Web広告を出稿する前に・・・

「広告を出そう!」と思いたってからすぐに出稿することも可能ですが利益を得るためには効果を出す広告を出稿するためには様々な準備が必要です。

今回は、その「準備」についてどんなことがあるのか書いていきたいと思います。

まずは・・・

1.サイトを準備する

最近は自社の Webサイトを持っている企業がほとんどですがそのサイトは Web広告の効果を最大限発揮できるものなのか。

もし、そうではないものだとしたら・・・・

ランディングページ(LP)というページを作る必要がある。

★ランディングページ(LP)とは・・・検索結果や広告などを経由して訪問者が最初にアクセスするページのことです。

ユーザーが「自分の知りたい情報が載っているはず」という考えのもと、サイトに訪れるため、その要望に合わせてページを用意する必要があります。

2. Web広告全体の目的を決める

目的は企業によって異なります。例えば、「サービスの登録者数増加」「キャンペーンの応募者増加」や「実店舗へのライ来店促進」などがあります。

また、その目的を達成するために測る指標のことを「コンバージョン」と呼びます。

このコンバージョンは Web広告費用対効果を見える化するため価値ある行動のことを指しますが、何を持ってコンバージョンと呼ぶのかはそのサービスによって異なります。

また、webで測れるコンバージョンに対して、webだけでは測れないコンバージョンもあります。

コンバージョンの例として・・・

不動産のサイトだとすると

webで測れるコンバージョンは、「資料請求」や「物件の問い合わせ」です。

 Webだけでは測れないコンバージョンは、「実店舗への来店」「物件の契約」です。

3.コンバージョンの質を理解する。

何を持って「質がいい」と呼ぶかは様々ですが先ほど出した不動産の例で行くと、物件の家賃や購入額が高いほどコンバージョンの質がいいと言います。このようにそのサービスにあったコンバージョンの良い質を理解しておく必要があります。

4.自社の強みを理解する

自社のサービスや商品をユーザーに知ってもらい、利用、購入したいなどと思ってもらうためには、まずは紹介する自分が自社のサービスや商品の良さなどを十分に理解しておく必要があります。また、それに加えて他の企業とのサービスと比べてどんな利点があるのか、自社の強みになる部分はどこなのかということも理解しておくべき点です。

5.効果測定できる環境を整える

管理画面を見たときに、広告効果を一元化して効果測定できなければ本来の効果とは違った結果が出てしまう可能性があります。

そのため、Google Analyticsなどの無料ツールから導入し、横断的にユーザーの行動を計測し、出稿の拡大の際に有料ツールを導入するという方法があります。

6.KPIとKGIを決める

★KPIとは・・・目標に関連するパフォーマンスを測定するための主な定量的な基準やデータのことです。予め定めたゴールに対し、どれぐらい進捗しているのか あるいは していないのか、要は、自分たちなりに成否を測るための基準となるもの。

★KGIとは・・・ビジネスの最終目標を定量的に評価するための指標です。「重要目標達成指標」とも呼ばれます。売上高や成約数、利益率など。

KPIとKGIの大きな違いはKPIが中間目標であるのに対し、KGIは「最終目標」であるという点です。

KPIを決める理由としては、KGI達成のために必要な行動をわかりやすくすること。また、運用中に現状と理想の差分を測るためです。

さらにKPIは初めに決めていた数字の変更ができるので、状況に応じて変えるという方法もあります。


◎学んでみて

想像以上にユーザーに商品を購入してもらうことの難しさだけでなく、そもそもサービスや商品を知ってもらうことの難しさを感じた。準備をしなければ売れないということがとても実感し、様々な視点からみた準備の必要性も学ぶことができた。だからと言って全部が全部準備をしていれば売れるというわけではないのでとても難しい業界だと感じ、ますます興味が湧いてきました。



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