見出し画像

【INFJ×INFP夫婦】連絡してこない夫と連絡がないと不安な私


わたしはMBTI診断で、INFJ(提唱者)。
 
夫はINFP(仲介者)で、5歳年下です。

今回は、私と夫の「愛情表現の違い」といった部分を掘り下げてみます。

* * *

心配性で過干渉なのは親譲り?


わたしは、ドライな性格だと思います。
 
LINEの返信も、自分の気が済めば返信を止めてしまうタイプです。
 

一方で、それとは真逆の「過干渉」で「心配性」な一面もあると自覚しています。

これはINFJの気質というよりは、きっと「母親譲り」なんです。

実は、母はわたしがまだ2~3歳くらいのときに、心身を病んで入院していたことがあります。
(当時は自律神経失調症とか言われたそうです)
 

病気のことは大人になってから知ったのですが、

「3歳まで十分愛情を注いであげられなかった」
「愛情不足だったかもしれない」

とわたしに謝ってきたことがあったのです。
 

「三つ子の魂百まで」という諺が母を苦しめ、きっとわたしに対して罪悪感があったのでしょう。
 

そして、わたしは3人兄弟の末っ子。
 
物心ついたときには母はかなり心配性というか・・・

友達関係にまで足をつっこんでくるし、過保護&過干渉な時期が長かったです。(今も高頻度で連絡が来ます)
 

また、わたしの母は一人娘。
 
自分の親(わたしから見た祖母)に毎日「ご機嫌取り」の電話をしており、週末は必ず会いにいっていました。
 

祖母にとっては、一人娘から連絡をもらえることが愛情の確認方法。
 
母もその期待に答えるために、日々気を付けていて、それが習慣化したのでしょう。 

ということで、3世代を遡ってみると、
「連絡する・心配する=愛情」だというのが染み付いてしまっているわけです。
 

わたしの過去の恋愛を振り返ってみても、

「連絡がくるとすぐに返信しないと気がすまない」
「連絡がこないと不安」

という、“疲れる恋愛パターン”を繰り返していました。
 

なぜならそれがわたしにとっての「愛情表現」だと信じていたし、逆に連絡が貰えないというのが「悲劇(愛されていない)」だったんです。
 

心理学の本を読んでいて、自分の恋愛スタイルは、親子関係が原因だと聞くと、納得できる部分がありました。

自分からほとんど連絡してこない夫


そんなことも踏まえて、今の夫との話に切り替えると・・・
 
夫は決して「連絡がマメなタイプではない」です。
 

でも、付き合いたての頃のわたしは、あまり不満はありませんでした。

おそらく「彼氏ナシ期間」が長かったことで、「わたしはわたし」「相手は相手」という線引ができるように成長していたからだと思います。

つまり、相手に依存しがちな「過去の恋愛スタイル」から少し卒業できていたので、「自分」に集中できていたんですね。

親元から離れて一人暮らしをし始めたので、「親の過干渉」という空気から抜け出せたことも大きかったと思います。

それに、夫は、連絡が多くないですが、返信の内容はしっかり熟考してくれている感じが伝わってきました。
 

たま~に、わたしが過去の恋愛から抜けきれなくてメンヘラ気味になったり、「昔こんなことがあってつらかった」みたいなことを打ち明けても、「話してくれてありがとう」とか「つらかったんだね」としっかり受け止めてくれたんです。
 

彼は基本的に「受け身」であり、広い心の持ち主で、今まで付き合ったタイプとは違いました。
 

私のことが完全に理解できなくても、「相手を尊重できる」「受け止める」ということができる人なんだと思います。
 

彼は穏やかでふわふわしている感じです。

ゲームや本に集中して、他人に無関心に見えるときもあるし、自分から積極的に連絡をしてくるタイプじゃないけど、決して愛情がないわけじゃないんだと分かりました。

夫からのストレートな愛情表現


自分からはあまり連絡してこない、それに恋愛経験もあまり多くない夫。

驚いたのは、結婚して一緒に住んでみると、毎日のように「好きだよ」「愛してるよ」と言ってくることです。
 
別にいちゃいちゃしてないときです。笑

アメリカ人とかによくある、社交辞令というか、口癖みたいなものでもありません。


あるとき、「なんでそんなに、好きって言ってくるの?」と夫に聞くと、「ふと言いたくなるから」だそうです。
 

私にはよく分かりませんが、これが彼なりの愛情表現なのでしょう。

ド直球で、シンプルとしか言いようがないです。笑


これが「羨ましい」と思う人もいるかもしれませんが、一方で彼は、わたしの誕生日にも「何が欲しい?」とか「何がしたい?」とか、あまり聞いてくれたことがありません。(たぶん忘れてる?笑)
 

たまに、そういうのが悲しくなり、怒りをぶつけてしまうときがあるけど、そんなときは後から一人で反省します。 


わたしはついつい、

「気にかけてくれることが愛情」
「モノをくれることが愛情」

という刷り込みが強いけれど、そんな間接的なことをしなくても、彼は日々の中で、しっかりとわたしに愛を伝えてくれていました。

(本当に何か欲しいときは自分からおねだりします。笑)
 

それぞれのスタイルで愛を更新する


わたしは結構ドライなので、彼のように「好き」という感情がそこまで溢れてくることがなく、違う形で伝えているつもりです。

彼の日々の体調を気遣ったり、「今日どうだった?」と声を掛けたり、洗濯物を丁寧に畳んだり・・・。


それが「わたしなりの愛情」だと彼に伝わっているかは分かりませんが(何も気づいてなさそう。笑)、相手に合わせなくても、お互いのスタイルで表現していけばいいのかな・・・と思ったりします。 


「何が“愛”だと感じるのか?」というのは、きっと人それぞれ違うんでしょうね。
 
言葉や表情だったり、連絡の頻度だったり、それこそプレゼントの中身だったり。


純粋な愛情表現のときもあるけど、「相手の機嫌をとる(下心があったり)」とか「媚びる」みたいな行為になっていたりもするから、難しいなって思います。


彼を見ていると、「私のため(機嫌をとるため・喜んでもらうため)」っていうよりも、ただただ「自己満足」で伝えている感じが凄く伝わってきます。笑


でも、本来はそういうものですよね、愛情表現って。

夫との出会いによって、愛情表現にも色々あるんだなって思えたし、「別にそれでいっか」と満足できている自分がいます。
 
「結婚」という前提関係があるので、安心できている部分もあるのかな。


最後に、夫婦関係を続ける上で、私が心に留めているアドラーの言葉をご紹介します。

愛は「持つ」ことはできない。

常に更新される「経験」であり、

「流れ」である。


「愛」は続ける努力が必要。

決して、今の状況に甘んじることなく、

私達なりの愛を更新していきたいと思います。


おしまい。



他の記事もよろしければどうぞ!


いいなと思ったら応援しよう!

ナカノ@まったりフリーランス🪴
最後まで読んでくださりありがとうございます。 応援していただけると励みになります!