんという女性声優さんが、今まで近くで見て来た女性声優さん達とは「まったく違う対応」をする姿に、衝撃を受けていました。
このときに上間さんとお話をしていたお二人が「上間さんのすげぇ古参のオタクなんだな」と感じ、あまりすり寄らず、挨拶程度で話はしなかったのですが、みんなで一緒に上間さんと写真を撮ったりして、顔だけは覚えておきました(笑)
このお二人が、のちに「しすてろんさん」「ぱちっぱちさん」という、長いお付き合いになる人達なのですが、それは上間さんの最初のバースデーライブの日に改めて挨拶するときまで、まだまだ先の話。
お二人が持って来ていた、まだビニールが付いていた(と記憶していますが)新しいCD。
上間さんがサインしているのを横目で見て、タイトルを覚えて「東京に戻ったら買ってみよう」と思ったのが、ひとつのいのちとの出会いでした。
たしか、ぱちさんだったと思うんだけど、僕に「CDサインしてもらわないんですか?」みたいに聞かれたんですよね。
ですが、このとき僕は「持ってない」「あまり上間さんのことを知らない」と答えるのは、古参の人とモメるんじゃないかと(今までどんな界隈にいたのかお里が知れるよねw)気を使ってしまい、とっさに「いや~今日持って来てないんですよ!そうだよなぁ持ってくればよかったなぁ~」と言ってましたね。
いきなり初日に、ぱちさんにウソついてました(笑)
上間さんがサインペンを奥に取りに戻ったときのやり取りで、すっげー覚えてます(笑)
こういう立ち回りしちゃうよね・・・初めての界隈って、規模もわからないし、手探りがすごくて緊張するんです。
僕にとって「ひとつのいのち」は、上間さんとの始まりの歌。
文字通り、いのちを宿した瞬間でしたね。
余談ですが、この伊豆のラジオ、このとき上間さんと交代制のパーソナリティーとして番組のチームの中には、デライトスタイルさんも居ました。
今では、母よりも妹よりも会う機会が多く、近年僕が一番会ってる時間が長い女性のお二人です(笑)
ですがまだ、デラスタさんのお顔も名前も、もっと正直に言えば、交代制のパーソナリティーに誰がいるかも、このときの僕は知らないのです。
僕がデライトスタイルさんと出会うのは、まだまだま~だ先の話。
ましてや、出会ってからさらに数年後に、もう競馬の専門的な話なんてまともにする日は来ないだろうと思っていた僕が、みさこさんのおかげで、競馬の話をまたすることになる未来が訪れるとは、この頃の僕は想像すらできません。
この日の帰り道、上間さんの優しい人柄を感じて、上間さんが一発で大好きになった僕は「今日、伊豆に来てよかった」とツイートしていました。
ひとつのいのちから始まって、今日、いま、上間さんの新アルバムの思い出を語る、5年半後の未来へ到着しています。
僕の人生にあるいくつかのターニングポイント。
左右に別れた道を、いまと反対に歩いていたらどうなっていたのか。
そんなことを考える別れ道が、僕にはこれまでの人生に4回あったと思っています。
その中のひとつが「あの日、伊豆ではなく、チケットを持っていた幕張のイベントに行っていたらどうなっていたのかな」って、たまになんですけど、思うときがあります。
でも、だいたいこの考え事の結論は「それでも上間さんには会えていたと思う」と答えが出て、また現実に戻ります。
上間さんに会えなければ、現在の世界で僕の周りにいる大事な人達は、ほぼ誰もいなくなる。
上間さんに会えなければ、現在の世界で遊んでいる友人達も、その大半がいなくなる。
想像できない世界です。
そんな自分の人生の分岐点が投影されているのが、ひとつのいのち。
大切な人との出会いの曲は、特別に大切な想いが詰まった曲なのです。
幾千のカケラが奇跡を紡いでる♪
いつだって 変わらない絆がある♪
・・・だから♪
明日の江望LIBRA#4は、Stargazerにします。
明日は関内で上間さんのライブがあります。
もちろん参加してくるので、更新が1日ズレたらごめんなさい。
そこまで読んでるかたが居るとは思えませんが(笑)
ではまた~。
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