一人なんだから好きなものを食えばいいじゃないか(若洲公園キャンプ場その2)
令和初どころか生まれて以来初のお一人様キャンプにようやく出かけることができた(こちらもどうぞ)。
実を言うと、食事をどうしようというのが、ちょっとした悩みとなっていた。
料理が苦手とか億劫とかいうわけではない。「主夫ライター」などと名乗ってもいて、会社で激務をこなしている妻に代わって、夕食は僕が作っている。自分の朝昼の食事も自分で作る。お一人様キャンプにふさわしい食事がイメージできなかったのだ。
だが結論も出ないので、食事については思考を停止し、調理道具だけは一通り積み込んで、キャンプ場についてから考えることにした。
僕の住む市川市(地図の右上からはみ出たあたり)から江東区の若洲までは、途中長々と人が住んでいるところを通る。
ところが国道357号の新木場という交差点(地図の赤丸)を曲がると工業地帯で基本的に人が住んでいない。新木場交差点から若洲公園キャンプ場までは約3km。その間当然ながらスーパーマーケットなどはなく、この辺りで働いている人のためにコンビニが何軒かあるのみ。一番近いスーパーまで片道6km以上あるのだ。
ということで、テントやタープの設営が終わってから食料品の調達に出かけたわけだが、いかんせん疲れている。一番近くのコンビニで買うことにした(それでも往復で3.5kmほど)。
それが逆に良かったのだろう。調理したくても、場所がら生の食材など置いていない。袋入りのおでんさえない。弁当やサンドイッチ以外は、サラダなどの調理済み惣菜、そして缶詰しかない。迷いはなくなった。一番楽であり、それでいてキャンプっぽいセレクトにした。
それがこれ。笑
いちおう免罪符のようなサラダがあり、あとは缶詰を温めるだけ!
そして本命はこれ!
日が暮れてからはこれ!
ワイルドとしか言いようがない組み立てだが、こんな風に美しく設営して、
ゲートブリッジなどを眺めながら飲食すれば、とてつもないごちそう感になる。
これこそがキャンプの醍醐味だと、あらためて思い出した次第。つまり、外で食えば何でもうまい!
あと重要なことは、さすがに夫婦でキャンプに行くときはこれでは済まないということだ。おっさんの一人キャンプだからこその組み立てと言える。
ということで、持参した調理用品のほとんどがムダになった!笑 つまりもっと荷物を減らせるということだ。これは朗報。クルマのときなら多少荷物が多くても気にならないが、自転車ではできるだけ荷物を減らしたい。
ただ良かったのは調理器具の入れ物の中にキッチンペーパーを入れていたこと。これがむちゃくちゃ役に立つ。キッチンペーパーだけは忘れないようにしないといけない。
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