中部地区初のアウトレットモールとしてオープンしたリバーサイドモール 2000.03【あの頃名古屋圏】
当時のレポート
岐阜県・真正町(現:本巣市)の「リオ・ワールド」横に、中部地区初めてのアウトレットモール、「リバーサイドモール」が2000(H12)年3月24日にオープンしました。各アウトレットショップの他、セガのアミューズメントコーナーや飲食店の数々、そして16もの劇場がある映画館が入っています。
場所柄敷地は広く、駐車場はかなりの広さ。周辺はリバーサイドモール、リオワールドの他にも 様々なお店が展開しています。今回のオープンはスポットCMの他、ニュースでも取り上げられ オープンして初めての週末は、駐車場の車のナンバーを見ると、遠くは愛知県からの来店者も多く非常に混雑していました。
感想ですが、やはりかなり周辺道路は渋滞していて、地元の方は迷惑に感じられるほどのものだったと思います。 アウトレットモールということで大阪の「ATC」をイメージしていたせいか、少しショップが少なかったような気がするのと、やはり名古屋・岐阜を地盤とするショップが多かった気がしました。
映画館は今流行のシネコンスタイルですが、このスタイルも苦戦をしいられている地域が多い一方で、周辺にライバルがいないので、立地として良さそうな感じです。ただ愛知県からはかなり遠く、今後、地元以外からの集客力がどれだけあるかが鍵となりそうです。
あとがき(2019.12)
この年の11月には柳津町(現:岐阜市)にカラフルタウン岐阜、2002(H14)年には長島町(現:桑名市)に三井アウトレットパーク・ジャズドリーム長島が、2006(H18)年にはモレラ岐阜が開店し競争が激化。
2010(H22)年に「海龍」に対して売却され、占いを中心としたショッピングモールになる予定だったのですが、2011(H23)年に突然臨時休業。裁判や差し押さえなどなんやかんやいろいろあって……。
2017(H29)年に解体。跡地は「イオンタウン本巣」となり12月に開業しています。
ちなみに。リオ・ワールドのほうは、無人でタマネギを売っていたことで知られることになりましたね。