2021 ゴルフ日本シリーズJTカップ
国内男子ツアー今季最終戦のゴルフ日本シリーズJTカップが12/2~12/5にかけて東京よみうりカントリークラブ(東京 7023yd/パー70)で行われた。
今季最終戦ということで、注目されるのが賞金王争いである。優勝賞金が40万円と高額なため、多くの選手に賞金王のチャンスがあった。前週までのトップチャン・キム、2位木下稜介、3位金谷拓実、4位星野陸也、5位稲森佑貴に可能性があった。キムが優勝外となることを条件として、木下は単独2位以上、他3名は優勝すれば逆転賞金王となる。なかなか期待が持てる最終戦となった。
さて肝心の試合の方であるが、最終日単独首位から出た谷原秀人が69で回り、通算12アンダーで優勝、11月の「三井住友VISA太平洋マスターズ」に次ぐ今季2勝目、ツアー通算16勝目を挙げた。
3位スタートの宮里は2打及ばず、通算10アンダーで2位となった。
金谷は66マークし、通算9アンダーの3位でフィニッシュした。
池村寛世と堀川未来夢が通算8アンダーで4位。
星野陸也は7アンダーで6位、稲森佑貴は5アンダーで8位となった。
賞金ランクトップで最終戦を迎えたチャン・キムは通算2オーバーの22位に終わったが、賞金王のタイトルを獲得した。米国人選手が賞金王となるのは1987年のデイビッド・石井以来34年振りとなった。
キムを追う1番手だった木下稜介は通算3オーバーで26位に終わり、悲願の賞金王はならなかった。
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