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サイクルボール シーズン1 を走った話⑥「ふくいち」

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お詫びから始まるフクイチ。
近所のヤンチキな自転車店に冷やかしで自転車を眺めている。
TREK.EMONDA SLR7 いいなぁ…
店員が寄ってくる「エモンダいいっすよね!」
    おっさん「いやぁ、本当はピナレロの白いのが好きなんだよね」
      店員「グレードわかりますか?」
    おっさん「いや、2020年モデルだからもう売ってないでしょ」
        「PRINCE FX DISC の ホワイトアメジスタです」
      店員「あー、あれカッコイイですね、少々お待ちください」
         …
創業家三代目店員「合うサイズ515だと、全国であと3台在庫です」
    おっさん「え!?、まだあるの!でも高いからねぇ~」
創業家三代目店員「少々お待ちください!!」
         …
どうしてこうなった!!!! TCR!キャニオン!ESCAPEもあるやろ!!

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第二の故郷っぽい福島県へ

モータースポーツのドライビングスクールで足しげく通っている福島、
今回も楽しく走りたいと思います。
前回までの反省を踏まえ、以下の対応。
 獲得標高を考慮し、11-34にしようとしたが、ピナレロSSケージで不可
          また52-36 / 11-30 となる。
 宿泊先のホテル(飯坂温泉)の駐車場に先行して車を停め、
          ゴールした後に自転車を収納し宿泊する。
 コースを拝見したが、獲得標高がフジイチと同じくらいだった事と、
          前半詳しく知っている場所だったので油断する。
 本当に福島は美しい。 熊鈴は忘れず装着www

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それではフクイチスタート!!

今回は、毎年お世話になっているリンクサーキットに挨拶に伺う事を前提条件としているため、サーキットの運営時間に顔を出せるタイミングでスタート。いつも車で走る市街地を自転車で走るのは新鮮です。
予定したコースを足を使わないよう登ります。
チェックポイントのエアポートを通過し、目的のリンクサーキットへ。
サーキットへ入場する坂が結構な仕上がりでアレですが、
久しぶりに皆さんの顔を拝見し、エネルギーをもらい再発進!!
カンバンにチャリを掛けて写真撮ろうとしたらチャリが倒れて傷つきました
もらったエネルギーはあっという間になくなりました(笑)

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フルーツラインから、1つ山側の道を走ります。
土湯温泉に向けて走っていく感じですね。
これからあの山に登るのか…という絶望感が半端ない瞬間でした。

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ほとんど走っていませんが、車で写真を撮る場所でパチリ

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磐梯吾妻スカイラインを登ります。
旧スキー場跡。このころはまだ全然元気があります。
ギアはインナーですが、2枚目3枚目あたりでボチボチと登る。

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不動沢のあたりですね、紅葉の季節で観光客が多く
ロードバイクに乗ったおっちゃんはレアキャラとして結構注目されます。
多少、こういう環境にも慣れてきましたが恥ずかしいです(笑)。

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さらに登ったところ、道路わきに駐車場が設けられており
観光客が車を停め、朱色に染まる山々を楽しんでいます。
そのわきを (*´Д`)ハァハァ しながら登るオッサンはシュールです。

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少しづつ、森林限界が近づいてきました。
富士登山をした時以来の経験です。
ここで致命的なミスに気づきます。(食べ物がない)
多少のパンなどは準備してスタートしたのですが、いつか完食。
飲み物はありますが、売店とかあると思っていました。

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よく見る景色に出会う。
これから進む景色として想像していたのですが、振り返ったらこの景色。
警備のおじさんが居て「火山ガス注意、車の窓開けるな」と看板があるの…
あれ?チャリ逃げ場無いんじゃ…という不安が(笑)

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浄土平というレストランに向けて最後の登り!!
結局、レストランは入りませんでした。( 判断間違えてる )
写真を拡大すると渋滞が起きているのが分かると思いますが
ボッチライダーが大渋滞のレストランに入る度胸がなかった。
というか、並ぶのが嫌いなので入りませんでした。
結果、この先の下り区間で身体が冷えすぎて危なかった。
マビックのウインドブレーク(とても薄いやつ)を持って行ったのですが
山の上と下で気温が違いすぎ、翌日初降雪、山頂気温2℃でした。
挑戦日が1日ズレていたら、走る事すらできませんでした。

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浄土平から死にそうな顔で、身体冷やされすぎて手がしびれるくらい…
ギアを下げてブレーキを必死で握りながらペダリングして身体を温めて…
でもエネルギーがあまりなくて温まらなかったり…と、
大変な経験をしました。事故無く良かったですが、猛反し次に活かします。
なんとか、道の駅つちゆまで下ってきたので、ここで待望のエネルギー補給
大げさではなく、この団子がなかったら途中で倒れていたと思います。
お団子のタイミングもギリギリ、ほんとギリギリセーフでした。
このお団子の暖かさは忘れません。

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サファリやエビスを超えて、ふもとまで…。
暖かくなり、身体に力が戻ってきました。
さっきまで、あの山の上に居たんだな…と

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チェックポイントに気になるアレがあったのですが想像以上でした。

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いつもお土産に桃とか買ってるあづま果樹園さんで。
ドリンクサービスがあったのですが、恐縮すぎて道端で…。

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今回も無事完走。
翌日、献血して帰りました。

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反省

獲得標高で単純に判断していましたが、
フジイチは休憩場所がいくつもある中での登り下り。
フクイチは、限られた場所でずっと登り。
愛知から福島までの環境(特に気温)、山の上と下での気温差、
このあたりの把握が全然できていなかった。

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